前々回から参加いただいているohaさんのリクエストで、「賤ヶ岳の戦い」(ルーデンス・フェベル)を対戦しました。ゲムマで手に入れた合戦級なんですが、正直、いかにも同人然とした見た目からたいしたことはないだろうと、思っていたのですが・・・ソロをしてみたら、シンプルなのに面白い!しかも、様々な戦場にも適用できる汎用性の高さ(とデヴェロップメント)。
システムは、回復-移動-射撃-戦闘で、これに士気チェックが加わります。設定的に攻防がハッキリしていて、一見、力押しだけに見えますが、ゲームが進むと、地味な修整値やコマンドコントロール、混乱などが生きてきて、考えどころが多くなり。また、合戦級らしく、dr一発で展開が変わることもあり、予想外の驚きも。今回は、羽柴軍(oha)対柴田軍(mitsu)でプレイします。
第1ターン、夜間で射撃がないため、羽柴軍はひた押しに敵戦線に重圧をかけます。もっとも成功したかった湖畔側の1:1攻撃に失敗し、Ad(防御側混乱で後退)となります。他は、Ed(ともに混乱)か効果なしで、戦線を維持し、敵に張り付きます。また、唯一の増援の木村隊を、余呉湖北端から投入します。
柴田軍は、高い士気値を生かして、ほとんどのユニットを回復させ、山間部の戦線を一歩、後退させます(敵ZOCからの離脱では、1へクスしか移動できない)。一方で、敵の混乱で自由を得た柴田隊を北進させ、木村隊迎撃に向かわせます。
第2ターン、羽柴軍は混乱部隊を後方に下げ、数を生かして後詰めを押し出し、柴田軍を攻撃します。が、ここでも、Adに。
これにより、全部隊が敵の接触を逃れた柴田軍は、一部の足止め部隊を残し、北方へ向かいます。高い士気値を信じて、前線で徹底抗戦する手もありますが、いずれは乱戦になり、羽柴軍の物量に呑み込まれるのは目に見えています(ソロでの痛い教訓)。よって、要所要所で抗戦して時間を稼ぎながら、敵に突破をさせない(西岸にいる見えない主力の撤退を援護する)作戦です。
秀吉軍は、わずかな足止め部隊を蹴散らし、前進したいところでしたが、柴田軍が混乱しながらも猛烈な抵抗で、敵の前進を阻みます(どうも、前半は羽柴軍のdrが優れず)。
これで、ゆとりを得た柴田軍は、柴田隊と佐久間隊の一部を投入して、敵の迂回部隊(木村隊)に強襲をかけ、撃破してしまいます。
これで、ゆとりを得た柴田軍は、柴田隊と佐久間隊の一部を投入して、敵の迂回部隊(木村隊)に強襲をかけ、撃破してしまいます。
羽柴軍は、これに対し、強襲を繰り返しますが、敵のフルスタック相手では一進一退の展開に。気がつけば、夜が明け、残りターンが半分を割ります(第14ターンまでに突破)。
焦る羽柴軍に微かな光明が見えたのは、第10ターンでした。主力の攻勢が軒並み成功し、柴田軍は後退。ここまで順調だった士気判定に失敗し、そこにつけ込まれて、盤端まで4へクスに後退します。さらに、与力武将の4ユニットが敵中に孤立することに。
焦る羽柴軍に微かな光明が見えたのは、第10ターンでした。主力の攻勢が軒並み成功し、柴田軍は後退。ここまで順調だった士気判定に失敗し、そこにつけ込まれて、盤端まで4へクスに後退します。さらに、与力武将の4ユニットが敵中に孤立することに。
与力部隊を救うべきか、戦線の強化か、迷った柴田軍は救助を選びます。山間部で突出した敵に牽制攻撃をかけ気をそらし(いわゆる犠牲攻撃)、被包囲部隊が1:2で反撃を実施。1/2の確率で生き延びられたのですが・・・ああ、Adとなって退却できずに、全滅。これで、一気に10戦力を失います。
もはや、後がない柴田軍は、前田隊のZOCも当て込んで、突破へクス前面に最終防衛線を引きます。 第13ターン、ここを先途と、羽柴軍が猛攻をかけますが、戦闘正面が減少して、敵の防御効果が高まっているため、低比率にならざるを得ず。結果は、全てで羽柴軍が、攻撃失敗。これにより、次ターンの突破は不可能になり、柴田軍の(戦術的)勝利となりました。
羽柴軍は、セオリー通りの数を生かした攻撃をかけ続けましたが、戦闘drに背かれ、消耗戦に持ち込めず。士気回復も確率より低く、山間部の移動にも手間取り、十分な攻撃もできないターンもあり。「きっと、美濃から徹夜で走り続けで、足がもつれたに違いない」(笑い)。












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