昼食後、初の核使用で「ヴュルツブルク」(CMJ)C2「ヴュルツブルク包囲戦」に取り組みました。陣営は変わらず、ソ連軍(morita)対アメリカ軍(mitsu)です。
C2の表題は、「ヴュルツブルク包囲戦」ですが、そもそも、ソ連軍の初期兵力は圧倒的で、また、ヴュルツブルクに籠もろうものなら、容赦ない核攻撃が降り注ぐのは、自明でして。
まずは、ソ連軍が第1ターンの核攻撃をプロットします。その後にアメリカ軍の配置になりますが、端からヴュルツブルクを放棄して、市街地南の森林地帯に防御線を引きます。これで、核の多少の影響を受けるも主力は守れると踏んでいたのですが・・・第1ターンの核攻撃フェイズに、いきなり20Kt核ミサイルが陣地に籠もる機械化歩兵大隊を直撃し、これを蒸発させます。この配置を読まれるとは、ソ連軍(morita)には気が許せないんですよ~。
ソ連軍は全軍が増援で、多少の交通状態を起こしながらも、早くもヴュルツブルクの機体市街地に侵攻してきます。
アメリカ軍はただでさえ少ない部隊で阻止線を張るため、戦線を後退させます。
だが、第2ターンの核攻撃フェイズに、またもドンピシャで中央の機械化歩兵に、20Kt核ミサイルが直撃!陣地さえない歩兵部隊は瞬時に壊滅し、戦線の中央に大穴が飽きます。アメリカ軍も5Ktの核攻撃で、4ユニットを麻痺させる戦果を挙げるも(確率的には大戦果)、ソ連軍の勢いの前には、焼け石に水です。
核で開けた突破口から浸透してきたソ連軍の地上部隊が、アメリカ軍砲兵をZOCで拘束し、防御砲火を無効に。さらに後続で、3ユニットの地上部隊を包囲し、攻撃をかけます。3ユニットとも全滅となりましたが、唯一の救いはExが2カ所で出て、ソ連軍を道連れにできたくらいか・・・。ソ連軍ターン終了時に、マップ上のアメリカ軍はわずかに3ユニットまで撃ち減らされます。
アメリカ軍は増援でなんとか立て直すも、大幅に戦線を下げざるを得ず、早くもマップ南端近くまで撤退します。それでも、一矢報いんと、なけなしの戦車2ユニットとヘリまで投入して、敵の自動車化歩兵大隊を包囲殲滅しますが、Exでさらに1ユニットを失います。
第3ターン、さすがにアメリカ軍の退却が早すぎて、核は当たらず。逆にアメリカ軍は、最小の5Kt核で3ユニットを行動不能にします。 そして、ソ連軍ターン、一気呵成に敵を崩壊させんと、ソ連軍が両翼で攻撃をかけましたが、巧みな防御砲火と冴えないdrによって、全ての攻撃に失敗し、Axで一方的に2ユニットを失います。
敵戦線に穴が空き、絶好のチャンスでしたが、このターンにアメリカ軍の増援はなく、やむなく、防御態勢を維持します。
第4ターン、ソ連軍もさすがに全面攻勢はできず、戦線構築に狩り出されたアメリカ軍砲兵を攻撃するも、ああ、またもAx。ソ連軍の攻撃は、停滞します。
ここでアメリカ軍ターンになり、敵は戦線も張らず、道路上に並んでいます。余りに隙が多い布陣で反撃の誘惑に駆られましたが、味方も平気で吹き飛ばすソ連軍の核の罠ではないかと判断し、中央に突出した敵部隊のみを包囲殲滅します。(が、これは実はブラフで、ソ連軍は切り札の50Kt核を撃っていませんでした!)
第5ターン、ソ連軍の核はあと2発となり、イニシアチブは完全にアメリカ軍に。ソ連軍は1ユニットでも敵を減らそうと、中央に突出したアメリカ軍の戦車大隊に包囲攻撃をかけましたが・・・+20の戦力差だったはずが、防御砲火に加え、10火力という圧倒的な航空兵力を叩き込まれ、地形効果で-1にまで減少。A1となって、僅か1ユニットの撃破さえできず。
対するアメリカ軍は、迂回した地上部隊とヘリが敵の3ユニットを包囲し、増援と前線部隊、砲兵を計画的に投入し、全てを壊滅させます。
第6ターン、ソ連軍は時間稼ぎのために、最前線のアメリカ軍を叩くも、またも砲兵と航空部隊に阻害され、攻撃失敗。
13ヘクス射程の長距離砲を含む、最大数の援軍を得たアメリカ軍は、全面反攻に転じ、果敢にマイン河を逆渡河し4ユニットを包囲攻撃で撃破します。残りあと2ターンで、ヴュルツブルクにたどり着けるか?!
第7ターン、ソ連軍は残った部隊をかき集め、アウトバーン南に阻止線を引きます。そして、いまだ、高攻撃力の砲兵を巧みに指向して、マイン河を渡河したばかりのアメリカ軍砲兵を退却不能で除去します。
アメリカ軍は、全域で突撃戦闘を実施し、森林地帯を突破し、ヴュルツブルク至近まで迫ります。 そして、迎えた最終の第8ターン、ここでソ連軍の50Kt級がアメリカ軍の戦線中央で炸裂!幸い、直撃は2ユニットのみ(うち1ユニットが壊滅)でしたが、影響範囲が広く(7ヘクス)、さらに4ユニットが行動不能になります。
アメリカ軍もヴュルツブルク市街地に20Kt級を落とし、ソ連軍の3ユニットを行動不能にします。 ソ連軍は砲兵を含む全ユニットの機動を綿密に計算し、ヴュルツブルク郊外に最終防衛線を引きます。
アメリカ軍は、全ての機動部隊と砲兵をヴュルツブルク南郊外に集中し、突破を狙います。まず、自動車化大隊を攻撃しますが、こちらはD1で市街地には入れず。
残りは敵砲兵(!)への肉迫戦闘のみ。1/6の確率で失敗(Br)もありましたが、見事にD3で、後退不能で敵砲兵を除去!戦闘後前進でヴュルツブルク南市街地を確保し、ギリギリで勝利できました。
いやー、最後までタイトな勝負でした。2ターンの途中で僅か3ユニットにまで減ったときには、敗北の二字が浮かびましたが、戦術核がよく当たったこととソ連軍の攻撃drが低調だったことで、なんとか盛り返し。最後の最後で、ヴュルツブルクへの突入に成功するという、劇的展開でした。
今回、はじめて核を取り入れたのですが、相手がいつ、どこに、撃ってくるのかの駆け引きに脳味噌を絞り、その上、drで結果が変わるので、相当、不確実性が増します(核がないと、砲兵と航空機のみなので、かなり、戦闘予測が成り立つ)。今回も、第4ターンにかなり不自然な「罠」があったので、回避したら、実はブラフだったという丁々発止も!ゲーム勘のいいmoritaさんの核がよく炸裂し、mitsuは1の連続で影響力を発揮でした。
C2の表題は、「ヴュルツブルク包囲戦」ですが、そもそも、ソ連軍の初期兵力は圧倒的で、また、ヴュルツブルクに籠もろうものなら、容赦ない核攻撃が降り注ぐのは、自明でして。
まずは、ソ連軍が第1ターンの核攻撃をプロットします。その後にアメリカ軍の配置になりますが、端からヴュルツブルクを放棄して、市街地南の森林地帯に防御線を引きます。これで、核の多少の影響を受けるも主力は守れると踏んでいたのですが・・・第1ターンの核攻撃フェイズに、いきなり20Kt核ミサイルが陣地に籠もる機械化歩兵大隊を直撃し、これを蒸発させます。この配置を読まれるとは、ソ連軍(morita)には気が許せないんですよ~。
ソ連軍は全軍が増援で、多少の交通状態を起こしながらも、早くもヴュルツブルクの機体市街地に侵攻してきます。
アメリカ軍はただでさえ少ない部隊で阻止線を張るため、戦線を後退させます。
だが、第2ターンの核攻撃フェイズに、またもドンピシャで中央の機械化歩兵に、20Kt核ミサイルが直撃!陣地さえない歩兵部隊は瞬時に壊滅し、戦線の中央に大穴が飽きます。アメリカ軍も5Ktの核攻撃で、4ユニットを麻痺させる戦果を挙げるも(確率的には大戦果)、ソ連軍の勢いの前には、焼け石に水です。
核で開けた突破口から浸透してきたソ連軍の地上部隊が、アメリカ軍砲兵をZOCで拘束し、防御砲火を無効に。さらに後続で、3ユニットの地上部隊を包囲し、攻撃をかけます。3ユニットとも全滅となりましたが、唯一の救いはExが2カ所で出て、ソ連軍を道連れにできたくらいか・・・。ソ連軍ターン終了時に、マップ上のアメリカ軍はわずかに3ユニットまで撃ち減らされます。
アメリカ軍は増援でなんとか立て直すも、大幅に戦線を下げざるを得ず、早くもマップ南端近くまで撤退します。それでも、一矢報いんと、なけなしの戦車2ユニットとヘリまで投入して、敵の自動車化歩兵大隊を包囲殲滅しますが、Exでさらに1ユニットを失います。
第3ターン、さすがにアメリカ軍の退却が早すぎて、核は当たらず。逆にアメリカ軍は、最小の5Kt核で3ユニットを行動不能にします。 そして、ソ連軍ターン、一気呵成に敵を崩壊させんと、ソ連軍が両翼で攻撃をかけましたが、巧みな防御砲火と冴えないdrによって、全ての攻撃に失敗し、Axで一方的に2ユニットを失います。
敵戦線に穴が空き、絶好のチャンスでしたが、このターンにアメリカ軍の増援はなく、やむなく、防御態勢を維持します。
第4ターン、ソ連軍もさすがに全面攻勢はできず、戦線構築に狩り出されたアメリカ軍砲兵を攻撃するも、ああ、またもAx。ソ連軍の攻撃は、停滞します。
ここでアメリカ軍ターンになり、敵は戦線も張らず、道路上に並んでいます。余りに隙が多い布陣で反撃の誘惑に駆られましたが、味方も平気で吹き飛ばすソ連軍の核の罠ではないかと判断し、中央に突出した敵部隊のみを包囲殲滅します。(が、これは実はブラフで、ソ連軍は切り札の50Kt核を撃っていませんでした!)
第5ターン、ソ連軍の核はあと2発となり、イニシアチブは完全にアメリカ軍に。ソ連軍は1ユニットでも敵を減らそうと、中央に突出したアメリカ軍の戦車大隊に包囲攻撃をかけましたが・・・+20の戦力差だったはずが、防御砲火に加え、10火力という圧倒的な航空兵力を叩き込まれ、地形効果で-1にまで減少。A1となって、僅か1ユニットの撃破さえできず。
対するアメリカ軍は、迂回した地上部隊とヘリが敵の3ユニットを包囲し、増援と前線部隊、砲兵を計画的に投入し、全てを壊滅させます。
第6ターン、ソ連軍は時間稼ぎのために、最前線のアメリカ軍を叩くも、またも砲兵と航空部隊に阻害され、攻撃失敗。
13ヘクス射程の長距離砲を含む、最大数の援軍を得たアメリカ軍は、全面反攻に転じ、果敢にマイン河を逆渡河し4ユニットを包囲攻撃で撃破します。残りあと2ターンで、ヴュルツブルクにたどり着けるか?!
第7ターン、ソ連軍は残った部隊をかき集め、アウトバーン南に阻止線を引きます。そして、いまだ、高攻撃力の砲兵を巧みに指向して、マイン河を渡河したばかりのアメリカ軍砲兵を退却不能で除去します。
アメリカ軍は、全域で突撃戦闘を実施し、森林地帯を突破し、ヴュルツブルク至近まで迫ります。 そして、迎えた最終の第8ターン、ここでソ連軍の50Kt級がアメリカ軍の戦線中央で炸裂!幸い、直撃は2ユニットのみ(うち1ユニットが壊滅)でしたが、影響範囲が広く(7ヘクス)、さらに4ユニットが行動不能になります。
アメリカ軍もヴュルツブルク市街地に20Kt級を落とし、ソ連軍の3ユニットを行動不能にします。 ソ連軍は砲兵を含む全ユニットの機動を綿密に計算し、ヴュルツブルク郊外に最終防衛線を引きます。
アメリカ軍は、全ての機動部隊と砲兵をヴュルツブルク南郊外に集中し、突破を狙います。まず、自動車化大隊を攻撃しますが、こちらはD1で市街地には入れず。
残りは敵砲兵(!)への肉迫戦闘のみ。1/6の確率で失敗(Br)もありましたが、見事にD3で、後退不能で敵砲兵を除去!戦闘後前進でヴュルツブルク南市街地を確保し、ギリギリで勝利できました。
いやー、最後までタイトな勝負でした。2ターンの途中で僅か3ユニットにまで減ったときには、敗北の二字が浮かびましたが、戦術核がよく当たったこととソ連軍の攻撃drが低調だったことで、なんとか盛り返し。最後の最後で、ヴュルツブルクへの突入に成功するという、劇的展開でした。
今回、はじめて核を取り入れたのですが、相手がいつ、どこに、撃ってくるのかの駆け引きに脳味噌を絞り、その上、drで結果が変わるので、相当、不確実性が増します(核がないと、砲兵と航空機のみなので、かなり、戦闘予測が成り立つ)。今回も、第4ターンにかなり不自然な「罠」があったので、回避したら、実はブラフだったという丁々発止も!ゲーム勘のいいmoritaさんの核がよく炸裂し、mitsuは1の連続で影響力を発揮でした。























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