続いて、事前に予約していた「ドイツ装甲師団長」(アドテクノス)シナリオ「キャンペーン‘44」第1回戦を対戦します。陣営は、ソ連軍(ひで)対ドイツ軍(mitsu)です。
第1回戦なので、両軍が部隊編成を行います。ドイツ軍は、戦車はそこそこだったものの、ナスホルンが2個中隊にヤクトパンターが2個中隊と、対戦車能力は高めです。さらに、歩兵は自動車化が8個に、装甲擲弾兵が9個、工兵が2個と非常に潤沢で、しかも部隊司令部が3個と、これなら、広めの戦場であっても、戦線構築は可能です。そして、攻防の鍵を握る砲兵は、フンメル1個、ヴェスペ3個、105mm砲1個で、弾薬は10と、かなり強力です。
第1回戦なので、両軍が部隊編成を行います。ドイツ軍は、戦車はそこそこだったものの、ナスホルンが2個中隊にヤクトパンターが2個中隊と、対戦車能力は高めです。さらに、歩兵は自動車化が8個に、装甲擲弾兵が9個、工兵が2個と非常に潤沢で、しかも部隊司令部が3個と、これなら、広めの戦場であっても、戦線構築は可能です。そして、攻防の鍵を握る砲兵は、フンメル1個、ヴェスペ3個、105mm砲1個で、弾薬は10と、かなり強力です。
[ドイツ軍]56ユニット(個数の記載なしは1つ)
戦車11個中隊(Ⅲ号2個、Ⅳ号4個、Ⅴ号3個、Ⅵ号a型2個)
駆逐戦車・対戦車自走砲6個中隊(三突、Nashoron2個、Ⅳ号駆逐戦車、ヤクトパンター2個)
88mm対空砲
砲兵5個中隊(フンメル、ウェスペ3個、105mm砲)、弾薬数10
擲弾兵8個中隊、装甲擲弾兵9個中隊、工兵2個中隊
偵察6個中隊、支援火器4個
師団司令部、戦闘団司令部3個
一方のソ連軍は、T34/76が12個中隊だったものの、T34/85は6個のみ。JSはなく、かつ、数が頼りのはずの歩兵は、僅かに13個中隊。SU85が12個中隊いるのが、せめてもか。砲兵はソ連軍にしては珍しく、ラッチョ・ブム(76mm砲)が2個中隊に、122mm砲が2個、射程は短いが107重迫撃砲が2個で、弾薬も10と豊富です。戦闘団司令部はかろうじて1個で、狭い戦線ならなんとかなりますが、ソ連軍らしく指揮系統は貧弱です。
[ソ連軍]52ユニット(個数の記載なしは1つ)
戦車18個中隊(T34/76 12個、T34/85 6個)
対戦車自走砲13個中隊(SU85 12個、SU122)
砲兵6個中隊(76mm野砲2個、122mm砲2個、107M2個)、弾薬数10
狙撃兵8個中隊、自動車化狙撃兵5個中隊
師団司令部、戦闘団司令部
なんと、ドイツ軍の数の方がソ連軍より多いという、珍しい展開です。そして、今回はABと、かなり幅のある戦場になります。ドイツ軍盤端の西部は平地が多く、中央から東にかけては、森林・荒れ地・河川が多くなっています。守りには向きませんが、平地での機動戦なら、かなり分があります。ソ連軍は、地形効果があって守りやすい一方、南北いずれかを突破されると、道の本数が少なく、かつ、コマンドチェック(CC)が低く、高速移動がしにくいため、どうにも敵の浸透を塞ぐのは困難です。
なお、ルールにセットアップの規定がないので、両軍はブラインドでセットアップをしました。ドイツ軍は、途切れのない二重戦線を構築し、主力の装甲部隊は中央部に集中します。何度か、対戦をした結果、これがドイツ軍の基本で、敵が攻勢に出ても、両翼が持ちこたえているうちに、中央の装甲部隊が機動攻撃をして、先鋒のスピアヘッドを叩きます。敵が怯んだら、カウンターを仕掛けます。中央部が薄ければ、装甲の強力な打撃で痛打を与え、そのまま、突破も狙えます。攻勢任務(突破、威力偵察、攻撃)ならば、装甲を集中して、敵の最も薄い部隊を叩き、消耗戦を仕掛け、薄くなった敵を撃破して、突破を狙えます。ちなみに、今回のドイツ軍の任務は、「威力偵察(敵マップから3ヘクス以内に、戦闘団司令部を進出させる)」です。
ソ連軍も同様にしたかったそうですが、いかんせん、歩兵の数が足りず、司令部も二つしかないため、敢えて南北に延翼せず、中央付近に戦力を固めます。この配置だと、敵の任務は、防御と維持、撤退は考えにくく。戦力差でも突破はおそらく不可能で、1/3の攻撃か、ドイツ軍戦線が敗走すれば、威力偵察もありそうです。
第1ターン、先攻のドイツ軍は当初の計画通り、両翼の歩兵を前進させ、2重戦線を張るとともに、中央部では主力の装甲部隊がやや突出した戦線を張ります。
第2ターン、ドイツ軍は早速、第203装甲師団の売りである突撃砲スタック+戦車で、中央部の1スタックに攻撃をかけます。突撃砲の倍加効果にフンメルの射撃を加えて、68火力を確保。対するソ連軍も惜しみなく122mm砲を投入し、3:1に比率を引き下げます。結果は、C。ソ連軍にとってはベストのdrで、両軍のユニットが混乱し、ドイツ軍はやむなく混乱部隊を後退させ、予備にしていた歩兵と戦車、偵察兵を前面展開し、戦線を維持します。
ソ連軍ターン、ここぞとばかりにソ連軍は、再び、122mm砲で砲撃。狙いは、TIGER大隊+装甲擲弾兵スタック!戦闘比は1:1でしたが、これをDRとして、一時的に前線に穴を開けます。そこから、全機械化部隊を投入し、最前線の3個スタックに包囲攻撃を敢行するはずでしたが・・・この時、ドイツ軍にはヴェスペ3個中隊が防御砲撃に備えており、機械化部隊を分散していたことが祟って、1:1が立たないことが判明します。それでも、失うもののないソ連軍には、一か八かのギャンブルもありましたが・・・ここで、主力の1/3が無力化(まさかのAE)になると、後方の司令部まで危機に。やむなく、砲兵隊と司令部を下げ、街を起点に諸兵科の防御線を構築します。
第3ターン、ドイツ軍は、北部から中央部で歩兵による戦線構築が始まり、後方には一定のリアクション部隊が待機。こうなると、ソ連軍は簡単に攻撃はかけられず。万が一、包囲された部隊が生き残れば、カウンターで敵を撃破できます。
そして、速戦で南部の街を攻略すると、中央の主力を一気に南部に突進させます(高速移動)。さらに、敵の防御のない東端に向かって、部隊を前進させ、盤端までのルートを確保します。
ちなみに、ソ連軍の任務は「突破」だったのですが。到底、初期戦力では達成できないと判断したソ連軍(ひで)は、なんと、中央部でドイツ軍に攻撃をさせ、隙ができたら、消耗戦に持ち込む作戦だったそうで(全く、気が付かなかった!)。1個戦車軍団を磨り潰しても、敵兵力の消耗を狙っていたとは。第3ターンの攻撃失敗(C)は、巧みな後退で部隊を守れたものの、あやうく、頭から罠にかかるところでした。
ひでさんは、初めての対戦でしたが、「お互いの意図がわからないところが、実に面白い!」と。セットアップや敵の動きから、類推をしますが、この丁々発止の読み合いが楽しかったらしく。それでいて、かなり細やかな戦術的攻撃や隙を作らない戦線形成など、それなりの技量を必要とするあたりは、あの時代のゲームらしく(決して、行き当たりばったりでは、勝てない)。ぜひ、続きも対戦したいものです。
[第1回戦終了時]
ドイツ軍の得点:3VP
ソ連軍の得点:0VP






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