続いて、変形トリックテイキングの「CAT IN THE BOX」(HJ)をプレイしました。1-8の数値カードを使ったトリックテイキングなんですが、カードは無地の黒のみです。実際にカードを出す際に「これは緑の7です」とか「黄色の3です」とか、戦略を考えて色を指定することになります。当然、指定の色と数字は、表示ボードがあって、一度しか、使えません。
たちが悪いのが、全ての数字はプレイヤー数より1枚多くなっています。つまり、うまくカードを切っていかないと、どこかであり得ない5枚目のカードを出すことになってしまいます。この場合はバーストで、取得したトリック数がマイナス(!)になって計算されることに。4回勝利したのに、バーストしたら、得点はマイナス4点になってしまいます。
また、赤は特別で、他のスートより上位で、必ず、勝利します。例えば、緑のスートでスタートし、最終プレイヤーが赤を宣言すれば、たとえ、1のカードでも勝利します。
さらに、最初にプロットする1-3回の勝利予測があり、この数と同じ勝利だと、先ほどの表示ボード上でボーナスが受けられます。
これらを考慮しながら、いかに各トリックで勝利するか、あるいはいかに予測の勝利数で抑えるか(敢えて、勝たない)を競い合います。
第1ラウンド、mitsuとsyuさんは順調にトリックを取り、それぞれ、4点と5点を獲得します。慎重なstr会長は、バーストしないことを優先にしたため、得点は1点のみ。と、長門さんは、最後に出せるカードがなくなり、バーストして-1点となります。勝利したトリックが少なかったのが、不幸中の幸いか?!
第2ラウンド、mitsuとsyuはそれぞれ、堅実にトリックを取り、2点と3点に。str会長は、慎重に進めるも、ついに追い込まれ、バーストで-1点に。凄かったのが、長門さん。表示ボードを上手く埋めるプレイを実施し、かつ、予測ぴったりに勝利したため、多大なボーナスを獲得し、なんと6点をゲットします。
この時点の総計は、syu:8点、mitsu:3点、str会長:0点、長門さん:5点です。
第3ラウンド、なんとか、追いつきたいmitsuでしたが、ゲームになれたsyuさんは追撃を許さず、ともに3点のまま。ここで、高カードに恵まれたstr会長が素の勝利を重ねて、4点を取ります。長門さんは、慎重にゲームを進め、得点なし。
この時点の総計は、syu:11点、mitsu:9点、str会長:4点、長門さん:5点です。
そして、迎えた第4ラウンド、高カードを得たsyuさんが独走します。初めのトリックを取ると、赤のレーンを上位から押さえ、なんと4得点。mitsuも追撃するも、通常のプレイでは追いつくことはほぼ不可能に。こうなったら、syuさんのバースト狙いしかない。同様に、勝利の可能性がなくなった3人が、積極的に表示ボードを埋めていき、最後のラウンドに。結果は・・・なんと、syuさんのバースト!これにより、大逆転でmitsuに勝利が転がり込みました。




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