この日の緒戦は、「マジックマスター3」(翔企画)です。マジックマスターは、1-3までありますが、モンスターメーカー・シリーズと異なり、設定に関連はなく、別ゲームになっています。
  「マジックマスター3」は、魔道士同士の魔法戦に特化していて、攻防に使える魔法カードを駆使して、相手(各2名)を倒せば勝利です。魔法カードには、基本命中値と損害ポイントがあり、攻撃は自分と同じ属性のカードや同じ魔術を加算すると、命中率が上がります。防御側は同じく魔法カードを使用して、敵の命中値を下げます。2d6して、命中値以下ならヒット、2を出すとクリティカル(ダメージ2倍)、12を出すとファンブル(自分に戻ってくる)などもあります。他に、敵が防御できなくなるスリープや石化、防御には役に立たないが、命中しなければヒットポイントを回復できるヒーリングなどもあります。
 強力なのは、2名しかいない妖精王と妖精女王で、どの種類に魔法でも修整ができます(その分、HPは低めに設定されています)。
全景
 今回は、mitsu・morita・バーネットで対戦します。
 morita陣営の魔術士は、いきなり、妖精王!これに対し、mitsu陣営とバーネット陣営が共同で対抗しますが、妖精王は全ての魔術を操れる能力を発揮し、バーネット陣営の風の魔術士を撃破します。
妖精王の波状攻撃
 各個撃破の戦術通り、さらにバーネット陣営の魔術士を攻撃。妖精王も両陣営からの攻撃を受けて、徐々にHPを失います。そして、最後はファンブルを出して、自滅に!!が、次に登場したのは、最大のHPを持つドラゴン!!
妖精王を倒したが、ドラゴン!
 このままだと、morita陣営がもう1人を倒して、勝利は決定的に。
 勝利の可能性を残すため、やむなく、mitsu陣営はバーネット陣営の最後の魔術士を倒し、これで、VPではイーブンに持ち込みます。後は、最強のドラゴン対mitsu陣営の2名の魔術士のいずれが生き残るか?!
 再開した激戦で、両陣営とも複数枚の魔法カードを駆使して、秘術の限りを尽くします。ドラゴンなのにスリープを使うという器用な攻撃で、土の魔術士が死亡寸前に。
スリープで息も絶え絶え
 ならばと、最後の力を振り絞って、土の魔術士もスリープを成功させ、クリティカルも合って、ドラゴンに10ヒット以上を与えます。
スリープ返し
 そして、最後は土系の魔法サンドストーム3連発で、見事にドラゴン狩り!mitsu陣営の勝利となりました。魔法カードのコンボ感やクリティカルやファンブルが雰囲気を盛り上げ、楽しい魔法戦となりました。
サンドストーム3連発で決着!
 実はプレイ準備を始めたときに、あまりに魔法カードのデザインがシンプルすぎる(貧相)と思ったのですが、プレイしてみると、気にならず。逆にある程度、Fantasyの知識があれば、リアルな攻撃を思い描くことができ、抽象化されたデザインがゲーム性を高めていると、思えました(単に予算がなかっただけかも知れませんが。笑い)。また、持ち込みますので、希望者がいたら、どうぞ。