この日の緒戦は、仮想戦アイテムの「レッドサン・ブラッククロス」(アドテクノス)からシナリオシナリオ2「アラビアン・ツェルベレス」です。シナリオについての詳細は、こちらの記事をご覧ください。陣営は、帝国海軍(j)対ドイツ海軍(mitsu)です。
全景
 第1ターン、展開を大きく左右するイニシアチブは、ドイツ海軍!第1海上ラウンドに、すかさず、先攻を選んだドイツ軍は、敵の顎にいるゴア支隊(ポケット戦艦2隻)を全力で待避させます。
 帝国海軍は、空母機動部隊による航空攻撃は可能だったものの、第2海上ラウンドで敵の主力艦隊に捕捉される可能性が高く。主力艦隊はまだ、インド西岸付近であり、ここは、合流して、次ターンの艦隊戦にかけることにします。
T1SR1
 あっという間に、最終の第2ターンへ。ここでのイニシアチブは、帝国海軍となり、敵の動きに対応できる後攻を選択します。
 第1海上ラウンド、ドイツ海軍は、東方艦隊主力とゴア支隊を出撃させ、(敵の航空攻撃を受けずに)艦載機による護衛が可能な海域へ空母機動部隊を前進させます。
T2SR1
 対する帝国海軍は、見敵必戦と、空母2隻からなる第1機動部隊を突進させ、東方艦隊主力へ航空攻撃を敢行します(烈風2ユニットと流星2ユニット)。ドイツ海軍の空母機動部隊も、ジェット艦載機Me462をCAPに挙げ、航空戦に。
 空中戦では、Me462が想定通りの強さを発揮し、烈風を撃破と損耗させます。が、ここで烈風も健闘し、Me462の1ユニットを撃破します(レシプロ機でジェット機を撃墜したわけで、大金星!)。続く、対艦攻撃は、流星が攻撃位置に着けず、空振りに。
烈風隊の潰滅・損耗と引き換えに、Me462を撃墜
 この状況に、ドイツ海軍は作戦的な後退を行い、敵の主力艦隊と空母機動部隊の乖離を狙います。遣印艦隊は、大和以下の主力艦隊を突進させ、東方艦隊主力に2回の捕捉を試みましたが、ああ、接触に失敗!こちらの思惑通り、空母部隊と戦艦隊の分離に成功します。
主力の第1艦隊が接敵できず
 現在は、ともに航空1ユニットずつの潰滅であり、このままだと引き分けになります。猛将角田大将率いる遣印艦隊は、ここで超積極策に出ます。空母機動部隊から、護衛隊を分離させ(!)、ポケット戦艦隊を目標に突撃を敢行!巡戦の金剛・榛名が、リッツオウとシェアーの捕捉に成功します。当然、東方艦隊主力も見敵を試みて、敵の重巡隊の捕捉に成功します(巡戦隊には接触できず)。
T2R2 空母護衛部隊を分派
 まず、航空戦が発生します。帝国海軍は流星2ユニットのみであり、ドイツ海軍が精強なMe462を発進させましたが、なんとここで損耗!魚雷を抱いた流星隊は、対空砲火をなんなく突破すると、1ユニットが攻撃位置に付きます。目標は、空母ツェペリン!練度抜群の必殺の雷撃が、ツェペリンに次々と命中し、格納庫の誘爆を起こして、ドイツ海軍の高名な航空母艦をインド洋の藻屑にします。
ああ、ツェペリン、撃沈さる
 怒り心頭のドイツ海軍は、旗艦フリードリヒ・デア・グロッセの主力部隊で、敵の重巡隊を瞬殺します。
東方艦隊主力によるAC撃沈
 が、ドイツ海軍のポケット戦艦隊も、敵の高速戦艦の追尾を逃れられず、4インパルス目を持って、轟沈します。
が、高速戦艦でポケット戦艦を撃沈
 ここに、第1次インド洋海戦は終了。得点計算では、
 帝国海軍:35点(空母1、ポケット戦艦2、航空機1を撃破)
 ドイツ海軍:15点(重巡1、駆逐艦隊1、航空機1を撃破)
で、帝国海軍の勝利となりました。う~む、作戦通り、敵の主力艦隊を無効化したにもかかわらず、迎撃機が飛ばなかったばかりに、海軍航空隊にやられた!!(あるいは、敵の高速戦艦隊を主力艦隊で捕捉できていれば!)まあ、この振れ幅がRSBCらしく、精強な帝国海軍航空隊が活躍した海戦でした。
終了時