今月のソロプレイ第6弾は、「箱館湾海戦」(WGJ)から、最終シナリオのシナリオ4「箱館湾海戦」です。このシナリオは、箱館湾での最終決戦を描いたもので、史実では新政府軍が朝陽を撃沈されるも、敵艦隊と砲台を沈黙させ、政府軍の勝利に貢献しています。
共和国海軍には特別ルールで座礁があります。敢えて座礁をさせることで、砲撃機会が2倍になる(左舷・右舷両方)ものです。ただし、射界は限られるので、座礁位置の判断が重要になります。
勝利条件は、敵により多くの打撃を与えた側が勝ちですが、やはり弁天台砲台に損害を与えられなければ、自動的に共和国軍が勝利します。弁天台砲台は装甲2を持つため、ヒットを与えるには最大drでも確率は低くなります。そこで、新政府軍としては艦隊を二つにわけ、左舷と右舷を交互に射撃し、混乱を重ねてヒットを狙う作戦に出ます。
序盤、両軍はそれぞれの思惑通り、艦隊機動を行います。新政府軍は、移動力1の主力部隊と移動力の分遣隊に分離し、弁天台砲台を前面で合流させる計画です。一方の共和国軍は、適切な座礁位置を探りつつ、一心に弁天台砲台に接近します。
その後も、両軍は弁天台砲台前に向けて移動を継続し、第8ターンに新政府軍の別働隊と主力部隊の一部が射撃位置に取り付きます。これを見た共和国軍は、一斉に艦隊を座礁させ、敵主力艦隊に集中砲撃の態勢を取ります。同時に弁天台砲台が火を噴き、敵別働隊の春日に1ヒットを与えます。新政府軍も旗艦甲鉄のアームストリング砲で、千代田形に1ヒットを与えます。
第10ターン、共和国軍は1手目で回復しましたが、新政府軍の両部隊の砲撃が連続で決まり、弁天台砲台に待望の1ヒットを与えます。これで、敵の自動的勝利を阻止します。
ならば、あとは砲台の射界から外れるべく、移動を開始しますが、そうは問屋が卸さないと、共和国海軍が猛烈な射撃を春日に浴びせます。混乱に陥ったところに命中弾が集中し、春日は3ダメージを受けて中破となります。
ならば、あとは砲台の射界から外れるべく、移動を開始しますが、そうは問屋が卸さないと、共和国海軍が猛烈な射撃を春日に浴びせます。混乱に陥ったところに命中弾が集中し、春日は3ダメージを受けて中破となります。
第11ターン、艦隊移動中のため、効果的な砲撃ができない新政府軍に対し、共和国海軍が集中砲撃を連続し、春日と延年を大破(移動・戦闘不能)に。続く、2ターンの攻撃が止めとなり、両艦が沈没します。この時点で両軍の損害は、新政府軍10:共和国海軍4とダブルスコア越えに。










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