今回の緒戦は、朝一番に来たエンジョウさんと、前回にチュートリアル・プレイした「幕末維新始末」(GJ)です。陣営は倒幕側をエンジョウさんが、佐幕側をmitsuが担当します。
慶応3年は、両陣営とも味方の確保を行います。佐幕側は紀州や北畿の京周辺と関東を固め、兵力を摂播に送り込み、持久体制をとります。倒幕側は、九州、四国、中国の諸藩を動員し、上洛準備を進めます。
慶応4年(明治元年)、倒幕側は満を持して上洛に。西側諸藩兵を摂播に投入し、この支配を狙います。佐幕側も海軍を含む増援を投入し、ガチンコの政治闘争に。2ターンに渡って、倒幕側の進行を阻止しましたが、第3ターンに摂播を奪われます。
これに勢いづいた倒幕側は、京への投入をしますが、drが安定せず、御所の支配を取ったり取られたり。政治的に混乱が続くうちに、「外国人殺傷事件」や佐幕側の支配失敗などで、幕府の政権点はついに0に!
ならば、イベントで対抗と、佐幕側は乾退助と西郷吉之助を暗殺するものの、京周辺を抑えられて、挽回までは至らず。年末には、介入を狙っていた外国軍が横浜港を接収するなど、さらなる混乱が巻き起こります。
明治2年、このままでは日本の独立が危ないと踏んだ倒幕軍は、カード3枚を投入して強引に開戦に。さすがに倒幕軍の質と量は凄まじく、佐幕軍は一時的に壊滅状態になります。
あとは、政権を取って、追撃に思った矢先、三度目の外国軍介入が起こり、ゲームエンド。あくなき政治的迷走の果てに、諸外国に占領されるという、「最悪のシナリオ」でした。
終了後の感想戦で、エンジョウさんと「まさに、幕末あるあるだぁ~」と妙に納得しました(苦笑い)。倒幕派が兵力集中に時間をかけ過ぎた感のある一方、佐幕派も社会不安扇動や暗殺など、政治的暗闘に拘ったので、この顛末。まさにデザイナーの罠に填まったかしら。






コメント
コメント一覧 (2)
勝ち切ろうと思うと、倒幕陣営はスピードが要求されますよね。佐幕陣営はしつこく肥前をねらうことになると思います。それらが基本線ですけど、(サイコロ次第ですし)いろんな対処があると思うので、自分の好きな戊辰戦争をデザインしていただければ、と思います。
人材登用を手札に握りこめるなら、いきなり開戦して(薩摩の2人の戦死チェック=第二次池田屋事件)、暗殺を駆使して相手の指導者を狩るダースベーダー作戦とか?どうでしょう。テスト版のとき、それで指導者が壊滅して倒幕派が動けなくなったことがあります。最終版で、指導者の数を調整したので、かなり効率が悪いですけど。
chiharakai2019
が
しました
イベント効果が大きいので、なれるまではそれに翻弄される感はあります(それも幕末ぽくって)。一定数やり込むと、いつ効果的なイベントが来るか、外交折衝がいつ出るのかを予測しながら、いかに「運」をたぐり寄せられるか、読みが楽しめるようになりそうです。
まだ、しばらく底は見えないですね~。あとは、プレイしてくれる人が増えれば。
chiharakai2019
が
しました