年度初めの休日に、 第202回ちはら会を開催しました。会場付近では美しい桜並木が満開を迎え、春到来。7名の同志で、B級からSF級、安全保障、古代中国史まで、幅広く楽しみました。
先日にプレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。
ドーラの警戒網突破(ツクダ) ☆海賊(mitsu)対国防軍(タナック)
ドーラの飛行客船襲撃(ツクダ) 海賊(mitsu)対国防軍(タナック)☆
パタパタくるりん(伝説巨神イデオン-パイロット編)☆ギジェ(kawa)・カーシャ(タナック)・コスモ(mitsu)
群雄割拠:三国志(CMJ)4人プレイ ☆mitsu・fho・タナック・kawa
フォシリス(Kids Table Board Gaming) ☆Tommy・タナック・mitsu・kawa・BIBI
PANDEMIC(HJ)英雄モード ★人類側敗北(mitsu・タナック・kawa・BIBI)
テラフォーミング・マーズ アレス・エクスペディション(アークライト)☆アークライト(BIBI)・ヘリオン(mitsu)・ローンチェスター(kawa)・クレディコー(ybs)

コメント
コメント一覧 (2)
ニューズウィーク日本版(2022年4月1日 )掲載のウクライナ紛争に関する與那覇 潤氏(評論家)の論説に、『トワイライト・ストラグル』が言及されていましたので、その抜粋を紹介します;
<侵略戦争は常に、世界を見る上での自らの「遠近法」を疑おうとしない国が起こす。そして冷戦以降のアメリカが証明したように、その行動は失敗する運命にある>
『トワイライト・ストラグル』という、1945~89年の米ソ冷戦史を追体験できることで著名なボードゲームがある。
米国ないしソ連を担当して、世界各国に自国の影響力を扶植してゆくのだが、地道に勢力を拡大するより一挙に軍事行動(主にクーデター)を仕掛けた方がしばしば手っ取り早いという、身もふたもないリアリズムが特色だ。
さらに皮肉なのは米ソによる「核の均衡」の、ゲーム内容への反映のさせ方だ。
クーデターは効率的だが、主要国で1回起こすごとに核戦争への危険度が増して「相互に軍事行動禁止」の地域が設定され、逆説的ながら危険度が下がるまでその地域は「平和」になる(クーデター等を起こせなくなる)。
chiharakai2019
が
しました
まずヨーロッパ、次にアジア、その後に中東と、核危機の深まりに連れ3段階で米ソともに軍事行動のできない地域が広がり、逆にいうと中南米とアフリカではゲームの最後まで、(主要国を除けば)「クーデターし放題」の状態が続く。
注意したいのは、このゲームのデザイナーはアメリカ人だということだ。
だからプレイを進めてゆくと欧州が最も平和で安定し、波乱含みながらアジアがそれに次ぎ、中東は混迷を深め、そのほかの地域は最底辺のカオスを自ずと呈することになる。
よかれ悪しかれ、日本人もまた世界情勢を見るときに、そうした遠近法のグラデーションに慣れてしまって久しい。
今回は、プーチンという「まったく別の遠近法」の持ち主によって、旧西側世界の尺度では「先進地域」に位置づけられ得るはずのウクライナに、「後進地域」に限られるものと思われてきた野蛮な殺戮が出現したことが、私たちを混乱させているのである。
chiharakai2019
が
しました