順番が逆になりましたが、この日の緒戦は、みなさんが集まるまでと、バーネットさんと「スコープ：スターリングラード狙撃戦」（Bonsai Games）を対戦しました。基本ルールは非常にシンプルで、敵のスナイパーを捜索し（配置を想像しながら）、発見次第、除去します。全スナイパーを除去するか、勝利得点を獲得すれば、勝利です。この時、「囮」を引くと、無条件発砲で自分のスナイパーの潜んでいる地域を申告しなければならず。相手の性格を考えて、どこにスナイパーと囮を配置するかに知恵を絞ります。

　第1戦は、「クイックデュエル」（4×3エリア）で、ドイツ軍（バーネット）対ソ連軍（mitsu）です。初手はソ連軍（mitsu）で、敵のデコイに引っかかり、発砲。そこを狙ってドイツ軍（バーネット）が捜索をするも、スナイパーを発見できず。逆に、ソ連軍（mitsu）が賭に出て、敵のいる地域を捜索。結果、敵スナイパーを発見し、即座に撃ち殺します。

　怒り心頭のドイツ軍（バーネット）は血眼になって敵を探すも、発見でできず（1/2の確率）。危うくも、ソ連兵は撤退（移動）し、難を逃れます。

　その後もドイツ軍は執拗に索敵するも、敵は見えず。実は、ソ連兵は撤退したいと見せかけて、同じ場所に潜伏し、他の部隊を動かして、陽動していました。

　と、そのうちに、ソ連軍が当たりを付けた地域に敵スナイパーを発見！間髪を入れず、銃弾を撃ち込み、これを排除し、勝利しました。

　第2戦は「オープンフロント」（5×3エリア）で、陣営は変わらず。今回は、スナイパーが各3名となります。

　初手は、やはり、ソ連軍（mitsu）。一発目の索敵で、デコイに引っかかり、発砲。敵のが執拗に捜索するので、今度は本当に移動で、瓦礫の市街地に紛れます。

　そのうちに、ソ連兵が敵スナイパーを索敵で発見。すかさず、撃ち殺します。

　その後はともに、囮に引っかかり、痕跡を残すも、巧みな移動でともに捕捉できず。

　次に敵を発見したのはソ連軍（mitsu）で、2人目の敵スナイパーを即座に除去。これで、狙撃兵は1:3と圧倒的に、ソ連軍が有利になりましたが・・・。

　ここから、ドイツ軍（バーネット）が計画的な索敵で、ソ連兵をあぶり出していきます。1人目のスナイパーが倒され、捜索するもの、逃げられ、すぐ2人目も捕捉され、死亡。あっという間に、1:1の同数になります。

　が、さすがに ドイツ軍（バーネット）ツキもここまでで、最後のスナイパーが発砲直後に露呈。3人目のソ連兵が必殺の銃弾を撃ち込み、間一髪で連勝となりました。

　単純な捜索ゲームですが、実は囮の配置とブラフの移動に頭をひねる心理戦アイテムです。上級ルールになると、偵察兵や迫撃砲、将軍、機関銃などのルールが加わり、より、マトリックスが複雑化して、楽しめそうです。また、今後も持ち込むので、希望者がいたら、どうぞ。