昨年から開始した「レッドサン・ブラッククロス」(アドテクノス)ですが、シナリオ4を除き、基本シナリオはほぼ制覇しまして。今回はミニキャンペーンですが、実質的な陸戦の拡大シナリオのS6「コール・オブ・カルマ」を対戦します。陣営は、ドイツ軍(mitsu)対日本軍(ゆいしか)です。
なお、連結ルールとシナリオで、いくつか、不明な点があったので、以下のように確認しました。
*戦略移動では、道路上にいない限り、ゲリラは影響しない。
*戦略移動で輸送したユニットは、消耗しない。
*ゲームで使用するのは、初期配置のある国(イラン、カザフスタン、アフガニスタン、インド)のみとする。
*アフガニスタンは、開始時は中立である。航空機を含め、先に国内に侵攻した側の相手陣営で参戦する。
*政情変化ルールは使用しない。
*セットアップは、日本軍-ドイツ軍の順で行う。
セットアップで、日本軍は全戦闘機を前線付近に配置し、爆撃機を後方に置きます。
対するドイツ空軍は、カスピ軍集団に5収容力の野戦飛行場を置き、Me262とTa152 を集中配置します。ペルシア軍集団には、2収容力の野戦飛行場とそれより少ない戦闘機群を配置します。爆撃機は、いずれの方面も攻撃できるカザフスタンに配備します。
第1ターン、ウルフパックが猛威を振るい、日本軍の補給ポイント(SP)が20減少します。まだ、飛行機や陸軍の損耗がないため、かろうじて航空隊の維持に成功します。が次ターン以降もこれが続くと、陸上部隊か航空部隊のいずれかがSP不足になりかねません。
第1航空フェイズは、ともに機動なし(迂闊に中立のアフガンに入ると、敵側になってしまうため)。
陸上フェイズに、ドイツ軍が満を持して、アフガンに侵攻します。配置通り、カスピ軍集団がカブールを、ペルシア軍集団がヘラートを6:1攻撃します。結果はともにDEとなり、アフガンの首都と西方の都市が陥落します。
第2航空フェイズは、制限がなくなり、両軍が全力で航空作戦を実施します。日本軍も必死に戦闘機を飛ばし迎撃するも、後攻で動きを見切ったドイツ空軍が敵の倍以上の戦闘機(ジェット戦闘機を含む!)を投入し、六式戦爆1ユニットを除去します。が、全爆撃機を投入した攻撃は、drに祟られ、僅か1ステップロスのみ。
第1航空フェイズ、日本軍は全爆撃機を投入し、カブールのドイツ装甲部隊に強襲をかけます。が、ここでも、ドイツ軍戦闘機隊が猛威を振るい、Me262を初めとする迎撃機が空戦で優位に立ち、相当数のレシプロ機を壊滅させます。日本軍も必死の反撃で、1ユニットのTa152を撃墜します。
また、ペルシア軍集団では、2個装甲軍団がカンダハルに突入し、アフガン軍を全滅させ、実質的にアフガニスタンを占領します。あとのアフガン軍にできるのは、ゲリラ戦ですが、これをさせないため、欧州連合軍はイタリア軍と(貴重な)ドイツ軍歩兵師団で、補給路を守備します。
第2航空フェイズは、ドイツ軍の装甲部隊を狙って、五式重爆を含む陸海軍の航空部隊で空襲をかけますが、戦闘機の消耗が響いて、空中戦で戦闘機をさらに損耗します。そして、防空スクリーンの突破を許し、爆撃機1ユニットを失います。が、延べ20火力の集中爆撃で、消耗していたカスピ軍集団の第2装甲師団を壊滅させます。
ドイツ軍も同様に、ラワルピンディで守備をする帝国陸軍第1戦車師団を爆撃し、3ヒットを与えます(最大2ステップまでので、これで次ターンの完全回復はできず)。また、クエッタの飛行場を使用させないため、飛行場を爆撃し、そこにいた損耗中の戦闘機1ユニットを除去します。
第1航空フェイズ、日本軍はそれでも抵抗を止めず、全航空機を投入して、ドイツ軍の装甲部隊を狙うも、未到着と空戦による被害で爆撃力が低下。さらにdrも酷く(8drでヒットなし)、全く損害を与えられず。
また、南方ではペルシア軍集団の歩兵師団がクエッタを迂回し、側面の歩兵師団を撃破。クエッタの主力部隊が、包囲の危機にさらされます。
第4ターン、Uボートによる損失は、なんと25ポイント!(dr6で過去最悪)こうなると、日本軍は航空機の整備も儘ならず、陸軍さえ、満足に回復できません。ただし、ドイツ軍も損耗の限界を迎え、1/3の装甲部隊は回復できません。
第1航空フェイズ、早くも前線に展開したルフトヴァッフェは、初期に比べれば半減したものの、未だに打撃力を持つ爆撃機隊で、第1機動歩兵師団を叩き、1ヒットを与えます。
陸上フェイズに、ドイツ軍は歩兵と少数の完全戦力の装甲師団で、サトレジ河東岸の敵及びクエッタを叩き、ともにDEで前進します。
第2航空フェイズは、ドイツ軍の一方的な蹂躙となり、空爆で第1機動歩兵師団が壊滅します。
ターン終了時には、ドイツ軍先鋒が首都デリーに3ヘクスに迫り、また、南方ではカラチに向けて、突撃路が開通します。












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