この日の最後は、反応弾合戦を繰り広げたkawaさんと「魔法帝国の興亡」(エポック)S9「ミニミニ魔法帝国」です。設定は、S7「混沌の嵐」と同様で、ナロウな地域に尋常でない数の邪悪な軍勢が現れる、超濃厚シナリオです。詳しい設定は、こちらをご覧ください。
 まず、キャラ作成ですが、mitsuは上級魔法使いを選び、kawaは下級魔法使いで回避力と捜索力にてこ入れをします。
 序盤、両キャラは積極的にダンジョンに飛び込みますが、ああ、スペシャル・ダンジョンばっかり!レベル1とか2ではとても太刀打ちできないので、1ヒットを受けては逃げ出しの繰り返しで、なかなかレベルが上昇せず。それでも、時折、通常のモンスターを倒して、成長していきますが、無理して闘ううちに両者とも呪い(全てのdrに1不利に!)を受けてしまいます。なんとか、呪いを解きたいですが、それができる「精霊の泉」には、強敵エレメンタルが居座り・・・時間ばかりが過ぎていきます。
 その間にバッド・イベントが続出し、「雪の女王」が出るわ、「オーク」が大量発生するわと、暗黒と寒冷の魔法帝国になりつつあります。
早くもオークと雪の女王が
 このままではジリ貧なので、禁断の強力モンスターに突っこんで玉砕し、呪いを解くという自爆テロ(!)に。この作戦で、負ける前提だった対エレメンタル戦に、緑(kawa)が勝ってしまうという、うれしい誤算もあり。根性で、スペシャル・モンスターを狩って、両者ともやっとレベル4に到達します。
 ここで、緑(kawa)がドワーフ鉱山のあるエリアで旗揚げし、一時的に金を稼ぎ出します。が、数ターンのうちに、大量のドワーフ軍が発生し(2回連続で10ユニット)、領土を失います。
ドワーフ軍の出現
 その間にもオークが尋常でない勢いで増え続け、気がつけば、なんと大陸の半分(11エリア!)を支配する暗黒時代に(オークの黄金時代?!)。
 このままでは、旗揚げもできなくなる日が近い。意を決した黄(mitsu)は西部で決起!貯めに貯めた金を全て注ぎ込んで、6ユニットの国軍を起こします。そして、必殺の疾病をオークの中心にばら撒くバイオ・テロ!!流行病に苦しむ(?)オーク領に侵攻し、寝返りも使って、瞬く間に4エリアを奪還します。あれ、これだけ読むと、どちらが悪党かわからないぞ?!(苦笑い)。
黄が西部をオークから奪回するも
 ちょうど、時を同じくしてドワーフ軍が中央山脈に侵攻し、オークとの激闘(専門用語で潰し合い)を開始します。緑(kawa)はこの隙に再び、ドワーフの鉱山を回復します。  これで、プレイヤー側が若干、押し返しましたが、エリア21扱いに「雪の女王」(同一及び隣接エリアのユニットは混乱!)が居座っているため、回復の魔法カードが来るまでは一時、膠着に。その間を縫って、黄(mitsu)と緑(kawa)は、スペシャル・ダンジョンを巡って、アイテムをゲットしますが・・・。
ドワーフが動く
 終盤、恐れていた最凶のイベント「異次元からの侵略」が発生!中央と東部に異次元門が出現し、毎ターン、魔法軍団4と蛮族8が登場するという危機!叩くなら、早期しかないと、黄(mitsu)は10ユニットまで拡充した国軍を持って、中央部の門に侵攻し、激戦の末にこれを破壊します。
異次元からの侵略
 と、ここで、会場使用が時間を迎え、タイムアップ。結果は・・・
 黄(mitsu):18VP
 緑(kawa):4VP
で、黄(mitsu)優勢で終了となりました。
 あと、2つ程度のスペシャルモンスターを倒せば(運が良ければ1つで)、勝利の目処があったので、異次元の悪魔が席巻するのが先か、モンスター狩りが先かという展開でした。 
 なお、今回は、少しだけ、ルール解釈の変更を。本来は、ドワーフとオークなど中立同士では争わないのですが、ドワーフとオークが仲良くというのも、しっくりこないので、この扱いにしました。また、よく読むとドワーフ軍の移動後、10ユニットが鉱山に補充されるルールを忘れていました。
 次は、時間を取って、「正しい魔法帝国」で楽しみたい(苦しみたい?)です。