今月のソロプレイ第1弾は、Bonsai Games最新作の「ラッダ・デンマルク作戦」です。現在、本邦で最もアグレッシブな出版を続けているBonsai Gamesですが、隙間を狙ったはがきゲームも発表しており。早速、ダウンロードでソロしてみました。
 作品については、Bonsai GamesのHPをご覧ください。
 シークエンスは標準的な作戦級で、増援-移動-戦闘-回復です。スウェーデン軍は師団で4戦力を持ちますが、スタックできず。ドイツ軍は全て大隊で1戦力ですが、こちらはスタックフリーです。戦闘はメイアタックで、1:1でイーブン。地形効果は首都コペンハーゲンのみで1シフトと、1損害で退却を無効にできます。ドイツ軍にのみ、空軍1ユニットが与えられ、任意の戦闘で自軍有利に1シフトできます。
 第1戦は、ドイツ軍の北部重視策を取ります。コペンハーゲンは敢えて2ユニットとし、攻撃可能に。ただし、先ほどの1損害で退却を無効にできるため、これにより時間を稼ぐ作戦です。
 第1ターン、スウェーデン軍は敵の北部軍が強力なため、コペンハーゲン強襲を行います。これはArとなって効果なし。
T1
 第2ターン、装甲部隊の増援を得たスウェーデン軍は、北で1:1とコペンハーゲンで1:1の2カ所で攻撃を行います。結果、双方とも成功し、ドイツ軍は混乱状態で潰走し、コペンハーゲン守備隊は1ステップロスをします。
T2 S軍突進
 ドイツ軍は増援で先に撃破された1ユニットが登場しますが、首都への増援もできず、、ロスキレでハイスタックを作ります。
T2
 第3ターン、コペンハーゲン強襲を行いますが、ルフトヴァッフェの投入で2:1となり、失敗します。また、ロスキレへの1:1攻撃も-/Drで失敗に。
 ドイツ軍は反撃を行い、コペンハーゲンに隣接するへクスを取り戻しましたが・・。
T3D 反撃
 第4ターン、スウェーデン軍は乾坤一擲のコペンハーゲン攻撃に。3:1の結果、Drでついに首都が陥落します。また、ロスキルの攻撃も成功し、ドイツ軍の主力は包囲下に取り残されることに。これにより、コペンハーゲンの奪還は不可能で、スウェーデン軍の勝利となりました。
T4
 第2戦は、オーソドックスな首都防衛策をとります。コペンハーゲンに3ユニットを置き、地形効果で1:2として攻撃できないようにします。残りのユニットで、北部に防衛線を引きます。
 第1ターン、スウェーデン軍は北部の敵に2:1攻撃を行いますが、これはArとなり、失敗。
 ドイツ軍は戦線を後退させ、時間を稼ぎます。
T1
 第2ターン、もう一度、西方の敵に向かって、2:1攻撃を行いますが、これもAr。スウェーデン軍は全く意図した前進にならず。
T2も失敗
 第3ターン、三度目の正直で2:1攻撃を行い、やっとDrになりました。さらに機械化部隊の戦闘後前進で、コペンハーゲンの隣接へクスも占領しますが・・・。
T3にやっとDr
 第4ターン、ドイツ軍はルフトヴァッフェを投入し、コペンハーゲン攻撃を阻止します。やむを得ず、スウェーデン軍はロスキレに攻撃をかけ、Drとするものの、そこまで。
T4 首都は攻撃できず
 首都コペンハーゲンを守り切ったドイツ軍の勝利となりました。
終了時
 ドイツ軍が堅実策をとると、あとは第3ターンまでに何度、攻撃を成功させるかにかかってくると思います。第2戦のように、2/3の失敗は論外ですが、一度の失敗でも攻略はかなり困難かと。それでも、一戦は5分程度なので、「もう1回!」と挑戦したくなりますね~。