今月のソロプレイ第1弾は、WWⅡ戦闘級アイテムの「TANKS+」(CMJ)東部戦線追加シナリオ2「ムツェンスクの戦い」です。このシナリオは、ソロ専用になっていて、隠蔽状態の敵を偵察し、Pakが現れると戦闘になります。
また、毎ターン6を出すと、ドイツ軍にとって強敵のT34が➡マークから出現します。この登場drはPakが発見させる度に+1されるので、後半になればなるほど、T34の登場頻度が上がります。ちなみに、命中率以外の射程や貫通力、装甲値は、T34とPakとも遙かにⅢ号戦車を上回っています。
たちが悪いのは、T34の登場へクスが中央から円心上にランダムで設定されていることです。敵Pakの捜索で迂闊に前進すると、思わぬ箇所から敵戦車が出現し、不意打ちを食らう可能性があります。
そこでドイツ軍が考えた作戦が、初期のT34迎撃案です。下手な突進をして、敵の集中攻撃を受けないように、まずはT34の登場を待ちます。マップ中央の西寄りの建物と南西の森林に陣取り、敵が出現したら、正面からの引き付けと迂回攻撃により撃破をします。安全が確保されたら、慎重に前進し、Pakの発見と撃滅を狙います。敵はドクトリン(ルール)に沿って動くので、可能な限り連携をさせないように、各個撃破を狙います。
第3ターン、2輛の戦車が正面から牽制射撃を行う間に、2輛が視界外を迂回します。さらに、後方の2輛を前線の増強のため、前進させます。もう2輛は万が一、#0914からT34が登場した時に備え、後置します。
第6ターン、ちょうど突撃待ちで待機していたⅢ号戦車に側面をさらすことに!すかさず、臨機射撃を実施し、薄い装甲を貫いて、見事に1輛目を撃破します。これで一時的に脅威がなくなったドイツ軍は、右翼で偵察を実施し、ダミーを発見・除去します。
第10ターン、時間を掛けると、さらに敵が増えかねないと、ドイツ軍はPakに対し、集中射撃を実施します。これにより、危険な対戦車砲の撃破に成功します。次は、平地にいるT34を迂回攻撃せんと、左右から別働隊を移動させます。が、左の先鋒にいた弾薬切れのⅢ号戦車がPakの待ち伏せに。強力な76.2mm砲弾が装甲を貫き、ドイツ軍初の損害となります。
第11ターン、ドイツ軍はPakへの制圧射撃を行う一方、突撃を一旦保留にし、前衛を後退させます。ソ連軍も最寄りの敵に向かって発砲しますが、照準器の精度が悪く、命中せず。
第12ターン、ドイツ軍は二度目の集中射撃により、左翼のPak撃破に成功します。流れが変わったと判断した戦車隊指揮官は、ここで#1910に陣取るT34への突撃を指示します。前進射撃の不利なdr修整があるものの至近距離の射撃ならと期待しましたが、ああ、外れ。
続くソ連軍ターン、間が悪いことにここで最後のT34が出現。しかもドイツ軍のど真ん中の#1412!先の突撃部隊をはじめ、外しようのない至近距離からの射撃で、2輛が撃破されてしまいます。
第13ターン、#1412の敵を反撃で撃破すると、ドイツ軍は兵力を集中させるため、中央南寄りの森林の陰に部隊を集結させます。と、ここで射撃能力に優れたドイツ軍に幸運が。森に向かって移動中のⅢ号戦車が、中距離のT34に前進射撃をしたところ、命中。さらに貫通値-1だったにもかかわらず、これを撃破!これにより、残る敵戦車は1輛のみ。
ソ連軍ターン、敵を見失ったT34はドクトリンに従って、突進を開始します。森林を迂回したところで、至近距離でドイツ軍に捕捉されます。ここを先途と、4輛のドイツ軍戦車が臨機射撃!このうち、1発がT34の側面装甲を貫き、撃破!

















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