今回、プレイしたかったのが、「パンデミック:クトゥルフの呼び声」(HJ)です。
 未知のウィルスとの戦いを描いた傑作「パンデミック」のシステムを援用し、クトゥルフ神話の世界を上手に再現した協力型ゲームです。「パンデミック」の感染者は「邪神の信徒」に代わり、覚醒(アウトブレイク)が起こると、オールドワン(古きもの)が1体、復活します。その結果は、封印に1枚カードが余分に必要になるとか、移動制限とか、全員の正気度が落ちるとか、ろくでもないものばかり。最後の(7枚目の)オールドワンであるクトゥルフが復活すると、人類は滅亡します。
  また、邪神の眷属であるショゴスが3体おり、これが異界の門に到達すると、やはりオールドワン(古きもの)が復活します。ショゴスはキャラでも倒せますが、3ダメージが必要で、かつ、正気チェックをしなければならないという、やっかいな敵です。
 緒戦は、インストのあと、最大限に手がかりが得られる初級ゲームとします。プレイヤーは、魔術師(平)・隠秘学者(mitsu)・探偵(morita)です。
  「パンデミック」でもそうでしたが、効率的に封印(治療薬の開発)をしていくためには、プレイヤーがまとまって行動することが効果的です。今回は、始めにダンウィッチの手がかりカードが多かったため、みなで彼の地へ。封印ボーナス(4枚でよい)を持つ探偵(morita)にカードを集め、ここを封印します。
ダンウィッチ、封印
 続いて、ショゴスがいるキングスコートに向かいますが、この途中でもう1体のショゴスに遭遇。隠秘学者(mitsu)が足止め(特殊能力)をしているうちに、始めのショゴスを魔術師が、もう1体を探偵が抹殺し、事なきを得ます。もっとも、若干の正気は失いましたが・・・。
キングスコートに向かうが・・・
魔術師がショゴスを撃退
 そのまま、キングスコートとインスマンスを時計回りに封印し、残りはアーカムのみ。この直後に、アーカムにショゴスが出現しますが、またも隠秘学者(mitsu)が時間を稼いでいるうちに、探偵(morita)が飛び込み、最後の封印に成功。人類の勝利となりました。
アーカムを封印
 事前のソロではカードの巡り合わせが悪く、2回ほど、滅んでいたので、初勝利ができて幸いです。
 午後になって、メンツを入れ替えて、第2戦に。今回は手がかりカードが各1枚ずつ少ない標準ゲームです。担当は、医師(Tommy)・探偵(mitsu)・隠秘学者(バーネット)です。
 序盤から、ショゴスや信徒の発生が多く、まずはこの除去に追われます。それでも中盤までには、手がかりを集めて、なんとか1カ所の封印に成功します。
 が、ここまでかなり時間がかかっており、カード切れで敗北の可能性が。これを防ごうと、ショゴスと3体の信徒のいるアーカムの公園へ、命がけ(正気がけ?)で医師(Tommy)が向かいます。必死の攻撃でショゴスを撃退したのですが、SANチャックで、ああ、信徒2体が発生!この結果、覚醒2回となり、邪神クトゥルフが復活!人類の敗北になりました。
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 今回のプレイでコツを掴んだので、今度こそ、標準ゲームを、そして上級ゲームをクリアしたいものです。