勝手に茨城応援ツアーPart2!ということで、9月の連休を使って、茨城会でなじみのある土浦近辺の史跡を訪問してきました。
初日は、阿見で圏央道を降りて予科練記念館へ。そこから、鹿島海軍航空隊跡地の大山スロープに向かったのですが、以前は閉鎖されていた航空隊基地跡の自動車庫が開いている?!しかも、美浦村週末カフェの幟まで。
店主さんと話していると、村を挙げてこの跡地の保存に取り組んでいるとのこと。たまたま、居合わせた村役場の方から、正面に防空壕跡(掩体壕)が残っているとか、司令部跡地が撮影に使われたとか、丁寧な説明を受けました。クラウド・ファンディングで資金を集めており、第1弾の目標を達成して、来年には公開(!)しますと、うれしそうでした。詳しくは、こちらから。自分も早速、帰宅後に協力しましたよ~。
こちらは、その後にあたりや食堂でいただいた昼食のかすみ天丼。ナマズの天ぷらで、上品で柔らかい白身に臭みは一切なく、ナマズと言われなければ、全くわかりません。これも、うまかった!(つれあいのワカサギフライ定食も、しっかりワカサギが主張していました)
将門の襲撃で命を落とした、叔父の平国香の墓。史跡にはなっていないようで、民家の畑の中にぽつんと残されていて。地元の方に聞いても「知らない??」とのことで、周辺を3往復して、やっと発見しました。
前回の将門ツアーもそうでしたが、人影は全くなく。NHK「風と雲と虹」からだいぶ経つので、そろそろ、三谷大河でリバイバルしてくれませんかね~。主人公は、将門の宿敵-平国香・貞盛親子!(絶対、ないだろうな~)
その後、ナビに出てきた真壁城跡を訪問。将門ほど前ではないですが、鎌倉期から戦国時代まで続いた真壁氏の居城で、本丸の堀や出丸がそのまま、地形として残っています。自分の住んでいる市原も、隠れ城(館)跡が多いのですが、乱開発がないのはいいな~(田舎すぎて、再開発にならない?)。
そして、最後は、戦国最弱武将の小田氏の居城-小田城。なんと、9回も落城している(!)という、かなり希な平城です。もっとも、あの時代は後北条家・上杉家・佐竹家の草刈場だったので、何度か主を変えるのはやむなしでしょうが、読み間違いばかりで連敗街道まっしぐら。それでも、真田氏や安中氏のように武勇や知略があれば、生き残れたのでしょうが、秀吉の小田原攻めに乗り損なって(というより、豊臣側の佐竹に敵対してしまい)ジ・エンド。以後は、客将で生涯を終えたそうな・・・。
着いてみると、以前とは比べられないくらい、人出があり。なんと始祖が八田知家だそうで、鎌倉殿ブームに乗っかって特別展が開かれていました。幾度、落城しても復活するあたりは、小田氏の由縁かもしれませんね~。


















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