午後に取り組んだのが、旧未来戦の「ヴュルツブルク」(CMJ)です。ゲームについては、以前のソロ記事をご覧ください。
 今回は、C1「前進と接触」を、ワルシャワ条約機構軍(mitsu)対NATO軍(バーネット)で対戦しました。
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 第1ターン、両軍が自軍盤端から進入し、ヴュルツブルク市街地を目指します。
T1
 第2ターン、先手を生かしてアメリカ軍がヴュルツブルク市街地南岸に取り付きますが、ソ連軍が数を生かして、これを押し出し、一時は全市街地を占拠します。
T2
 第3ターン、アメリカ軍は増援を投入し、中央と西側で反撃を開始します。drもよく、ヘリと砲兵による援護の下、西側の1ユニットを包囲殲滅し、中央でもソ連軍を押し込みます。
 ソ連軍にも増援が来ましたが、いまだ、前線には届かず。やむを得ず、初期投入兵力で戦線を引くものの、延翼に対抗するため、薄くならざるを得ず。敵に接敵された中央部と西側で強制攻撃を実施しますが、敵砲兵による防御射撃で戦闘力差が大きく低下し、1ユニットが河川で後退不能により、潰滅。1ユニットが西側に退却となり、あろうことか7中央部に穴が空いてしまいます。後知恵で考えると、砲兵を配置してでも、二重戦線にすべきでしたが、時すでに遅し。
T3 防御射撃に苦戦
T3 中央部にまさかの穴が・・・ 
 第4ターン、中央の間隙からアメリカの機甲部隊が突入し、左右に展開。合計5ユニットが包囲下に置かれ、圧倒的になった砲兵を投入して、全てを殲滅します。
T4A 背面展開で中央部を圧倒
 こうなると兵力不足のソ連軍は、市街地から撤退し、薄く長い戦線を引かざるを得ず。東端の敵機械化大隊を包囲殲滅したのが、せめてもの抵抗か。
T4
 第5ターン、アメリカ軍はソ連軍砲兵の防御射撃を弾幕射撃で封じると、中央から西に兵力を集中し、さらに戦線を押し上げます。
T5 押しまくるアメリカ軍
 このままでは勝ち目は薄いソ連軍は、増援の2個連隊規模の部隊を全域に投入し、相討ち上等の突撃戦闘を仕掛けます。目論見通り、Exで4ユニットのアメリカ軍を撃破するものの、結果的には相対的に戦闘力の低いソ連軍の方が損害が多くなります(時には3倍にも)。この時点で、もはや、通常の攻撃では、ヴュルツブルク市街地の奪回は、不可能に。
T5S 決死の突撃だが・・・
T5
 第6ターン、12ユニットにも達する砲兵支援をフル活用して、なおもアメリカ軍はソ連軍を撃退し、戦闘後前進で退路を断って、さらに損害を与えます。
T6A 砲兵を活用し、さらなる攻撃
 本来なら投了でしょうが・・・いまだ、健在な高火力の砲兵を使い、一か八かの作戦を実施します。マイン河南岸の市街地(アメリカ軍の得点)の敵砲兵(防御力1)を狙った弾幕射撃!確率はわずかに6%でしたが、零ではない!が、結果は2ユニットを後退させるも、そこでジ・エンド。2カ所の市街地を確保したアメリカ軍の勝利になりました。
T6S 可能性はゼロではないが
終了時
 ルールがシンプルな故に、ベテランのバーネットさんに最善手を打たれたわけですが、ああ、いつものインスト負けでした。そもそも、中央に穴が空くことを想定していなかったための悪手だったわけで。「認めたくないものだな。自分自身の老いゆえのあやまちというものを」とほほほ。