この日の緒戦は、440周年記念でマイブームの「賤ヶ岳戦役」（GJ）です。すでに絶版ですが、興味のあるJさんにインスト対戦しました。外線戦略の柴田勢をJさんが、内戦戦略の羽柴勢をmitsuが受け持ちます。

　序盤、羽柴勢は順当に賤ヶ岳周辺に陣地を築き、中小勢を籠もらせます。同時に、北畠を参戦させ、伊勢の諸城の攻略に乗り出します。

　対する柴田勢は、活性化drが1と2の連続で振るわず。勝家本軍を雪中行軍させますが、回復に手間取ります。

　羽柴勢は、三好隊も投入して、伊勢の攻略を進めます。柴田勢は、未だ、主力は雪の中で、神戸と滝川は動かず。

　ならばと、第7ターン、秀吉と秀長兄弟タッグが機動を開始します。関ヶ原から一路、長距離行軍で賤ヶ岳へ。まだ、十分に兵力が整わない柴田軍の隙を突き、佐久間信盛隊を強襲します。5ヒットを受けた信盛隊はたまらず、敗走します。

　羽柴兄弟タッグはこれを追撃し、金ケ崎城に陣取る金森麾下の小軍勢を攻撃。7ヒットの命中で、なんと徳山秀現が敗死します。これにより、VPで羽柴勢が圧倒的に有利になります。

　やむなく、柴田勢は、滝川一益を長嶋城から出撃させます。行動力の高い一益は、桑名城を落としたばかりの北畠軍を強襲し、これを敗走させて城を奪還します。

　金ケ崎城を落とした羽柴勢は、そのまま、柴田勢を圧迫。柴田勢は勝家を北部から転戦させ、陣地を築いて体勢を立て直すのが、やっと。

　その間に、滝川一益が伊勢を荒らし回り、諸城を一時的に奪還するなど、ゲリラ戦に転じます。

　これに対し、羽柴勢は堀隊と蒲生隊を賤ヶ岳戦線から引き抜き、北畠隊と三好隊で一益隊を戦略的に包囲をします。

　終盤、陣地で羽柴勢を押しとどめた柴田軍は、回復なった佐久間隊とともに初の反撃に出ます。猛烈な攻撃で羽柴秀長隊を一時的に退却させ、北陸戦線は膠着します。

　この間に、伊勢戦線を荒らし回っていた滝川隊が堀隊と蒲生隊に捕捉され、壊滅します。
　気がつけば、最終の第18ターン、羽柴勢は三好隊と堀隊を持って、長島城を攻め、これを陥落させます。柴田軍は、これで最後と佐久間隊を持って金ケ崎の秀長隊を強襲し、これを敗走させ、金ケ崎城を奪還します。ここでゲームエンド。

　滝川一益と徳山秀現を敗死させ、伊勢の諸城と長島城を陥落させた羽柴軍の勝利となりました。

　Jさんは初プレイでしたが、羽柴兄弟の強力な攻撃を北陸路で押しとどめ、最後は討ち取られたものの滝川一益の巧みな機動で、存在感を見せつけました。インストを入れても2時間前後ですので、ご要望があれば、また、持って行きます。