先のドイツ装甲師団長(アドテクノス)シナリオ7「スプリング・ハズ・カム」の続きです。
後半となる第9ターン、アメリカ軍は、敵の攻撃失敗により包囲が可能となった、陣地の敵歩兵を襲撃します。5:1が立ったため、これを殲滅。1VPを加えます。
中央部では、包囲下の部隊を救出すべく、戦車と駆逐戦車をかき集め、12火力の攻勢砲撃支援で36火力とします。7戦力だった敵も、カチューシャの防御砲撃支援を加え、2:1としますが、ヤンキーの気迫が勝り、DR!脱出路を得た混乱部隊は離脱にも成功し、危機を乗り越えます。
ソ連軍ターン、南部に向かった戦闘集団司令部が回復し、中央と南部で再攻撃を行います。すでに敵に隣接している部隊による第1戦闘で、2カ所でCとします。
さらに、第2戦闘で連続攻撃を実施。弾薬備蓄がソ連軍を下回ったアメリカ軍(!)は砲撃制限をせざるを得ず、逆にカチューシャが後一撃を加え、2:1程度の戦闘ながら、ソ連軍がDRまたはCとします。そこから、イワンが数を生かした浸透を行い、2カ所の小包囲を成功させます。
第10ターン、未だ、VP的には優位に立ちながらも、ソ連軍の波状攻撃に押されているアメリカ軍は、中央部で突出した敵を2:1で叩きますが、ソ連軍はカチューシャを投入し、それを1:1に落としてARにします。第2攻撃で、包囲下部隊の救出の攻撃を行うも、2:1ながらARとなってしまい、解放ならず。
北部では、第1戦闘で陣地の敵に2:1攻撃を実施し、これをDRで撃退します。さらに浸透して敵歩兵を包囲し、第2戦闘をかけましたが、こちらはARとなり、AFVが混乱状態になり、一時的に攻勢能力を失います。
ソ連軍ターン、敵の攻勢失敗の隙を突き、北部で機械化歩兵を5:1で殲滅(3VPを獲得)。さらに、北の中央部を守る歩兵をに5:1をかけるも、アメリカ軍の必死の防御砲撃支援で2:1に低下。それでも、DRとして、一時的に戦線を麻痺させ、ソ連軍機甲部隊の突進で、敵の北部戦線は崩壊の一歩手前まで行きます。
アメリカ軍はかろうじて戦線を維持し耐えていますが、砲兵支援が激減したことで、損害が続出し、ソ連軍のVPが一気に上昇します。このターン終了時までのVPは、以下の通りです(部隊除去の点数のみ、市街地の点数は除く)。
アメリカ軍:27点
ソ連軍:19点
第12ターン(3日目の夜間)のアメリカ軍ターン、包囲下にあった歩兵が、降伏します(ソ連軍にさらに3VP).。
ならば、少しでも敵を撃破せんと、北部で単独の狙撃兵を5:1攻撃しますが、DRと逃げられます。が、これにより、M4スタックが後退路を確保します。そして、市街地に突撃してきた狙撃兵を逆包囲し、4:1で撃滅します(アメリカ軍に1点)。
ソ連軍ターン、南の司令部が回復するも、敵に接していたSU85が降伏します(4点!)。ソ連軍は北部の歩兵陣地へ4:1の猛攻を加え、これをDEとします。また、中央部から北へ押し上げてきたSU152の最強スタックが同じく歩兵陣地を攻撃し、DRとします。この部隊は被包囲上等と戦闘後前進を行い、郊外の敵の塹壕スタックを包囲します。
南部では、33火力+重迫撃砲4火力の攻撃を実施します。アメリカ軍もリアクションで対抗し2:1としますが、ソ連軍のdrが勝り、DRとします。続く、第2移動で、プラハ市街地の半数がソ連軍の占領地となります(アメリカ軍は北部の都市を含め、7カ所と都市の占領数では、ほぼ拮抗)。
終盤戦となった第13ターン、アメリカ軍は北部は救出のための4:1攻撃を行い、DRとして部隊の自由を確保します。中央と南部では、敵撃破のため、4:1と5:1攻撃をかけ、ともにDEとして、地道にVPを押し上げます(合計で2VP)。
移動で戦線を整理し、敵の攻撃を待ちます。
第2攻撃でも北部で猛攻を加え、アメリカ軍はなけなしの砲兵を投入して、2:1でCとしますが、ソ連軍の前衛がカウンターを覚悟で市街地へと雪崩れ込みます。これにより、アメリカ軍の歩兵スタックが被包囲下に置かれます。
ならば南部でと、中央の市街地南端で陣地に籠もる機械化歩兵に対し、3:1攻撃を敢行。これが、なんとDEとなり、後衛ががら空きに。
そこへ機械化部隊が殺到し、敵の支援部隊や工兵、混乱状態のM4に5:1攻撃を敢行し、2カ所でDEとして、合計5ユニットを除去します(これだけで、11点!)。もはや、アメリカ軍には最後の弾薬1発しか残らず、防御砲撃支援ができないのが響きました。
最終の第15ターン、逆転されたアメリカ軍はこの突破に対応せざるを得ず、反攻をかけたくとも、攻撃兵力を抽出できません。やむなく、これ以上の侵攻を遅らせるため、戦線を引き直し、可能な限り前線を強化するに止まります。
ソ連軍ターン、これが最後とばかりに、包囲した敵へ集中攻撃を見舞います。北部では、活性化した司令部が戦車部隊を回復させ、55火力を投入しますが、M4/76スタックが奇跡の粘りを見せ、なんとARに。これで、北部の市街地は小康状態に。
第2戦闘では、プラハ中心部で完全包囲されたM4スタックに、70火力の全力で攻撃をかけます。カチューシャ2個中隊が火を噴き、アメリカ軍も最後の105mm砲の砲撃で支援。結果、4:1とM4スタックは風前の灯火でしたが、なんとC!最後まで、僅かに残されたプラハ市街地を、奇跡的にアメリカ軍が守り抜きました。
アメリカ軍:41点(敵部隊撃破:39点、市街地占領2点)
ソ連軍:62点(敵部隊撃破:49点、市街地占領13点)



























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