今月のソロプレイ第5弾は、「TANKS+」(CMJ)より、東部戦線追加シナリオ22「タンネンベルク戦の戦い」です。1944年のナルヴァ攻勢後のタンネンベルク線での戦いです。
 ソ連軍には10両のT34/85があり、ドイツは4両のパンターのみ。ただし、丘の上に司令部にいる4個分隊の歩兵を守り切れば、ドイツ軍の勝利であり、時間稼ぎがうまくいけば、いい勝負になります。
 セットアップで、ドイツ軍は射程の取れる丘の上にパンターを配置します。対するソ連軍は、その正面に4両を置き、側面迂回に6両を投入します。
T0
 第1ターン、ソ連軍は計画取り、前進をし、6両が敵の側面に取り付きます。すかさず、前進射撃をしますが、dr修整がきつく、命中弾はなし。
T1S
 これに対し、ドイツ軍は丘の上から脅威となる側面の敵に、準備射撃を見舞います。4発中3発が命中しますが、撃破drでハイロールが連続し、T34の1両を撃破したものの、2両は移動不能にとどまります。
T1D
 第2ターン、ソ連軍は側面攻撃部隊で一斉に準備射撃を行い、パンター1両を撃破します。ここで一気に片を付けんと、正面の4両もい近距離に接近します。残った3両のパンターが防御射撃を実施し、突進してきたT34の2両を撃破します。が、続く、前進射撃で、さらにパンター1両が撃破されます。
T2S 正面からの突進
 第3ターン、圧倒的に数で有利に立ったソ連軍は、一斉に準備射撃を行い、パンター1両を撃破します。
T3S
 ドイツ軍は、この撃ち合いに分がないことから、最後に残ったパンター1両を後退させます。
T3D
 第4ターン、ソ連軍は丘を取り囲むように移動し、次ターンの突入を待ちます。
T4S
 第5ターン、4両のT34はピストルの合図を元に、一斉に丘を駆け上がります。残ったパンターが防御射撃で迎え撃ち1両を撃破。が、続く、前進射撃で最後のパンターが昇天します。
T5D PFが外れる
 第6ターン以降、T34の榴弾射撃とドイツ軍歩兵のパンツァーファウストの撃ち合いになります。命中率ではソ連軍戦車の方がよく、毎ターン、1ユニットずつ、歩兵を撃破していきます。が、途中で1両が弾薬不足を起こして、後退します。
 対するドイツ軍歩兵も、ひたすらパンツァーファウストを撃ち込みますが、drに嫌われ、命中はなし。徐々にジリ貧になっていくドイツ軍は、第9ターンが終わった時点で、最後の歩兵1ユニットを残すのみに。
T8S
 最終第10ターン、ソ連軍の2両のT34は必殺の榴弾を、敵の籠もる建物に撃ち込みます。命中率は、6割ずつあったのですが・・・ああ、最後の最後にdrの女神は微笑まず。2発とも外れとなったことで、ドイツ軍がかろうじて勝利となりました。
T10S ドイツ軍が耐え忍ぶ