この日の緒戦は、前回に暖機プレイを行った「ドイツ装甲師団長」(AD)キャンペーン‘44です。ドイツ軍は、臨時の装甲師団を編成し、12戦を戦い抜くという、強烈な設定です。組織的にはドイツ軍に分がありますが、ソ連軍は毎回、フレッシュな戦力をランダム決定し、損害を顧みず、相討ち上等の攻撃をかけられる利点があります。
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 第1回戦の戦場はABと、半分より広めのマップで、縦深と幅もあります。両軍の戦力は以下のようになりました。
[ドイツ軍]45ユニット
 戦車13個中隊(Ⅳ号8ユニット、Ⅴ号3ユニット、Ⅵ号b型1ユニット)
 駆逐戦車・対戦車自走砲4個中隊(Nashoron、ヤクトパンター)
 88mm対空砲3個中隊
 砲兵4個中隊(ウェスペ3ユニット、105mm砲1ユニット)、弾薬数8
 擲弾兵8個中隊、装甲擲弾兵4個中隊、工兵1個中隊
 偵察4個中隊、支援火器1ユニット
 師団司令部1ユニット、戦闘団司令部2ユニット
[ソ連軍]46ユニット
 戦車15個中隊(T34/76 8ユニット、T34/85 6ユニット、JSⅠ1ユニット)
 対戦車自走砲(SU85 12ユニット、SU122 1ユニット)
 砲兵3個中隊(カチューシャ1ユニット、107M2ユニット)、弾薬数7
 狙撃兵7個中隊、自動車化狙撃兵6個中隊
 師団司令部1ユニット、戦闘団司令部1ユニット
 ドイツ軍は、戦車と駆逐戦車・対戦車自走砲がかなり充実しているので攻勢力は高いですが、歩兵が(工兵を入れても)13個中隊と、広い戦線を守るには、厳し目です。また、偵察が4個中隊(最低値)で弾薬数も8と、十分にいる砲兵を活用しきれない状況も考えられます。
 ソ連軍は、弾薬数は7あるも、活用できる砲兵が、射程の短い重迫撃砲とカチューシャが3個中隊と、そもそも少なく。直接の打撃力となる対戦車自走砲は13個中隊とそこそこですが、破城槌こと戦車が15個中隊(しかも半数は旧式のT34/76と、十分とは言えず)。防御は、歩兵の数は平均値で、戦闘団司令部が1ユニットあるのが、せめてもか。
 第1回戦のドイツ軍の任務は「攻撃」で、敵の1割以上の撃破を目指します。これに沿ってセットアップでは、南では地形を利用した防御を、北側では歩兵による防御の配置をします。そして、中央には強力な装甲兵力と砲兵を集中します。理想は、敵が攻勢をかけてきたら、リアクションと防御砲撃でARを誘い、その後に装甲兵力を集中した反撃で敵の除去を狙います。そうでなければ、敵の弱い部分に集中攻撃を行い、任務達成を目指します。
 一方のソ連軍は、前線に満遍なく歩兵を配置し、北側に主力の戦車兵力を、南側にも若干の対戦車自走砲を置きます。この配置だと、「突破」または「維持」が任務か?!
T0
 第1ターン、先攻のドイツ軍は計画通り、南で地形を利用すべく、前進をします。そして、主力の装甲兵力は中央部を突進します。北部の歩兵は、敵の攻撃をまともに受けないように、若干の距離を置きながら前進します。
T1D
 一方のソ連軍は、まず、歩兵が一斉に塹壕堀りを始めます。南側では、3個中隊のSU85が前進し、森に展開しますが、接敵せず。そして、北部から中央にかけて、戦車と対戦車自走砲が広く薄めに展開します。ドイツ軍の「突破」または「威力偵察」を警戒し、こちらの前衛を牽制か。
T1S
 第2ターン、図らずも敵の前線が薄くなっているので、ドイツ軍はまず「攻撃」任務を達成すべく、2カ所で5:1攻撃をかけます。北側は強力なⅤ号駆逐戦車とパンターを投入し、必殺を狙いましたが・・・なんと、ともにDRで撃破ならず。それでも、乱れた戦線の間隙から、装甲部隊を突入させ、敵を3カ所で包囲します。
T2D1戦闘
T2D
 続く、ソ連軍ターン、前ターンに移動した前線司令部が回復しなければ、敗走した部隊も回復ならず、ドイツ軍が優勢でしたが・・・1/2の確率を突破し、イワンにしては珍しく(失礼!)素早い回復となります。すると、周辺からの部隊も集めて、十分な数で反撃に出ます。狙いは、ドイツ軍中央の戦車2個中隊!が、ドイツ軍もリアクションで偵察中隊とパンター中隊を投入し、戦力比は2:1に。確率はまたも1/2でしたが、ソ連軍の攻撃が成功!
 
T2S2戦闘
 4個中隊が敗走となり、ソ連軍は余勢を駆って、隣接して戦線を張っていたⅥ号b型とⅣ号スタックを包囲します。
T2S
 第3ターン、ドイツ軍は包囲中の敵部隊2カ所に、砲兵を注ぎ込んで、3:1攻撃をかけます。確率は、2/3で成功でしたが、ああ、2カ所ともC!(両軍とも混乱)また、中央部で薄い戦線を張るT34/76中隊に、砲兵を注ぎ込んで、4:1攻撃をかけるも、これもDRで取り逃がします。う~む、drが酷すぎるゾ!
T3D1戦闘
 確率的には3:1攻撃のいずれかが成功して、その装甲部隊をⅥ号b型・Ⅳ号スタックの救出に向けられるはずでしたが、この計画は水泡に帰します。戦線は維持できるものの、このままでは、対戦車自走砲の倍火力攻撃を受けて、被包囲部隊が壊滅する恐れが。
 すでに貴重な弾薬を3単位消費していますが、数少ない予備をかき集め、最後の砲兵を注ぎ込んで、包囲環の中と外から、2:1の逆包囲攻撃を敢行します。1/6の確率で自滅のARがありましたが、ここは根性でDR!!敵のフルスタック(5ユニット)を昇天させ、脱出に成功します。
T3D2 救出作戦決行!
 ソ連軍ターン、敵前線の混乱を狙って、カチューシャが弾薬倍加砲撃(が、遠距離のため、元の4火力)をかけましたが(1:3)、これはARとなり、ドイツ軍は難を逃れます。こうなると、ソ連軍も無理な攻撃はかけられず、戦車を陣地内に均等に収容し、早くも防御態勢を取ります(もしや、敵の任務は「維持」か?)。
T3S1 カチューシャの砲撃
T3S
 第4ターン、夜間となり、包囲下の混乱状態のソ連軍5ユニットが降伏判定をします。確率は1/2でしたが、全て、降伏せず。う~む、こちらのdrも偏ってるゾ!
両軍とも、防御体制に移行
 日が開けて、二日目となりますが、両軍とも積極攻勢には出ず。ドイツ軍が一部の兵力を南に動かして陽動を図りますが、ソ連軍も南北の道路を使って、素早く戦車と対戦車部隊を移動し、隙を与えず。このまま、膠着状態でゲーム終了としました。
ともに、陣地でにらみ合い終了
 終了後、任務を確認したところ、
 ドイツ軍:攻撃 任務達成+2点
 ソ連軍:威力偵察 任務失敗でドイツ軍に+1点
となりました。ソ連軍も前進を試みましたが、ドイツ軍の高い機動防御に断念せざるを得なかったそう。
 ここで、3VPを獲得したドイツ軍は、弾薬も半分になっていたため、補充を選択します。
<撤収>
 Ⅳ号戦車1個、Ⅴ号駆逐戦車1個、装甲擲弾兵2個
<補充>
  Ⅴ号戦車2個、Ⅲ号突撃砲1個、ヴェスペ1個、88mm対空砲1個、105mm砲1個、擲弾兵2個、偵察2個、支援火器1個、自走支援火器1個、弾薬4
と、差し引き、8個中隊の増加となりました(総計53個中隊)。
 相変わらず、歩兵と弾薬が、若干、不足気味ですが、戦車と駆逐戦車、支援火器が十分におり、強引な攻撃や酷いdr(第1回戦!)がなければ、それなりに戦えると思います。
 VPは、ドイツ軍3点、ソ連軍2点で、次回の戦いに備えたいと思います。