今月のソロプレイ第1弾は、「パズーのシータ奪還ゲーム-ティディス要塞」(ツクダ)です。その名の通り、ティディス要塞に軟禁されているシータを、海賊の協力を得てパズーが奪還するというものです。この時代にしては珍しいのがソロ専用という点で、イベントカードでランダム性を出しつつ、フラップターに乗った海賊がタイミングを見て、シータがいる東の塔を襲撃することになります。
 シータの元には、古の約束を守るロボット兵がいて、破壊されるまで、国防軍はシータに近づくことができません。
 何度か、演習をしたのですが、海賊はただ、闇雲に突っ込むと、砲塔やゴリアテ、無尽蔵に出てくる兵士の対空射撃を喰らって、塔に近づきづらいことがわかり。ならば、脱出路の確保をかねて、東の塔周辺の砲塔を破壊してから、突入することにします。
T0
 ゲームの準備では、3枚のイベントが発生し、3カ所の砲塔破壊と引き換えに、ロボット兵が4ダメージを受けることに。また、ゴリアテが東の塔に接近しており、この先の困難が予想されます。
  「女は度胸だ。お前達援護しな!」第1ターン、海賊側はゴリアテのいる前方を避けて、D5に移動します。集束爆弾を投げつけて、砲塔を破壊します。
T1
 第2ターン、そのまま、海賊は超低高度(地面すれすれの高度0)でD4へ。
T2
 第3ターン、ここで、ゴリアテが進路を防ぐように前進します。「操縦は体で覚えるんだ」海賊側は迷いましたが、この高度なら発見されないと、D3へ前進します。 
T3
 第4ターン、幸いにも、ロボット兵の火線がC1の砲塔を焼きます。発見(対空砲火)の危険から、未だ、高度を上げられない海賊は一端、D2へ。  
T4
 第5ターン、海賊一行はE1へ前進し、ここの砲台を破壊します。が、まだ、東の塔に隣接するD2とD3の砲塔は健在です。
T5
 第6ターン、海賊はUターンをすると、再び、D2砲台へ攻撃を行います。これにより、ケースメイト型の砲塔が吹き飛びます。が、イベントカードによるロボット兵への攻撃も集中し、耐久力がわずかになります。
T6
 第7ターン、最後に残ったD3砲塔へ、二度目の攻撃をかけますが、これは失敗に。ロボット兵がシータを守っているうちに、なんとか砲台を破壊し、東塔への接近を狙いたいのですが・・・。
T7
 第8ターン、群がる兵士の危険をあえて享受して、海賊はこの場に止まり、三度目の砲台攻撃へ。これが見事に成功!さらに、ドーラによるマスタード爆弾が炸裂し、全兵士ユニットも、無力化します。が、ついに、ロボット兵の耐久力が1に低下します。
T8
 第9ターン、なんとかロボット兵が粘っているうちにと、海賊はフラップターの高度を上げ、D2へ。続いて、第10ターンには高度2へ。国防軍の兵士が海賊を追ってきますが、これにより、東塔の守衛がいなくなります。
T10
 第11ターン、ここしかない!海賊側はドーラとパズーのフラップターを先頭に高度を3に上げ、シータの元へ。東塔に監禁されていたシータがこれに気付き、窓から身を乗り出します。「最後のチャンスだ、すり抜けながらかっさらえ」ギリギリのところでパズーがシータを受け止め、奪還に成功します。
T11 シータ奪還
 第12ターン、海賊は長居は無用と、一斉に西端を目指します。大量の兵士がこれを追いかけますが、フラップターに追いつくはずもなく。
T13
 第14ターン、国防軍に郊外に抜けた海賊を止める手はなく、勝利となりました。
T14
終了時