この日の緒戦は、タナックさん持ち込みの「三国志荊州争奪戦争」(GJ) です。以前、GJ誌で発表された「武田遺領争奪戦」のバリアントと言えるもので、いわゆる正体秘匿型の2人用アイテムです。プレイヤーは赤壁の戦い直後の魏・呉・蜀のいずれかを、秘密裏に受け持ちます。正体を明かすまでは、手順に沿って3陣営が動き、自分の陣営が敵に委ねられることも。陣営を宣言すれば、以後は自陣営及び中立陣営を動かせます。よって、宣言までいかにブラフをかけ、敵を誘導するかが肝になります(あるいは誤解しないか)。
一方、呉は密かに通じた(中立の)蜀を使って、魏の前線を痛打。もし、タナックさんが魏ならば、それなりの兵力をつぎ込んで防御するはずとモニターしたところ、本軍は動かさず防御に徹し、蜀の侵攻を容認する(ような)動きに。
となれば、タナックさんは蜀の可能性が高いと判断。ならば、蜀を叩くまでと、ここでmitsuは正体を明かして、組織的に蜀への攻撃を始めます。効率よい攻めで、蜀軍に打撃を与えますが、それでもタナックさんは正体を秘匿・・・よほど、我慢強いか、あるいは別の陣営なのか?
と、この時、イベントを確保に行った孫権本隊が、思わぬ苦戦で損害を連発し、単独で取り残されることに。イベント「強行軍」を使えば、一度、撤退できたのですが、直接、蜀軍に攻撃される恐れがないと、そのまま、居座ることに。
ここで、タナックさんが正体を明かします。なんと、魏軍!前線でふらふらしている孫権を魏軍が取り囲み、ジ・エンド。
このシステムは初めてプレイしましたが、基本ルーチンは軽く、ブラフの掛け合いと正体の読み合いに集中できるのは、非常に楽しいです。ちょうど来年は、本能寺の変440周年にあたるので、両方ともプレイ準備をしてみましょう。




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