今年もやってきたゲームマーケット2024春ですが、これも想定通り、休日勤務とばっちり重なり。午前中に仕事を片付け、強行軍で東京ビッグサイトへ。
いつものように行列かと思いきや、今年は誘導体制を整えたようで、到着とほぼ同時に入場できました。やれば、できるじゃん!(というか、これまでが酷かった)
会場入りすると、いつもと配置が大きく変わり、会場の外縁をHobby Japanとかアークライトとか、大手が囲むように布陣。で、我らがSLGの小規模組は、中央部で完全な分散配置に。多少、当たりを付けておいたのでよかったですが、今回は相当、歩き回りました。
まず、「1868戊辰戦争」(同人)を求めて、委託販売ブースに。辿り着いた先で確認すると「最後の1つです」えっ、まだ、1時間も経っていないのに?!どうやら出品者も想定以上の売り上げだったようで「こんなにもウォーゲーマーがいるなんて」と驚いていました。ええ、80年代の老兵は、「深く静かに」潜伏しているんです(笑い)。最高レベルの戊辰戦争の評判通り、大きなマップに2枚のカウンターシートと、ラスボス感は抜群。われらが千葉を見たら、国府台や生実、東金が正確に記載されていて、テンションが上がりました。
そのまま、流れに乗って、Bonsai Gamesのブースに。今回の本命のスコープシリーズは、なんと売り切れ。ならばと新作の「98」を購入。中黒さん曰く、米西戦争とテーマがテーマだけに売れにくいそうですが、「とってもいいゲームなんです」とのこと。そこへ、軍神殿と長野在住の(と名乗っている?)aoさんがいたので、あいさつを。
と、ここでMどりっひさんから、お声をかけいただき。ちはら会に触発されてと、取り出したのが、我らが十八番の「Ships&Tactics」(グループ乾坤一擲)、しかも、イデオン・デッキ!しょうもないブログをご覧いただき、恐縮です。
となりのレーンのジブセイル・ゲームに向かい、こちらも新作の「風と海と波と」を購入。テーマは、これまた、マイナー極まる藤原純友の乱!これまで、平将門はゲーム化されてきましたが、同時期に起こった純友の乱は、日本初(世界初)でしょう。さすが、攻めのジブセイルです。
グループ乾坤一擲の平さんからは、最近、アマプラで見始めたガンダムSEEDの3陣営とソロモン海・マリアナ沖海戦をゲット。なんでも、この日、「Ships&Tactics」の全セット(!)を購入した強者がいたそうで。自分もS&Tに出合ったのが、このゲムマでしから、これからも広がっていくといいな~。というわけで、平さん、ターンAとGレコ、ダブルオーもお待ちしています(と言ってみる)。
この日はYSGAも来ていて、戦国時代好きを突かれて「義元上洛」を購入。GJ誌の「新信長風雲録」の追加シナリオだそうで、今川義元の大群が本気で上洛を図ったらと言うIFシナリオです。六角氏の支持を取り付けた織田家が、全力で抵抗するそうです(斎藤と浅井は、日和見設定)。
その後、メジャーのサンセットへ。ちょうど、代表の古角さんとお話ができ。大坂の例会でも毎回、一人はご新規さんが来ていて、若者ブームを感じているそうです。我々は今さらこんな面倒なSLGをと思いますが、全て自動でやってくれるPC系(スマホ系)で育った若手には、アナログで準備に手間をかけるSLGが「新鮮」に見えるそうで。ええ、「星の王子さま」も手間をかけたから愛おしい(責任がある)と言っていましたし。と、気が付けば「Descent on Malta」と「Paratropers Kore」と、空挺作戦のStrategy&Tacticsを2冊も買っていました。
同じことは、えーゲームのブースでも。生まれて初めて「バルジ大作戦」(JWC)を購入したという大学生が、ソロで楽しかったと言っていました。えーゲームさんに紹介をして貰ったので、対戦記事の相手は自分ですとお伝えし、ちはら会のブログを見て貰いました。本当に世代を超えた「若者たちの攻勢」が始まっているかも知れませんね~。
「スコープ」を逃した反動で、ついつい、買いすぎてしまいましたが、最後に会場を一回りして帰える間際に、「千葉県のゲームがあります!」引き寄せられたところ、「18××」(AH)のシステムを使って、千葉県の鉄道を開発するオリジナル。それなりのコンポなのにわずか500円でしたが、「採算はどうでもいいんです!」と熱い地元愛に絆されて購入に。すると、栃木県にゆかりのある方が制作した「鷲巣トランプ」が、もれなく(?)進呈でした。栃木南部の真岡市の一地方をゲーム化って、マイナーっぷりがすごい!
それでも、すぐ側で販売していた「愛知県民だけが解ける謎解き」は、我慢しましたよ(笑い)。ちょっと見せてもらったけど、全然、わからん。こちらも、採算なんてどうでもよく、「わかる人にしか売りません!!」だって。前のゲムマでも丸亀市の発展を図る半官半民のゲームがあったことを思い出し、こうした地元アイテム熱が地方の活性化に繋がればと。



















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