三寒四温の2月末の休日に、BIBIさんを招いて、自宅オフ会を開きました。BIBIさんも結構のゲームを所有しており、ちょっとした紹介合戦の後、「ウイングスパン:東洋の翼」(アークライト)をプレイしました。
このゲームは、鳥類を主軸にした環境保護をテーマにしたリソース管理アイテムです。鳥獣保護区で餌や巣箱等の環境を整え、ランダム引きの鳥カードが定着していくようにします。初期は昆虫や木の実などを主食とする小さな鳥から始まり、徐々に大型昆虫や魚などを食べる大きめの鳥へ。最大はネズミなどを捕る猛禽類で、大きくなるほど、VPも高くなります。
これ以外にも、水辺系の小型から大型までの鳥類体系の定着等のミッションや鳥がため込んだ資源(餌や猛禽類が捕獲した小型の鳥等)、産んだ卵の数などが加点され、第4ラウンド終了時に、より高いVP(環境)を獲得したプレイヤーが勝利します。
序盤は、二人とも初プレイだったので、チュートリアルに従って、初期の2羽を保護区に呼び寄せます。
mitsu保護区では、ミッションカードが豊富に来る水鳥が来たため、水辺系に力を入れて、定着を図ります。すると、上手い具合にVPが規則的に上がる鳥カードをゲット。次は、これを呼び寄せるため、森林系にもてこ入れして、餌を集め、配置をしていきます。
BIBI保護区では、森林・草原・水辺の全てで満遍なく定着を図り、その都度、やってきた大・中・小型の鳥たちを増やしていきます。3ラウンドが終わった時点で、呼び寄せた鳥の数では、mitsuが9種、BIBIが8種と、ほぼ同数です。
迎えた最終4ラウンド、mitsu保護区では、いかにミッション点を高められるかから、可能な限り鳥を配置していきます。当初のカードでは、1つが5枚の揃いのミッションを達成できそうでしたが、ここで場に朱鷺が飛来。7VPを持つ水辺系最大の大型鳥類を手札に加え、餌の2:1トレードも駆使しして、水辺系でも5枚の揃いのミッションに成功します。その過程で、配置した鳥類種は13種類と、トップを維持します。
ここで、ゲームセット。VP計算をしたところ・・・
卵数とため込んだ資源の数では、BIBI保護区が多く、つがいの群集とミッション数でmitsu保護区が逆転。特に、3ミッションで2つをコンプリートした18点の加点が効いて、mitsuの勝利となりました。
実はあまり鳥には詳しくないので、インスト時にはピンときていなかったのですが、流れがわかると、資源管理系としてはそれほど難しくなく。1回のラウンドでは、最大8回の行動ができるのですが、進行とともに高度言う回数が減っていくシステムのため、何を優先するか、どこまで行けるのかを見極めが入ってきて、頭を使います。それでいて、他者への攻撃性はほぼない、多人数ソロプレイ。今、流行の環境保護をテーマに、副産物で鳥に詳しくなるというおまけも付くので、これなら家族とでもいけます(笑い)。


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