この日、対戦予約をしていたのが、「北太平洋船団護衛戦」(大サトー会)です。今月のソロプレイでもアップしましたが、小説版RSBCの海上護衛戦を描く戦闘級です。
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 今回は、シナリオ3「護衛船団襲撃」で、輸送船2隻を護衛する駆逐艦2隻とUボートとの戦闘を描きます。陣営は、ドイツ軍(若月)対日本軍(mitsu)です。ドイツ軍は輸送船2隻を撃沈すれば勝利、日本軍はUボートを狩れば勝利です。ともに条件を満たすか、あるいは、ともに満たせなければ、引き分けです。セットアップでは、Uボートは輸送船の左前方という理想的な位置でのスタートです。
T0
 第1ターン、いきなり、Uボートが浮上し、高速で船団に接近します。Uボートは対艦射撃を受けることになりますが、これにより、高速が発揮でき、バッテリーの補充ができます。かつ、距離があるので、駆逐艦の命中率は決して高くないことを見込んでの行動です。
 これに対し、駆逐艦は回頭して、前後の砲塔で対艦射撃を実施します。1発が命中となるも、損害判定の2d6で8以上が出ず、Uボートに損害なし。
T1
 第2ターン、あっという間にUボートは輸送船に接近し、潜望鏡深度に潜航します。護衛艦は、次ターンに対潜兵器を見舞わんと、突進します。
T2
 第3ターン、ここは危険と判断したUボートは、一旦、向きを変え、なんと、駆逐艦の真下に逃げ込みます。駆逐艦は、すわと、爆雷を見舞うも、海中を掻き乱しただけで不発に。
T3 駆逐艦の真下に逃げ込むUボート
 第4ターン、ここで船団は之字C法に従って、左回頭をします。奇しくも、Uボートにとって最良の雷撃位置に!
 Uボートは潜望鏡深度に急速浮上し、海中騒音で攻撃を受けない位置から、魚雷を発射します。TS02の後舷側を狙った高速魚雷は、ギリギリで外れになります。が、後方からTS01を狙った4発の追尾魚雷のうち、2発が輸送船の推進器の音響に反応し、爆発!1発目で損傷状態になったところに、止めの2発目が命中し、TS01は沈没します。
T4 雷撃!
T4 TS01、撃沈!
 対潜兵器が使えない日本軍は、それでも潜望鏡の位置を確認し、対潜弾射撃を実施。高い技量で命中をさせるも、船体をかすめただけで損害はなし。ならばと、もう一隻の駆逐艦が体当たり(!)を試みましたが(小説でもあった)、惜しくも潜水艦がすり抜けてしまいます。
T4 対潜弾命中も、ヒットなく。衝突を仕掛けるが・・・
T4 終了時
 第5ターン、ここでバッテリーを消耗した潜水艦が浮上。急ぎ、輸送船の位置を確認すると、残魚雷を全て発射管に。
 駆逐艦はすかさず、対艦射撃に切り替えて猛射するも、命中弾は1発のみ。が、波浪で照準が甘くなって、船体をかすめただけになります。
T5 対艦射撃も損害なし
 第6ターン、充電をしたUボートは、急速潜航すると、ここで、最後の輸送船に、全魚雷を発射します。確率的には、ほぼ撃沈のはすでしたが・・・ここに来てdrに祟られ、命中は2発。1発が船体をえぐり、損傷させ、もう一発は機関室に浸水を引き起こします(特殊損害で航行不能)。が、輸送船はかろうじて浮いています。
T7 全魚雷、発射!
 怒りに燃える日本軍は、1隻が対潜弾射撃を実施しますが、これははずれに。なんとしても、一矢報いたい駆逐艦は、急速回頭をすると、ヘッジホッグを発射!この前方投射兵器が、ついに、潜水艦を捉え、Uボートに浸水を引き起こします(ステップロス)。
T6 ヘッジホッグ、命中!
 第7ターン、もはや、魚雷もなく、逃げ切るしかないUボートは少ない電池で逃げ切りを図りましたが・・・ここに必殺のヘッジホッグが、再度、命中!外郭を粉砕されたUボートは、北太平洋の藻屑と消え、日本軍の勝利が確定しました。
T7 もう1隻のヘッジホッグで、止め!
 隠蔽(プロット)を用いない斬新な対潜水艦戦で、プレイ感は極めて良好です。ただ、そのために敢えて損害率を押さえており、魚雷の損害も波があり、駆逐艦の対艦射撃も弱めになっていて、drへの依存度は高めです(運のしの部分があり)。もっとも、振れ幅が大きいのが、対潜水艦戦なので、ゲームとしてはバランスが取れていると思います。