今月のソロプレイ第2弾は、「講談級 大坂の陣」(GJ)夏の陣「狙うは家康の首一つ」です。その名の通り、夏の陣における天王寺の最終決戦を描いた合戦級です。史実と同様に関東方には膨大な兵力があり、わずか、20ユニット程度の大坂方とは圧倒的な差があります。大坂方に勝機があるとすれば、高い戦闘力と機動力に物をいわせ、家康を討ち取るのみ。
ここでのポイントは、真田隊チットにあります。これが引かれると、即、ターンが終了します。つまり、論理的には、真田隊チットを引き続ければ、関東方は行動できず、一方的に殴られることに。さすがに確率的にはありえませんが、大坂方はとにかく早く真田隊チットを引くことを祈ります。
対する関東方は、尋常ではない部隊数を生かして、いかに徳川隊に近づけないか、あるいは攻撃できる場合は、損害上等で大坂方を削るかを目指します。また、徳川家康には、影武者ルール(討ち取られても戦術値以下ならば、他のユニットと入れ替える)があり、多少の攻撃ならば、drによって凌げます。なお、今回は、オプションの真田幸村の影武者ルールも取り入れます。
第1ターン、特別ルールでこのターンは大坂方のみが行動できます。引いたチットは、石川隊-真田隊で両隊が関東方の間隙を縫って、家康本陣に接近します。
第2ターン、2手目に毛利隊が来て、これで大坂方3部隊がそろい踏みします。行き掛けの駄賃と、前線にいた小笠原秀政を攻撃し、これを殲滅。この部隊を麻痺させます。
あとは、いかに早く、石川隊と真田隊チットが来るかでしたが・・・これが全然、来ず、関東方のみ。第二線にいる榊原隊が活性化し、すぐ脇を駆け抜ける穴山小介を攻撃し、幸先良く、これを討ち取ります。
さらに、最大の兵力を誇る松平忠直隊(30ユニット!)が活性化し、真田隊の行く手を塞ぐように機動。手前にいた真田勢にも攻撃をかけ、1ユニットを討ち取ります。
後半になって、右翼からの有力な援軍-細川隊と井伊隊が参入。関東方屈指の高い戦闘力と機動力を持つ両精鋭により、石川隊3ユニット、毛利隊3ユニットが壊滅します。しかも、指揮官の石川康勝を討ち取る戦果!これにより大坂方の主力は、2部隊になってしまいます。
しばらく、関東方のチットが続き、中盤に精鋭の井伊隊が活性化。損害にかかわらず、遮二無二、突進をかけ、なんと石川隊1ユニット、毛利隊2ユニット、真田隊1ユニット(影武者!)を討ち取る大殊勲!このうち、毛利勝永も撃破され、その直後に空になった毛利チット!(一手、遅い!)もはや、大坂方は真田隊を残すのみになります。
16手目で、やっと真田勢に(遅すぎる!!)。獅子奮迅の真田隊は、本多忠政を討ち取り、他4ユニットを撃破し、徳川家康本陣に2へクスまで迫ります。が、この過程で、さらに猿飛佐助と雲隠才蔵を失います。
ここで、最大戦力の松平忠直勢!忠直の指揮の下、後方に残った三好伊三に無数の兵が群がります。三好は獅子奮迅の働きを見せ、なんと単独で6ユニットを撃退!さらに1ユニットの攻撃を躱しましたが、8ユニット目の攻撃で、ついに力尽き、全滅します。
しばらく、小大名チットが続いた後、初の徳川家康チット!家康隊は攻撃面に切り替えると、残り2ユニットの真田隊に猛攻を加えます。そして、ついに、真田幸村を討ち取り!(影武者にあらず)。これで、真田隊は、残すは望月六郎の1ユニットのみに。
第5ターン、もはや風前の灯火となった大坂方でしたが、家康隊が動く前の5手目に奇跡的に真田隊が活性化!2ユニットを吹き飛ばし、あと、1ユニット撃破できれば、家康本陣(と思われる)に届くチャンスがありましたが・・・。













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