この日の緒戦は、遠路はるばる茨城会から来ていただいたにしさんと、「珊瑚海決戦カードゲーム」(英雄開発事業団)を対戦しました。1-9の海域に潜む敵艦隊を、索敵機カードで探し出し、発見したら戦闘機と攻撃機を送り込みます。敵は先にプロットしていたCAPや対空砲、回避などでこれを躱しますが、それをくぐり抜けた攻撃機数だけ、ヒットを受けます。合計のヒット数が6になると、艦隊は壊滅し、相手が勝利します。あるいは、山札がなくなったら、より多くの損害を与えた側が勝利です。
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 第1戦は、アメリカ軍(mitsu)対日本軍(にし)の戦いに。お互いに初手から索敵に成功しますが、日本軍は充分な攻撃機が揃っておらず、被害はなし。アメリカ軍はドーントレスとデヴァステーターの雷爆撃をかけますが、猛烈な対空砲火と輪型陣でわずかに1ヒットのみ。と、すぐに別の海域カードが来たので、両軍ともに海域移動をして、索敵を振り切ります(未発見状態に)。
アメリカ軍、発見さる
対空砲と輪型陣で、わずかに1ヒットのみ
 しばらく索敵状態が続き、先にアメリカ軍艦隊を再発見した日本軍が雷爆の同時攻撃を行いましたが、悪天候に阻まれ、空振りに。
悪天候で躱す
 直後に日本軍を発見したアメリカ軍が、わずか1枚ながら逆襲を行い、さらに1ヒットを与えます。
終了時
 そのまま、山札がつき、アメリカ軍0損害:日本軍3損害で、アメリカ軍の判定勝ちになりました。
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 第2戦は、陣営を入れ替えて、アメリカ軍(にし)対日本軍(mitsu)に。今回は序盤、索敵が進まず、時間だけが過ぎていきます。一定数の海域カードが捨て札になったことで、本命の海域が絞られ、まずはアメリカ軍(にし)が索敵に成功。ドーントレスの攻撃で、日本艦隊が損害を受けます。
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 対する日本軍は、九七艦攻と九九艦爆が同時攻撃を行い、一気に5ダメージを与えます。さらに、攻撃機4枚の飽和攻撃が成功し、アメリカ艦隊が全滅し、ゲームエンド。
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 索敵の影響が大きいですが、一度、発見されても海域移動で未発見にできることや、時間が経てば海域が絞られることから、しっかり空母戦が再現されます。これに、悪天候やレーダー、輪型陣、艦種誤認、友軍、緊急整備などのイベントがいい案配に発生し、思わぬ展開になることも。総じて30分もあれば決着が付くので、手軽な空母戦カードゲームとして評価できます。また、持ち込みますので、ご希望の方がいればインストしますよ~。