この日は、moritaさんと「ヴュルツブルク」(CMJ)の核あり対戦を予約していまして。まずは、通常のお試しで、C1「前進と接触」をソ連軍(morita)対アメリカ軍(mitsu)でプレイしました。
 プレイ前に確認したところ、かなり影響のあるエラッタがあり、一歩、間違えると、別のゲームになるゾと。出版前に、テストしなかったのかしら・・・。
*道路の移動力は、1/2(道路封鎖の必要性と迂回への備えが必須に)。
*核で被害を受けると、ZOCを失うだけでなく、移動も戦闘もできない(核攻撃直後に移動できる先攻側が、かなり有利に)。
*シナリオ1の勝利条件が、占領だけでなく、一方のZOCが及んでいれば、VPに。
 第1ターン、先攻はアメリカ軍。エラッタで変更になった道路1/2MP を遺憾なく使って、先陣をヴュルツブルクの南市街地に前進させます。
  これに対し、前半は数で勝るソ連軍は果敢にも、先制攻撃をかけますが、アメリカ軍砲兵の防御射撃により、戦力差が低下し、BrとA1で撃退されます。
T1S
 第2ターン、アメリカ軍は増援を投入して、手堅く、マイン河沿いに戦線を構築します。
 ソ連軍は、強力な砲兵の弾幕射撃を注ぎ込んで、ヴュルツブルク市街地のアメリカ軍を強襲しますが、+2戦力差でExとなります。これにより、ソ連軍が安定した戦線を引き切れず、綻びが生じます。
T2S
T2
 第3ターン、アメリカ軍は思い切ってマイン河を渡河し、包囲攻撃を行います。機動戦闘結果表で+6戦力差の攻撃はD3となり、渡河した2ユニットが戦闘後前進をして、北岸の3ヘクスを支配下に収めます。
T3A 渡河攻撃
 ソ連軍は、ここを先途と増援の戦車大隊も投入して、反撃に出ます。まず、前衛のアメリカ軍を+4攻撃でD1として、後退させます。戦闘後前進でもう1ユニットを包囲して乾坤一擲の攻撃をかけましたが、アメリカ軍が防御砲撃を集中したため、A1となり、撃破に至らず。
T3S 包囲には成功するが・・・
 第4ターン、アメリカ軍は、市街地では戦線の回復と維持のために戦力を集中します。同時に、防御戦を押し上げるため、市街地東側の森林を攻撃します。ともにDの結果となり、再び、北の市街地3ヘクスを支配下に置くとともに、東側にも安定した戦線形成に成功します。また、最東部では高速移動が可能なヘリと機械化歩兵で、敵の自動車化大隊を包囲し、これを除去します。
T4A 側面で攻勢
 ソ連軍は、一歩も引かずに戦線全体で総花的攻撃をかけます。アメリカ軍の防御砲撃で全て+1以下の攻撃になるも、drが決まれば、戦術的包囲と戦線の押し戻しもあり得たのですが・・・1カ所のみ、D2となるも、他は全てA1となって、弾き返されます。どうにも、ソ連軍のdrが冴えず。
T4S 総花攻撃も・・・
T4
 第5ターン全砲兵が揃ったアメリカ軍も総力を投入して、7カ所の攻撃を行います。十分に戦力差を計算した攻撃で、ヴュルツブルク市街地の維持に成功します。が、包囲攻撃でまさかのBrとなり、敵は撃破したものの、森林地帯で隙が出ます。
T5A 勝利のために、全力攻撃
 ソ連軍は、森林地帯に空いた隙間からアメリカ軍の背後に進出し、なおも総攻撃を敢行しましたが・・・1ユニットを包囲殲滅するも、強力な防御砲火の前に市街地1へクスを奪還するに止まります。
T5S ソ連軍も総攻撃をするが・・・
 最終の第6ターン、アメリカ軍は負けない戦略をとり、砲兵による弾幕射撃と勝てる戦力差の攻撃のみを行い、市街地南北の各4ヘクス(8ヘクス)の維持に成功します。
T6A
終了時
 ソ連軍は最後の攻撃を考えましたが、9ユニットの敵砲兵による防御射撃では逆転は困難と判断し、協議終了としました。