例会の後半にバーネットさん持ち込みの「応仁の天下」(GJ) を対戦しました。GJ誌の最新作です。プレイヤーは、黄(mitsu)・緑(Tommy)・赤(morita)・青(バーネット)です。
序盤から、P(プレイヤー)勢力に特化した黄(mitsu)が山内上杉-大友-足利をプレイして、先攻します。これを、斯波義敏-細川-京極-畠山で緑(Tommy)が追いかけます。赤(morita)と青(バーネット)は、細川や山名のNP(ノン・プレイヤー)勢力による上洛に力を入れたため、伸びず。
続く、上洛戦とNP勢力のVPで、青(バーネット)と緑(Tommy)の東軍が勝利し、+12点と伸びを見せます。赤(morita)は西軍ながら、NP勢力で+7点とします。上洛を一切無視した黄(mitsu)は、加点にならず。
前半が終わった時点のVPは、以下の通りに。
前半が終わった時点のVPは、以下の通りに。
黄(mitsu):42点
緑(Tommy):38点
青(バーネット):28点
赤(morita):25点
後半戦は、NP勢力、P勢力、イベントが入り乱れた、組んずほぐれつの乱世に。黄(mitsu)は、一発目にP勢力×3点を得られる龍安寺石庭をプレイし、その後もP勢力に特化します。緑(Tommy)は細川・山名を両天秤にかけ、中央で地盤を固めます。赤(morita)は大内一択で上洛しまくり、太田道灌で都市をゲット。青(バーネット)は島津で九州南を席巻すると開発でVPを倍加させ、最後は細川で上洛。
続く、上洛戦とNP勢力のVPで、赤(morita)が+24点、青(バーネット)が+20点、緑(Tommy)も+18点の加点と驚異的な伸びを見せます。黄(mitsu)は、+4点止まり。が、最後にイベントや影響力マーカーを加えたVP計算に。その結果・・・
黄(mitsu):109点
緑(Tommy):102点
青(バーネット):86点
赤(morita):81点
と、mitsuの勝利となりました。黄は、前半に山内上杉と足利で関東を抑えて最後まで得点し続けたこととイベント龍安寺石庭で15点を加えたことが大きかったです。
このゲームは、History of the Worldを元にしながら、カードドラフトや上洛戦、NP勢力、イベントといった複数の要素が絡み合う、混沌に満ちたアイテムになっています。即時性が低い文化イベントが勝敗を決めたように、いろいろな勝ち筋があるのが、これまでのHistoryにはなかった特徴ですね。moritaさんいわく「終わってみなければ、誰が勝っているのか、わからない」状態ですが、この乱世感こそ、まさに応仁の乱かな、と。
まだまだ、底が見えないので、また、プレイしたいものです。






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