この日の緒戦は、あの「レッドサン・ブラッククロス」(アドテクノス)S1「レイズ・ザ・カーテン」です。ゲームについては、専用記事をご覧ください。この時代に、まともにこのゲームをプレイできるだけでも珍しいのに、2卓も立つとは!
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 1戦が、ドイツ軍(mitsu)対日本軍(J・バーネット)で、もう1戦がドイツ軍(ゆいしか)対日本軍(morita)になります。ゆいしかさんの対戦については、Xの記事をご覧ください。
T0
 第1ターン、ドイツ軍は空軍の総力を持って、HERATのアフガン軍師団を叩きます。18火力の爆撃により、2ヒットを与え、アフガン軍師団を潰滅寸前まで追い込みます。
T1A1 2ヒット命中
 続く、陸上フェイズは2個装甲擲弾兵2個+1個歩兵師団で、この敵をオーバランし、HERATの電撃占領に成功します。一方、カスピ軍集団は歩兵1個師団をFAIZABAD方面に向け、残りの師団をFSHとともに、KABULに向けて南下させます。日本軍はインドから国境を越えてアフガン入りし、KHYBER峠とKABUL、KANDAHARに守備隊を送り込みます。
T1L 3個師団でORに成功
 第2航空フェイズに、ドイツ軍は護衛戦闘機が少ないことを覚悟して、KHYBER峠へ全力攻撃を行います。が、未到着の航空機が多く、損害はなしに。
T1A2
T1終了時
 第2ターン、第1航空フェイズに再び、ドイツ軍はKHYBER峠守備隊に猛爆撃を行います。まず、空中戦ですが、ジェット戦闘機Me262とTa152の活躍で、5式戦闘機1ユニットを撃滅し、もう1ユニットを損耗状態にします。これにより、無傷で爆撃航程に入ったJu290HとHe177が26火力の攻撃を行い、日本軍歩兵1個師団を潰滅寸前まで消耗させます。
T2A1
 対する日本軍は、5式重爆と6式戦爆を持って、第36装甲擲弾兵師団に爆撃を加えます。迎撃のTa152により、制空任務に切り替えた6式戦爆を撃破するも、爆撃は実行。結果、2ヒットを受けて、装甲擲弾兵師団が大幅な戦力低下に。
 陸上フェイズには、増援のGD装甲軍団が到着し、KABULに向けて前進します。
 第2航空フェイズ、もう一撃、爆撃に成功すれば、敵の1個師団を撃破できたのですが、戦果なし。日本軍も航法ミスで爆撃機が到着せず、やはり戦果なしに。
T2A2
 第3ターンの第1航空フェイズ、連日の出撃でさすがに稼働率の落ちてきたルフトヴァッフェ。それでも、敵の補給路のKHYBER峠守備隊を狙って、爆撃を行いましたが、戦果なし。日本軍も第46装甲軍団に空襲をかけましたが、1ヒットと引き換えに、護衛の6式戦爆を失います。
 ドイツ軍は諦めず、陸上フェイズにGD装甲軍団を隣接へクスに前進させ、隙を見てオーバーランをかけるべく、圧力をかけます。
 第2航空フェイズに、日本軍の重爆が第46装甲軍団を襲い、装甲師団に2ヒットを与え、半壊状態にします。KHYBER峠航空戦は、1ヒットを与えるのがやっとで、次ターンに即座に回復できるため、大きな戦果にはなりません。
T3
 イメージは、drが冴えないため、ちはら会のダイスローラー?!エンジョウさんにすがるjさん。「6をたくさんでしてください」そりゃ、反則だぁ~(笑い)。
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 第4ターン、第1航空フェイズに6度目となるKHYBER峠攻撃を行い、敵の歩兵師団に1ヒットを与えます。が、他にも完全戦力の2個歩兵師団がおり、2:1も立たず、圧力だけに止まります。
T4A1
 陸上フェイズに、増援が到着した日本軍は、KANDAHARから第25軍を派遣し、KABULを増強します。この間にも、増援のアフダン師団が着々とKABULで編成され、難攻不落となりつつあります
 第2航空フェイズに、再び、KHYBER峠攻撃を実施するも、戦闘機が未到着となり、JU290Hが撃墜され、航空戦力がさらに低下することに。
T4A2
 いよいよ、終盤の第5ターン、航空戦力は再編成のため、出撃せず。
 代わりにドイツ軍は、第46装甲軍団の1個装甲擲弾兵師団を突進させ、第25軍の連絡線を遮断します。
 これに対し、日本軍は5式重爆を投入し、2回の爆撃で2ヒットを与えます。
 そして、なんとしても、首都を守り切るため、KHYBER峠から2個師団を引き抜き、KABULへ籠城させます。
T5A2
 第6ターン、もはや、KABUL攻略は不可能なれど、せめて補給路は遮断したい。ドイツ軍はGD装甲軍団を持って、オーバーランを実行し、KHYBER峠を支配します(1ターン、遅い!)。
 日本軍は、最後の手番でKABULの歩兵とKANDAHARから突進してきた第1戦車軍で、南側の補給路を扼している第20装甲擲弾兵師団に挟撃をかけます。4:1の初の反撃の結果は、DE!9個師団の膨大な消耗と引き換えに、敵の1個師団を撃滅し、再び、補給路を開通させます。
T6L
 もはや、勝敗には関係しませんが、第20装甲擲弾兵師団の敵討ちと、ルフトヴァッフェが、Cステップになった戦車師団を空爆し、見事、2ヒットを与え、これを潰滅させます。が、ここまで。
 ドイツ軍は、HERATとFAIZABADを占領したため、引き分けになりました。実際、エラッタ適用ルールでは、戦闘による退却が任意になったため、よほど隙がなければ、KABULとKANDAHARの占領は不可能でしょう。
終了時
 次は、ドイツ軍の最後の攻勢を扱ったS3「チャンドラグプタⅡ」の予定です。ソロAARで挙げたとおり、ドイツ軍はギャンブルも仕掛けられるので、バランスが一番いいかも(失敗すると、酷い状況になりますが)。