今月のソロプレイ第3弾は、「箱館湾海戦」(WGJ)からシナリオ2「宮古湾海戦」です。開陽を海難事故で失った共和国軍が、起死回生の戦力奪取を試みて、宮古湾に停泊中の甲鉄を狙うという設定です。史実では、夜間の奇襲で甲鉄への接舷に成功するも、甲板の高さから十分にアボルダージュができず、時間を浪費。最後は、接舷を解いて、回天が撤退しています
まず、奇襲を受けた新政府軍は、当初は行動できません。夜間視認か攻撃を受けると、次ターンから1d6して合計が10に達すると、稼働できるようになります。
また、共和国軍は甲鉄にアボルダージュを実施できます。両軍とも砲撃力分のdrをして、揃い目の分だけ、敵の人員に損害を与えられます。これが3ヒットになると、乗っ取りに成功します。もっとも甲鉄は、回天と同じ3砲撃力があり、かつ、ガトリング砲の威力(dr1個を裏返せる)から、アボルダージュでも有利です。
初期配置は固定で、新政府軍艦隊の左舷から共和国軍の回天が接近するところから、スタートです。
第3ターン、速力を上げて突進すると、見事な操艦で転舵し、甲鉄の舷側に横付けします。そして、アボルタージュを実行!いきなりの奇襲に甲鉄の乗組員は慌てたものの、回天も甲板の高さから乗り移りが遅れ、結果は1ヒットずつのイーブンに。
どちらが勝ってもおかしくない展開でしたが・・・再び、ガトリング砲が火を噴き、甲板上にいた共和国軍兵士を一掃します。これに勢いを得た新政府軍兵士が、逆アボルタージュを仕掛け、回天を制圧。甲鉄を守り切った上に、敵艦を奪取した新政府軍の勝利となりました。






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