この日の最後に取り組んだのが、moritaさん持ち込みの「シティ・ビルダー」(アークライト)です。ヨーロッパの都市開発をモチーフにした生産・建築系のアイテムで、最後に最も人口を増やしたプレイヤーが勝利します。
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 生産力(税収)を増やすのが結構、難儀で、欲しい施設を建てようとすると、はじめは高い税収がかかり、投入した割には儲けがないという、負の連鎖になりかねず。開発可能タイルを見極め、メリハリのある開発が肝になります。かといって、税収を増やすための工場等を立て続けて、住宅街に隣接させると評判が悪くなり(人が来なくなる)、他の用地が圧迫されるなどの難点が。かといって、ただ、人口を増やすと維持コストがかかり、かつ、密集でこれまた評判が落ちるなど、結構、複雑なマトリックスになります。
 序盤は、赤都市(morita)がオフィスを作り、そこから得た収入で工場系を立てます。黄都市(バーネット)は、ガンガン、オフィス系を増やし、ビジネスを中心に収入を増やします。紫都市(mitsu)は、工場群を増加させながら、湖を配置して現金収入を上げ、比較的高価(マッチングした)建物を作ります。
序盤
 中盤は、工場系が多く、各陣営は一斉にこれを配置。赤都市(morita)はそこから公共建物を並べて、あえて評判を落として人口を制限しながら、現金を貯め込みます。黄都市(バーネット)は、オフィスが来ないので、やむなく工場にも手を出しますが、開発は鈍化します。紫都市(mitsu)は、上がってきた基礎税収と現金収入を組み合わせて、片っ端から空港を作り、相乗効果でさらに税収を上げます。
中盤の猛開発
中盤に向けての紫mitsu
 終盤、各陣営は一気に人口増加策に転じます。が、ここで一歩、リードしたのが、基礎税収を上げていた紫都市(mitsu)で、費用を注ぎ込んで公園・スタジアム・中学校を建築し、一気に増加を図ります。赤都市(morita)と黄都市(バーネット)も同様に人口増加に転じますが、紫都市(mitsu)のリードを縮められず。そのまま、紫都市(mitsu)の勝利となりました。
mitsu終了時
VP
 終了時の各都市の人口は、以下のとおりでした。
 紫都市(mitsu):129万人
 赤都市(morita):94万人
 黄都市(バーネット):60万人