歴史・戦史研究「ちはら会」Drei

この会は、主にシミュレーションという手法を用いて、歴史・戦史を楽しもうという、有志の集まりです。興味ある時代をテーマに選び、図上演習(シミュレーションゲーム)を通して、文献研究では得られない「動きのある歴史」を見つめます。 「ちはら会」では、現在、会員を募集しています。年齢や資格等を問わず、興味のある方ならば、どなたでも参加できます。関心のある方は、下記にご連絡ください。 Eアドレス. chiharakai@apost.plala.or.jp (代表.mitsu)

スポーツ

  今月のソロプレイで実施した2019年CS/日本シリーズですが、今回、ちはら会でもコンバット・プローブンを得るべく、パリーグCS編を開始しました。
 【1Stステージ】東北楽天ゴールデンイーグルス(にし)対福岡ソフトバンクホークス(mitsu)
 第1試合は、楽天則本対ソフトバンク千賀のエース対決です。序盤、楽天は、ヒットの銀次、四球のウィラーを塁に置き、8番堀内のタイムリースリーベースで先制をします。その後は、両投手ともランナーを出しながら要所を締め、点を与えません。

堀内
 後半6回に、ソフトバンクはグラシアルの四球、デスパイネのヒットで1・3塁として、7番内川が犠牲フライで1点差に。
 7回裏にもツーアウト1・2塁のチャンスを作りますが、ここで楽天は守護神松井を投入し、グラシアルを三振に打ち取ります。
松井
 9回表、楽天はツーアウト2塁で、島内がモイロネからヒットを放ち、ダメ押しの3点目。そのまま、松井が締めて、楽天が先勝します。
 第2試合は、石橋と椎野の投げ合いです。今度は、初回にソフトバンクが4番グラシアルのツーランで先制します。
 好調椎野はこれをバックに7回まで零封を続けましたが・・・8回に6番渡辺に、まさかの同点HRを喰らいます。
 最終回、ソフトバンクはデスパイネがヒットで出ると、7番松田が値千金のツーベース!デスパイネの代走周東が俊足を生かして、ホームに帰り、劇的なサヨナラとなりました。これで、戦績を1勝1敗とします。
松田
 最終の第3戦は、岸と大竹のグレードC対決です。この日は、初回からソフトバンク打線が好調で、ヒットの浅村を置いて、4番ブラッシュがツーランホームランで先制します。
ブラッシュ
 その後も、またもブラッシュの犠飛やウィラーの一発、代打山下の犠飛で、点差を広げ、5対0とします。
 ソフトバンクは岸の前に10三振を喰らう凡退を繰り返し、6回まで全く手が出ず。7回裏にグラシアルが執念の一発で5対1とするものの、9回に守護神松井が三者連続三振で締めくくり。楽天が1Stステージの勝利を決めました。
 MVPは、8番ながら12打数4安打で初戦で2点の打点を挙げた捕手堀内が獲得しました。これ以外にも銀次が4割1分1厘、浅村が3割6分3厘、主砲ブラッシュ、ウィラーがホームランを放つなど、楽天打線が好調でした。ソフトバンクはグラシアルが2ホーマー、デスパイネが4割4分4厘と活躍したものの、柳田がわずか1安打などそれ以外が低調で1Stステージ敗退となりました。

 【ファイナルステージ】東北楽天ゴールデンイーグルス(にし)対埼玉西武ライオンズ(kawa)
 第1試合は、楽天辛島(グレードD)対西武ニール(B)の先発となります。西武は初回、ヒットの秋山を置いて、4番山川が先制のツーランでリードします。
  グレード差から西武が有利と思われましたが、好調楽天打線がニールを攻めます。3回に茂木のツーベースで1点を返すと、4回に4番ブラッシュがソロホームランで同点にします。そして5回、楽天はまたも茂木のタイムリーに続き、ワイルドピッチで2・3塁にすると4番ブラッシュが2点タイムリー!5対1と逆転に成功します。

茂木
 その後、両軍は中継ぎ陣を投入し、終盤に。8回表に西武から移籍した浅村がソロホームランで1点を追加。その裏、青山に対し、西武は外崎のツーランで追撃を掛けますが、9回、守護神松井に抑えられ、ゲームセット。
 楽天が1Stの勢いそのままで、対戦成績を1勝1敗とします(西武には優勝ボーナス1勝があり)。
Fステージ
 第2試合は、中4日の開けた則本(グレードB)と高橋(D)で開始となります。西武は初回、3番に戻った森のソロで先制すると、2回にベテラン栗山のツーベースで追加点を挙げます。そして、5回、前日に続く山川のツーラン、秋山のソロで5対0とします。
山川 HR
 楽天は高橋を打ちあぐね、5回まで零封されますが、6回に島内のソロHR 、8回に茂木から四球を挟む4つのヒットで3点を返します。
 が、7回裏、セットアッパー宋が、8番栗山にタイムリー、9番岡田にまさかの3ランを浴びて、大量失点。終わってみれば、9対4で重量打線が爆発した西武の勝利に。これで、対戦成績は西武の2勝1敗となります。
岡田
 第3試合は、石橋(グレードC)と今井(D)の投げ合いに。初回、楽天は銀次のタイムリーで先制すると、その裏、西武の秋山が2点タイムリーを放ち、逆転します。3回表、楽天は銀次の2本目のタイムリーで追いつくと、5回にウィラーのヒットで再逆転に成功します。
 すると、西武は5回に森のツーラン、外崎のツーラン、岡田のソロと一発攻勢で再々逆転に成功します。
森
 楽天も8回に島内のタイムリーで3点差にしますが、先発今井を打ち崩せず、完投を許します。結果、7対4で西武が勝利し、CS制覇に王手を掛けます。
 第4試合は、勝利を掛けた猛烈な打撃戦に。2回裏、四球の山川、中村を置いて秋山が先制の3ランを放ちます。
秋山
 3回表、絶対に負けられない楽天は、2つの四球を挟む3本のヒットで4点をもぎ取り、4対3と逆転に成功します。
 が、直後の4回裏、外崎が二人のランナーを置いて、2点タイムリーを放ち、再逆転に。
外崎
 7回、楽天は主砲ブラッシュが執念のソロHRで、またも同点に追いつきます。
 運命の終盤、8回裏に西武は二つの四球でランナーを貯めると、4番山川がシーズン3本目となるスリーランホームランを放ち、土壇場で楽天をリードします。
山川 どすこい
 最終回、西武は守護神増田を投入しますが・・・楽天は浅村の四球とブラッシュのヒットの後、銀次がツーベースで2点タイムリーで7対8に。一打同点のチャンスを作りましたが、最後は増田が締めて、ゲームセット。
銀次
 この瞬間、西武ライオンズが楽天ゴールデンイーグルスを下し、日本選手権シリーズへの進出を決定しました。
 MVPは、第1・第2・第4戦で3本のホームランを放った山川が受賞しました。敢闘賞は、ここ一番でタイムリーと本塁打を放ったウィラーとなりました。

 2019年の日本シリーズは、パリーグCSを勝ち上がった埼玉西武ライオンズとセリーグCSを勝ち上がった読売ジャイアンツの戦いです。規定により、奇数年はパの本拠地メットライフドームでスタートします。
  第1戦は、10月19日で、先発は澤村(グレードA)対ニール(グレードB)のエース対決です。先制したのは西武で、四球の森を置いて、主砲山川が豪快なツーランホームランを叩き込みます。
 が、その直後の2回表、巨人はサードのエラーで出塁した阿部を、ゲレーロの単打、田中のタイムリーで1点を返します。4回には、ツーベースと進塁打で3塁に進んだ阿部を置いて、ニールが痛恨の暴投で、同点としてしまいます。

田中
 迎えた7回、ゲレーロが値千金の勝ち越しソロで、逆転に成功します。
ゲレーロ
 8回には、代打重信のタイムリーで突き放し、そのまま、澤村が投げ抜いて、ゲームセット。澤村は先制されたものの、その後は尻上がりに調子を上げ、7回以降はパーフェクトで8奪三振(!)というすばらしいピッチングでした。
重信
  第2戦の先発は、山口(グレードB)対今井(グレードD)です。この日、先制したのは巨人で、2回表に絶好調阿部を2塁において、伏兵田中がタイムリーを放ちます。
 3回までランナーを出すものの点が入らない西武でしたが、5回裏、自慢の重量打線が爆発します。主砲山川が2試合連続のソロで同点にすると、外崎が四球、栗山がヒットで続き、9番金子が逆転タイムリー。直後に、秋山がスリーランを放ち、5対1と大きく勝ち越します。さらに、6回には「どすこい」山川が2打席連続のソロ!
秋山
山川
 7回には、四球でランナーをため、外崎が3ランHRと試合を決定づけ、8回には源田にもソロが出て、大量10点に。
 巨人は6回に重信のタイムリーで1点を返すものの、西武先発今井の完投を許し、試合終了。これで対戦成績は、1勝1敗となります。
今井
 移動日を挟んで東京ドームに舞台を移した第三戦は、まれに見る接戦になります。十亀(グレードD)対菅野(グレードC)でスタートした試合は、両投手が要所を押さえ、4回まで零行進となります。
 勝利投手の権利が絡んだ5回裏、巨人は十亀を攻め、田中のツーベース、小林のタイムリー、1番に還って丸のツーランで3点を先制します。
丸
 6回表、西武は森の犠牲フライで1点差にしますが、中継ぎ陣に抑えられ、最終回に。巨人の守護神中川が登板し、2三振でこのまま終了かと思われましたが・・・ツーアウトから中村の四球、源田のツーベース、代打熊代のタイムリーで、同点に追いつきます。
熊代
 その後は、増田や大竹の抑えの投入で、12回まで点を許さず。西武増田が12回裏を三者連続三振で締め、引き分けとなりました。
増田
 完全な五分で迎えた第四戦は、高橋(グレードD)対メルセデス(グレードC)の対決になります。1回裏、4番に座った阿部がタイムリーで先制します。
 5回、西武は4番山川がシーズン4本目となるツーランを放ち、見事に逆転します。
山川その2
 ここから両軍は、平井にヒース、デラロサに鍵谷、戸根の中継ぎ陣を投入し、6回まで2対1のまま。
 転機は7回裏でした。四球の小林に代わった巨人増田が盗塁を決め、ノーアウト2塁とします。1死後、1番丸がタイムリーで同点にし、代打大城が逆転ツーベースを放ちます。そして、止めは4番阿部のツーランHR!
阿部
 西武もグレードAの戸根を攻め、中村の2点タイムリーで1点差にしますが、前日の殊勲者熊代が三振に倒れ、5対4でゲームセット。巨人が2勝目を上げます。
 第5戦は、ローテから再び、ニール(グレードB)対澤村(グレードA)のエース対決です。ゲームは、グレード通り、1点を積み重ねる投手戦になります。
 1回裏、2番陽岱鋼が先制のソロを放ちます。しばらくは零行進が続き、6回、主軸の坂本がソロホームランで2点差にします。
陽岱鋼
 8回裏、疲れが見えたニールを攻め、阿部・岡本の連続ヒットの後、代打炭谷がタイムリーを放ち、ダメ押しに。
 西武は、単打を出すものの、後続が続かず、無得点。終わってみれば、散発2安打で13三振という、澤村の一人舞台で完封勝利を許しました。これで対戦成績は、3勝1敗1分けとなり、巨人が優勝への王手を掛けます。
澤村
 ここで再び、移動日を挟み、埼玉に戻った第6戦は、山口(グレードB)と今井の(グレードD)で開始。意地を見せたい西武は、1回裏に秋山のヒット、源田のツーベースの後、ゲレーロのエラーで先制します。続く2回、もう一人の主砲「おかわり」中村がソロホームランで2点目を取ります。巨人は3回表に好調陽岱鋼のタイムリーで1点を返します。
中村
 試合が大きく動いたのは、中盤でした。4回裏、西武は中村の四球に始まり、熊代のツーベース、木村のタイムリーで2点を追加すると、1番秋山のアーチで6点目をゲットします。続く、5回は四球の二人を置いて、8番木村がスリーランで勝負あり。
木村
 巨人も6回に代打亀井の2点タイムリーを放ちますが、時すでに遅し。10対3で今井の二勝目を許し、対戦成績を巨人の3勝2敗1分けとします。
 このまま、西武が追いつくか、巨人が逃げ切るか。第7戦の先発は、菅野(グレードC)対佐野(グレードD)です。2回表、巨人は阿部のソロホームランと石川のタイムリーで2点を取ると、西武はその裏、外崎の2ランで同点と一歩も譲らず。
外崎2
 が、3回、小林が四球の後、陽岱鋼、坂本のシングル、阿部の死球、岡本の犠飛で、3点を取ります。4回には、陽がツーベースで加点し、6対2に。
 西武は外崎が2打席連続ホームランで6対3とするも、佐野から代わった中継ぎ陣を攻め、坂本の2点タイムリーツーベースや石川、若林の連続ホームランなどで、11点目を取ります。
坂本
 
石川
 菅野が5回で勝利投手の権利を得た後、セットアッパー戸根が3回を零封し、最終回は守護神中川が締めてゲームセット。この瞬間、読売ジャイアンツが4勝2敗1分で、2019年日本選手権シリーズの優勝を決めました。
 MVPは巨人の阿部で、打率4割4分4厘、本塁打2本、5打点と、この年に引退するベテランが最後に大輪の花を咲かせました。3割7分9厘を打った3番坂本とのコンビでチャンスを物にしました。次点は澤村で、2試合連続の完投、防御率1.00、奪三振率14(!)と大活躍でした。これ以外にも、巨人は田中、重信、大城、石川が要所でタイムリーやホームランを放つなどの地道な加点が奏功しました。
 一方、敢闘賞は西武の山川で、打率は2割1分4厘ながら、本塁打4本、6打点とMVPの阿部を凌駕する打点でした。それ以外にも森が5割(!)、外崎、秋山、源田が2ホーマーなどホームラン数では圧倒するものの、投手陣の層の薄さが響きました。

 続いて、2019年セリーグCSのファイナルステージで、勝ち上がった横浜DeNAベイスターズを、読売ジャイアンツが本拠地の東京ドームで迎え撃ちます。

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  横浜DeNAベイスターズは、グレードAの石田を筆頭にB以上の先発が3人と、同様に山崎康晃以下、リリーフ陣でも3人がいます。3割バッターはいませんが、一発を秘めた筒香、ロペス、ソト、宮崎など、のべ8つの無条件HRナンバーの強力打線です。防御率を高めるために欠かせない守備力も、よほどのことがない限り30以上と、堅守が売りです。1Stステージでは、高い防御力による1-2点差のゲームを物にして、勝ち上がってきました。
 一方の読売ジャイアンツは、HR40本の坂本、31本の岡本に、ベテラン阿部慎之助、亀井、広島からネームヴァリューと資金力でもぎ取った丸、21本を打っているゲレーロと、無条件HRナンバーはDeNAを上回る10個です。先発でグレードB以上は2人と若干、落ちますが、リリーフ陣は3人と互角です。守備も横浜ほどではありませんが、外野が全て守備力4など、こちらも30に達します。
  第1戦は、10月9日で、先発は今永対山口のグレードB対決です。試合は、初戦の緊張感溢れる投手戦に。1回、DeNAが山口の立ち上がりを攻め、1アウト満塁とし、宮崎が押し出し四球で1点を先取します。が、ソト、柴田が倒れて、追加点はならず。
 一方の今永は、四球とヒットで満塁のピンチを迎えるなどしますが、敵のスクイズ失敗や二つのダブルプレーに助けられ、4回に1点を失ったのみで、中盤戦に。
 1対1で迎えた5回以降、両軍のセットアッパーのエスコバーとデラロサが好投し、9回を終えて延長戦に突入します。 
デラロサ
 巨人は守護神中川を投入し、10回表を零封します。その裏、2イニング目に入った藤岡から、阿部がヒットを打つと、代走増田が二盗を決め、一打サヨナラのチャンス。この日、2つのツーベースを放っている7番山本がきっちりと振り抜き、サヨナラツーベースで勝利しました。優勝ボーナスの1勝を加え、巨人が2勝扱いとなります。
山本
 第2戦は、石田(グレードA )対澤村(グレードA)のエース対決です。この日、先制をしたのはジャイアンツで、1回裏にヒットの亀井を置いて4番岡本の1発で2対0とします。その裏、DeNAは本塁打王ソトがソロHRで1点を返し、3回には主砲筒香のタイムリーで同点とします。
 ここから両軍のエースが持ち直し、零行進が続きます。ベイスターズの石田は、5回以降、なんとパーフェクトに。澤村も四球は出すものの、4回以降はわずかに1ヒットと好投します。
 勝負の分かれ目は、9回でした。DeNAが、ソトのヒット、嶺井の四球、石田のバントヒット(送りバントの功名)で1死満塁とします。ここで、ジャイアンツは前日の勝利投手中川を投入しますが、1番神里がきっちりとライトに犠牲フライを打ち上げ、均衡を破ります。
神里
 そのまま、石田が9回も締め、ゲームセット。石田は1四球、16奪三振と記録的な投球で、1Stステージと合わせてCSシリーズ2連勝となりました。
石田 (2)
 第3戦の先発は、濵口(グレードB)対菅野(グレードC)の投げ合いです。この試合も1点を争うマッチレースとなります。2回裏、阿部のヒットの後、レフト筒香のエラーで1アウト2・3塁にすると、山本のセカンドゴロの間に、1点を先取します。続く3回は、亀井のヒット、丸の進塁打で三番坂本がタイムリーを放ち、2点目を手に入れます。
坂本
 追いかけるDeNAは、4回にヒットの宮崎を置いて、この日5番に降格したロペスが同点ツーランを放ちます。
ロペス
 突き放したい巨人は、6回に坂本から阿部までの3連打で、3対2と勝ち越します。
阿部
 7回にDeNAも反撃に転じ、佐野と濵口の代打乙坂のヒットで1打同点のチャンスを作ります。巨人はここで菅野を諦め、セットアッパー戸根を投入し、ピンチを脱します。9回にデラロサが登板し、四球を出したものの、この日2安打の佐野をゲッツーに打ち取り、ゲームセット。巨人が3勝目を挙げ、ファイナルステージに王手を掛けます。
  もはや、後がなくなった第4戦は、東(グレードC) とメルセデス(グレードC)の先発でスタートします。勢いに乗るジャイアンツは1回裏、丸、坂本、阿部慎之助の3本のツーベースで2点を先取します。
丸
 DeNAも、2回表にロペス、ソトの連続ヒットで1・3塁とすると、嶺井がスクイズを決め、1点差に。その後、両軍は優秀な中継ぎ陣を投入し、7回まで零行進が続きます。
 迎えた8回裏、先頭の丸が四球で出塁すると、代走若林が盗塁を決め、ノーアウト2塁の追加点のチャンスに。ここで3番坂本が、藤岡(グレードA) から値千金の2ツーランホームラン!
 9回、ストッパーの中川が、宮崎のツーベースで、1アウト1・3塁と逆転のピンチを迎えます。が、ロペスを浅いライトフライ、ソトをセンターフライに打ち取り、試合終了。読売ジャイアンツが4勝1敗で、ファイナルステージを制し、日本シリーズ進出を決めました。
中川
  MVPは、巨人の坂本が、打率5割、本塁打1本、3打点で受賞しました。これ以外にも、この年引退の阿部慎之助が打率3割7分5厘で2打点を挙げました。投げては、デラロサ、中川が3登板、戸根が2登板で自責点を失うことなく、史実通りの鉄壁ぶりでした。
 敢闘賞は、1Stとファイナルステージで、2完投(2失点)で連勝した石田に送られました。DeNAは眠れるロペスとソトに1発が出たものの、最も当たっていた宮崎でも2割6分6厘、筒香が2割3分と、連打が出なかったことが響きました。

 続いて、2019年セリーグCSです。1Stステージは横浜スタジアで、2位横浜DeNAベイスターズ対3位阪神タイガースとなります。
 横浜DeNAベイスターズは、打率3割はいないものの、筒香の29本、ロペスの31本、HR 王ソトの43本(!)、宮崎の15本と一発攻勢が売りです。レギュラーに守備力4が2人、守備力5が2人(!)という、極めて堅い守りのチームで、ほとんどの場合、総合守備力はAとなります。先発はグレードAの石田に、Bの今永、濵口、絶対的守護神の康晃、グレードAの藤岡に、セットアッパーのエスコバーと、強力と言っていい投手陣です。
  対する阪神タイガースは、3割バッターは糸井だけ、主軸のマルテ、大山、孝介を合わせても36本と、ソト一人に届かない得点力の低さ。それでも、史実で3位となり、クライマックス・シリーズの1Stステージを突破できたのは、球界最強と言える投手陣にあります。先発こそ、グレードBは西と青柳ですが、リリーフにグレードBのドリス、Aの島本と守護神藤川、それを越えるA&C(!)の岩崎とPJと、中盤以降の安定性は抜群です。
  第1戦は、10月5日の横浜スタジアムで、先発は西(グレードB)対石田(グレードA)です。序盤、なかなかヒットが出ない中、2回裏に四球と進塁打で2塁に進んだ柴田を置いて、8番嶺井がタイムリーで先制します。 

嶺井
 その後は、零行進が続き、6回裏、疲れの見えてきた西から神里がツーベースを放ち、ソトが単打で1・3塁とします。ここで4番ロペスがセンターフライを打ち上げ、タッチアップで待望の追加点を挙げます。阪神は、7回までノーヒットノーランでしたが、梅野がツーベースでかろうじて出塁します。が、得点にならず。終わってみれば、石田が散発2安打で完封勝利となりました。 
石田
 DeNAが王手を掛けた第2戦の先発は、青柳対濵口のグレードB対決です。ここまで湿りっぱなしの阪神打線は、2回に主砲マルテがソロホームランで息を吹き返します。
 その後、5回まで零行進でしたが、濵口の後を継いだエスコバーが打ち込まれます。4回四球とヒットの二人を置いて、またもマルテが値千金の3ラン!
マルテ
 7回も敵の失策につけ込んで2点を挙げ、8回には福留の2ランでとどめを刺します。
福留
 投げては、青柳が前日のDeNAのお株を奪う、無四球完封勝利で、勝敗を五分に戻します。
青柳
 両軍にとって絶対に負けられない第三戦は、高橋と東の投げ合いに。初回、ヒットと盗塁の近本を2塁において、糸井が先制の2ランを放ちます。
糸井
 が、その裏、宮崎のタイムリーで1点を返すと、2回にスリーベースの大和を、東がスクイズで帰して同点に。続く、3回に柴田がソロHR、7番大和がタイムリーで逆転に成功します。 
大和
 もはや1点もやれない阪神は、PJ、島本の最強のリリーフ陣を投入し、なんと5回をノーヒットに抑えます。
PJ
 阪神は4回に梅野がソロホームランで1点差としますが、ランナーを出しても後続が続かず、あるいは代走植田海が盗塁死するなど、この1点が遠くのし掛かります。7回からは藤岡、最終回は守護神康晃が抑え込み、ゲームセット。
康晃
 この結果、ファーストステージは、史実を覆して2勝1敗で横浜DeNAベイスターズが勝ち上がりました。

 続いて、2019年パリーグCSのファイナルステージで、勝ち上がった福岡ソフトバンクホークスを、埼玉西武ライオンズが本拠地のメットライフドームで迎え撃ちます。
 福岡ソフトバンクホークスは、1、2番が打率以上の出塁をし、グラシアル、デスパイネの一発攻勢で勝ち抜いてきました。特に、4番グラシアルは打率5割3分8厘でMVPを取る、驚異的な活躍です。その裏でいぶし銀の内川がここ一番のタイムリーを打ったり、先発椎野があわやノーヒットノーランかという熱投もあり、初戦の敗北からの二連勝で1Stを突破し、勢いに乗っています。
  埼玉西武ライオンズは、先発ニールのみがグレードBで抑えの増田のA、小川のBと後はD以下で、投手力はソフトバンクよりかなり見劣りがします。が、尋常でないのは打線です。長打のある一番秋山に、足のある源田のコンビ、ホームラン20本以上の外崎、森、30本の「おかわり」中村に、2年連続のHR王「どすこい」山川。森はキャッチャーながら首位打者で、金子は盗塁王、100打点以上が3人と、まるで85年の阪神か、01年の近鉄以上か?!規定通り、西武には1勝が与えられています。
  第1戦は、10月9日のメットライフドームで、先発はソフトバンクの高橋礼対西武のニールです。ソフトバンクはファーストステージから中1日の連戦となるため、初戦で千賀や椎野が使えないのが痛いところです。

第1戦
  ゲームは追いつき追い越しの戦いになります。1回裏に西武が3つの四球を挟んだ3連打で、3点を先取します。ソフトバンクは3回表に柳田の犠飛とエラーの後のデスパイネのタイムリーで同点に追いつきます。すると、その裏、振り逃げで出た外崎を塁において、主砲山川がツーランを放ち、再び、5対3とリードします。
山川2
 1勝のアドバンデージを取られているソフトバンクは、6回にグラシアルのソロで1点差に迫ると、8回に柳田と熱男松田のソロで逆転に成功します。
松田
 そのまま、モイネロ-森とつないでソフトバンクが勝利し、対戦成績を1勝1敗に戻します。西武は4回以降、強力な救援陣に抑え込まれたことが響きました。 
モイネロ
 第2戦の先発は、千賀(グレードB)対十亀(グレードD)です。序盤から西武打線がソフトバンクのエース千賀を攻め立てます。1回、ツーベースの金子を源田のタイムリーで帰して先制すると、2回の外崎の犠飛、栗山のスリーベース、源田の2点目のタイムリーで、突き放します。3回には森がソロホームランで千賀をノックアウトし、その後もこの日5打数5安打6打点となる源田の2本のホームランで10点を奪います。
源田
 西武先発の十亀はピンチをのらりくらりと躱し、5回に内川に始まる連打と3つの四球で3点を失いますが、勝利投手の権利を得ます。これを平井が4イニングスのロングリリーフでつなぎ、西武が勝利します。
十亀
 第3戦は、椎野(グレードB)対今井(グレードD)の投げ合いです。ソフトバンクは、1回に柳田のタイムリーで先制すると、3回にエラーと四球で出たランナーを主砲グラシアルの3ラン、デスパイネの連続アーチで4点を加え、5対0とします。
グラシアル
デスパイネ
 西武も秋山、栗山のタイムリーで2点を帰しますが、松田のタイムリーと今宮-柳田-グラシアルの連続ヒットと犠飛で、再び、突き放します。西武は、1Stステージで好投した椎野を攻めあぐね、8回に山川のツーランで揺さぶりを掛けるのがやっと。そのまま、完投を許し、これで対戦成績は、2勝2敗の五分に。
椎野
 勝った方が王手をかける第4戦は、再び、打撃戦に。2回にソフトバンクがデスパイネのソロで先制すると、その裏に秋山のタイムリーで同点に。5回、再び、デスパイネがスリーランを打ち込むと、ソフトバンクは最優秀セットアッパーのモイネロを投入し、逃げ切りに掛かりましたが・・・。
D2
 源田、森のタイムリーで1点差にすると、制球の乱れたモイネロから、7回裏に4つの四球で押し出しを奪い、同点に8回裏、秋山、栗山のヒット、代打メヒアの四球で満塁としたところで、ああ、ライト福田のタイムリーエラー!このリードを守護神増田が守り切り、西武がついにクライマックスシリーズの王手に。
増田
 第5戦は、波に乗る西武が怒濤の攻撃をかけます。先発松田(グレードC)対佐野(グレードD)で始まった対戦は、3回まで敵を攻めあぐね、0対0行進となります。
 二巡目に入った4回裏、西武の打線が爆発します。3番森から山川-外崎-中村の4連打で2点を取り、松田をノックアウト。代わった嘉弥真から秋山が値千金のスリーラン! 
秋山
 さらに5回、今度は眠れる主砲中村がツーランで目を覚まし、栗山が止めのタイムリーで8点目をもぎ取ります。
栗山
 ソフトバンクは四球を足掛かりに得点圏にランナーを進めるものの、決定打が出ず。そのまま、先発佐野が完封勝利し、アドバンテージの1勝を加え、4勝した西武がクライマックスシリーズを制しました。
佐野
  MVPは、西武の源田が、打率4割、本塁打2本、6打点で受賞しました。2戦目の固め打ちが効きました。これ以外にも、森が打率4割7分3厘、栗山が4割3分7厘と打線を牽引し、山川も本塁打2本とここ一番の勝負強さを発揮しました。
 敢闘賞は、1Stに続く、ソフトバンクのグラシアルで、打率5割、本塁打2本、5打点でした。打率は2割5分ながら、本塁打3本、7打点のデスパイネと、3回の登板で8回1/3を無失点に抑えた川原も、よい活躍でした。
川原
 次は、セリーグの覇者との日本選手権シリーズです。

 新型コロナ感染症の影響で、延期となっていたプロ野球がやっと開幕しました。もっともmitsuの虎党は、まだ、「練習試合」のようですが・・・(泣き)。
 野球好きのちはら会としては、これまで「熱闘12球団ペナントレース」(HJ/同人)を使用して、様々な対戦を楽しんできました。好きなチームを持ち寄って勝ち抜けをする「ワンディトーナメント」や阪神だけを使用する「タイガース・トーナメント」(必ず、阪神が優勝!)はては、新庄剛志の在籍チームを集め、いかに活躍するかを決める「新庄トーナメント」まで(笑い)。最近は、ヒストリカルな日本シリーズや好きなセパのチームによる「もう一つの日本シリーズ」「もう一つのクライマックス」が主流になっています。
 そこで、どうせなら、史実に基づいたCS/日本シリーズを行おうと思い立ちまして。名付けて「CS/日本シリーズ ヒストリカル・シナリオ」です。
 毎年のCS/日本シリーズのチームで戦うのですが、当然、クライマックスシリーズの結果によっては、日本シリーズの対戦相手も変わってきます。システム上、レギュラーシーズンの優勝チームが進出することが多いのですが、2014年阪神やここ2年間のソフトバックなど2位のチームが出場したり、時には2010年ロッテや2017年DeNAのように3位から成り上がることも。
 対象年を決め、できれば6チーム(6人)を募って、ヒストリカルなシリーズをしてみたいです。
 今回は、システム検証をかねて、得意のソロ演習で「2019年CS/日本シリーズ」をプレイしています。レギュレーションは、以下の通り。
【2019年セリーグCS】
 1Stステージ 阪神タイガース対横浜DeNAベイスターズ(横浜スタジアム)
 ファイナルステージ 1St勝者対読売ジャイアンツ(東京ドーム)
【2019年パリーグCS】
 1Stステージ 楽天ゴールデンイーグルス対福岡ソフトバンクホークス(ヤフオク!ドーム)
 ファイナルステージ 1St勝者対埼玉西武ライオンズ(メットライフドーム)
【2019年日本シリーズ】
  セリーグCS勝者対パリーグCS勝者(第1戦はパリーグ球場)


 まず、2019年パリーグCSです。1Stステージは、楽天ゴールデンイーグルス対福岡ソフトバンクホークス(ヤフオクドーム)となります。
 楽天ゴールデンイーグルスは、島内、茂木、銀次という安定した打率と、西武から移籍した浅村、ブラッシュ、ウィーラーなど一発のある打線です。先発は則本がグレードBのみですが、抑えの松井、セットアッパーのブセニッツ、森原の3人がA(!)、宋、高梨、青山がBと強力な救援陣です。
  対する福岡ソフトバンクホークスは1、2番の打率は低めですが、怪我から復帰した柳田、一発のあるグラシアル、デスパイネ、松田、いぶし銀の内川が主力です。守っては、先発の千賀、椎野がグレードBで、救援陣はセットアッパーのモイネロのAに、森、嘉弥真、髙橋、川原がBと、楽天ほどではありませんが、強力です。また、スローイング-1の甲斐キャノン、外野守備4の上林、釜元、盗塁のスペシャリスト周東など、多様性に富んでいて、史実でも2位から成り上がって、日本一になっています。
  第1戦は、10月5日のヤフオク!!ドームで、先発は則本対千賀のエース対決です。序盤、楽天は千賀の立ち上がりを攻め、無死満塁のチャンスに。浅村、ブラッシュを討ち取ったもののウィーラーに押し出し四球で先制点を得ます。2回も二つの四球とエラーで満塁とし、茂木のタイムリーと浅村の犠飛で2点をゲットします。さらに4回に、島内、銀次のヒットで作ったチャンスを、またも浅村の犠飛で1点を取り、4点目に。

第1戦
浅村
 ソフトバンクは、1番明石がソロホームランで1点を返すのがやっと。
 勝負を決定づけたのは、5回でした。下位打線を討ち取ったはずが、二つのエラーと四球で、またもやノーアウト満塁に。ここで、辰巳から浅村までが5連打!四球を挟んでウィーラーまでがヒットに。途中、千賀を諦め、嘉弥真にスウィッチしますが、勢いは止められず。結果、一気8点のビッグイニングとなります。
 意地を見せたいソフトバンクは、8回に疲れの見えてきた則本から、グラシアルとデスパイネの連続ホームランで3点を返し、ノックアウトしますが、点数差が大きすぎ。
則本
 8回途中からブセニッツが締めて、楽天が先勝し、ファイナルステージへ王手を掛けます。
  第2戦の先発は、岸(グレードC)対椎野(グレードB)です。初回、今宮からデスパイネまで4連打で1点を取ると、7番内川がさらに二人を返し、ソフトバンクが3点を先制をします。その後も、柳田のタイムリー、グラシアルのソロで加点し、8回には熱男松田が止めのホームランを放ち、6対0と突き放します。
第2戦
グラシアル
 絶対に負けられないソフトバンク椎野は、気迫の投球で三振の山を築きます。途中、連続四球でピンチとなるものの、要所を三振で締め、なんと7回までノーヒットノーランに。8回に島内にヒットを許すも後続を断ち切り、9回は浅村、ブラッシュ、ウィーラーを三者三振に打ちとり、ゲームセット。終わってみれば、わずか1ヒットで15奪三振(!)という驚異的な投球でした。
椎野
 対戦成績が5分となった第三戦は、激しい乱打戦になります。ソフトバンクが楽天先発石橋を攻め、今宮のツーラン、グラシアルのソロホームラン、1番明石のツーランで5点を取ります。一方の楽天も、2回にウィーラーのホームランから始める得意の集中打で、同点とします。
第3戦
ウィーラー
 お互いに強力な中継ぎ陣を投入したことで決定打が出ませんでしたが、5回にいぶし銀内川が内野安打で1点をもぎ取ると、6回に四球とエラーで満塁として、ブセニッツから柳田がタイムリー、デスパイネがスリーランで勝負を決めます。
内川
デスパイネ
 楽天は、9回にソフトバンク守護神の森から、浅村、ウィーラーのヒットで1点を返したものの、嶋が三振に倒れ、ゲームセット。この結果、ファーストステージは、史実と同様に2勝1敗でソフトバンクが勝ち上がりました。

 この日の緒戦は、2回目の参加となるkawa.Jrとの「熱闘!12球団ペナントレース」(同人)のオリジナル日本シリーズです。お互いに好きなチームを選んで日本シリーズの日程を行うもので、投手のローテーションや短期決戦のオーダーなど、このゲームの特徴を生かした対戦ができます。選んだチームは、2019年ロッテ(kawa.Jr)とやはり2019年阪神(mitsu)です。

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 2019年阪神(mitsu)は、3割バッターはレギュラーでは糸井のみで、無条件ホームランナンバー1もたったの4つ(!)という極貧打線。かわりに1割台の控え選手に1が多いというアンバランスぶり。利点としては、近本5、植田4、梅野4という盗塁力があります。対して投手陣は、先発こそ西、青柳のグレードB、髙橋Cと少なめですが、リリーフ陣は、A&C2人!(岩崎とP.J)、A2人!(島本、藤川球児)、B1人(ドリス)と球界最強を誇ります。このおかげで、史実では3位に滑り込み、クライマックスシリーズ第2戦にまで行きました。
 2019年ロッテ(kawa.Jr)は、3割バッターは同じく荻野一人ですが、無条件ホームランナンバー1は日ハムから移籍したレアード、井上を中心に、鈴木、中村など、阪神の倍近い7つを持ちます。が、投手陣は、先発で種市がグレードB、岩下、石川がC、押さえの益田がAと、阪神と比較するとかなり厳しい状況です。史実では借金1の4位になっています。
 第1戦は甲子園球場で、ロッテが種市(グレード)Bと阪神が西(グレードB)のエース対決です。試合は息詰まる投手戦となり、7回まで種市が散発2安打、西はノーヒットで、零行進が続きます。一発が試合を決める展開ですが、案の定、8回表、清田がソロHRで1対0に。貧打阪神にとっては重たい一発でしたが、8回裏、代打中谷が流れを変えます。2アウトから値千金の同点弾!気落ちした種市から、長打のある近本が連続HR!最強ストッパーの藤川が、9回を3人で締め、劇的な逆転勝利となりました。
T 中谷
 第2戦は、ロッテが石川(グレードC)と阪神が青柳(グレードB)の先発でスタートし、この日は一転して激しい打撃戦に。3回、ロッテがレアード、鈴木、中村奨吾、清田の4連打で3点を取ると、その裏に阪神も福留、梅野、近本のヒットで3点を返します。
L レアード
 同点の5回、ロッテはヒットと四球で満塁にすると、4番レアードがデッドボール!動揺する青柳から鈴木が2本目のヒットを打って2点を追加します。阪神は青柳を諦め、PJ-ドリス-島本の得意の救援陣を投入しますが、ロッテは8回に連打で貯めたランナーを藤岡の3ベースヒットで返し、10点目を取り突き放します。
L 藤岡
 阪神もマルテの2本のツーベースなどで3点差まで詰め寄りますが、頼りの福留が倒れて試合終了となります。
 1勝1敗で迎えた第3戦は、マリンスタジアムに移ります。ロッテが二木(グレードD)と阪神が髙橋(グレードC)の投げ合いに。勢いに乗るロッテは、2回裏にヒットで出た8番田村を岡が送り、藤岡のヒット、鈴木大地の2ベースで2点を先制します。
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 阪神は5回に福留が一発を放ち、1点差に。が、7回裏、中継ぎの岩崎が2番中村の2ベースで1点を追加され、3対1。阪神も8回の近本のタイムリーで再び1点差にし、9回代走植田がスチールを決め、一打同点にまで持って行きましたが・・・ストッパー益田がマルテを抑えて、ロッテが2勝となります。
L 益田
 第4戦は、ロッテ岩下(グレードC)と阪神がこの年に引退となるメッセンジャー(グレードE)でスタート。が、1回にロッテの藤岡から田村までの長短打を喰らい、4点を失点。阪神は、早々にメッセを諦め、球界最強の救援陣を投入し、PJ(2回と2/3)、島本(5回!)のロングリリーフなどでロッテの攻撃を抑え込みます。
T PJ
 対する阪神は、岩下を攻めあぐね、6回まで零封されましたが、7回に梅野のツーベースなどで2点を取ります。そして、8回、大山・マルテの連続HRで同点に。ロッテもこれ以上、点をやれないと、ストッパー益田を投入し、そのまま、延長戦に。前日に登板している益田が9回に降板すると、10回表に近本の1発で勝ち越しに成功します。これで守護神藤川でおしまいと思いきや・・・なんとロッテの代打マーティンが同点HR!
L マーティン
 まさかの延長12回、試合を決めたのは5番に下げられた大山でした。レフトスタンドへ見事なアーチ!これで、阪神が勝率を五分に戻します。
T 大山
 両軍とも負けられない第5戦は、ロッテが種市(グレード)Bと阪神が西(グレードB)のエース対決、再び。四球やシングルヒットでチャンスを作るものの、両エースはなかなか打ち崩せず。こうなるとやはり1発が大きく、2回裏、好調梅野が先制のソロHRを放ちます。と、4回、阪神に悲劇が・・・角中のショートゴロを木浪がキャッチしたもののランナーと交錯し、3試合の負傷退場に。が、チャンスは直後にやってきて、ツーベースのマルテを置いて、ショートを交代した鳥谷に。「さあ、君がヒーローだ!鳥谷敬!」でタイムリー!
T 鳥谷
 8回裏も福留のタイムリーが止めとなり、3対0の西の完封勝利で王手を掛けます。
T 西
 甲子園球場に戻った第6戦、ロッテ石川(グレードC)と阪神青柳(グレードB)の二度目の対決は、前回同様、激しい乱打戦に。初回、ロッテが藤岡から鈴木の連打で3点を取れば、阪神も4番福留のツーベースなどで同点。2回も四球を絡めた藤岡からの3連打でまたもや3点を奪取します。阪神も負けじと、5回に梅野のスリーベース、6回にまたもや福留のタイムリーで7対7の同点に。
T 福留
 勝負を決めたのは、リリーフ陣の差でした。阪神はPJが3回を零封したのですが、ロッテは7回裏に唐川が梅野、糸原、糸井、福留(三度目!)のタイムリーで3点を失います。最後は、藤川がきっちりと三人で締めてゲームセット。この瞬間に、阪神の「日本シリーズ優勝」が決定しました。
T 藤川
  阪神は、先発の西が2試合で17イニングスを投げて1失点で2勝と大活躍。中継ぎ陣も、ドリス、岩崎が打ち込まれることはあったものの、PJ、島本のロングリリーフ、藤川の抑え(1勝2セーブ)と、役割を果たしました。打っては、近本が2HRで打率.320、4盗塁、福留が打率.375で1HR、5打点、梅野がそれを上回る打率.476(!)、1HR、6打点とここ一番での活躍が目立ちました。
 ロッテは、抑えの益田が3試合で、無失点、1セーブと踏ん張りましたが、エース種市が援護少なく2敗。打撃では、集中打でビッグイニングが多かったのですが、ここ一番で競り負けました。鈴木大地と田村が3割5分を越えたものの、主軸の井上が2割、レアードが1割3分でともにホームランはなし。レギュラーシーズンで唯一、3割を越えた荻野が14打数0安打と完全なブレーキとなったのが痛かったです。
 戦績は、以下の通りです。
 優勝:阪神タイガース2019年
 MVP:西勇輝(投手)2勝0敗、完投1、完封1、防御率.0.53
  敢闘賞:田村龍弘(捕手)17打数7安打、打率.412、打点4
L 田村
 ちなみに、MVPの次点は、梅野隆太郎(捕手)21打数10安打、打率.476、打点6でした。個人的には、負傷退場の木浪に変わった鳥谷のタイムリーが最高でした(えっ、そこ?!笑い)。
T 梅野

 コロナ対応の第3弾として、ybsさんとBIBIさんと自宅オフ会を行いました。この日の緒戦は、「熱闘12球団ペナントレース」(HJ/同人)です。せっかく3人ならばと、好きな球団を選んで、クライマックスシリーズをすることに。第1ステージは、2010年3位からの下克上を成し遂げたロッテと、言わずと知れた1985年の最強の猛虎打線阪神です。

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 第1戦は、ゲイルと成瀬の投げ合いに。序盤、先制をしたのはロッテで、3回表に先頭の西岡が出塁すると、荻野、井口の連打に、4番金の犠飛で2点を取ります。さらに1点を加えた5回に、井口のソロで加点し、2アウトから四球と連打で1・2塁に。これは危険と里崎を歩かせたのですが、9番投手成瀬にまさかのタイムリーを浴び、のべ7点を失います。
井口
 一方の阪神は、4回裏から反撃に出ます。まず、一人ランナーを置いて、掛布が2ラン!5回は、真弓が同様に2ラン!なんと、6回にまたも掛布が、7回にやはり真弓がそれぞれ2ランを放ち、逆転に成功します。まさに、最強の猛虎打線!これを機に7回2/3から、ストッパー中西を投入し、ロッテ打線を押さえ込み、緒戦をものにします。
掛布2
真弓
 ロッテは、西岡が4安打で2打点を、井口も3の3でやはり2打点を挙げる活躍をするも、成瀬が史実通り(?)4本塁打を浴びる展開で、破れました。阪神は、真弓が2ホーマーで5打点、掛布も2ホーマーで4打点とエースを打ち砕きました。
西岡
 第2戦は、地元出身の唐川と池田の投げ合いに。初回、ロッテがサブローのタイムリーで先制すれば、阪神も2回に池田のスクイズで追いつき。3回表に4番金の併殺打の間に取った1点を、4回裏に池田(!)がタイムリーで再び同点に。
 その後、2回は両投手とも安定したものの、7回表に荻野・井口の長短打で2点を奪って、三度目のリード。ここからロッテは、古谷-小野-藪田の小刻みな継投で、長崎のタイムリー1点に抑え、ゲームセット。勝敗を1勝1敗に戻します。
荻野
藪田
 ロッテは、2番荻野と3番井口が3安打でタイムリーを重ね、継投による勝利をもぎ取りました。阪神は6番佐野が3安打と一人気を吐いたものの、主軸が散発であと1点が追いつけず。
佐野
 泣いても笑っても、最終の第3戦は、渡辺俊介と工藤の先発で始まります。が、序盤から荒れた展開に。1回裏に阪神がバース、岡田、佐野の単打で2点を取るものの、3回表にロッテの眠れる4番金が目を覚まし、ツーベースで同点とし、サブローのタイムリーで逆転に成功します。
サブロー
 甲子園で負けるわけにはいかない阪神は、3回に岡田のタイムリーで追いつくと、4回に走者2名を置いて、バースの3ラン!これで勝負あったかと思いきや、5回に再びサブローが同点3ランを放ちます。両投手とも、この時点でノックアウトされます。
バース
 緊迫した試合は、6回裏に最高潮を迎えます。9番の代打川藤が四球を選ぶと、真弓が四球、吉竹がフィルダースチョイスで満塁に。ここで期待のバースが力みすぎて三振しますが、4番掛布がライトスタンド上段に、見事な満塁ホームラン!その後は、抑えのエース山本が3回を散発2安打に占め、ゲームセット。この瞬間に阪神の第2ステージ進出が決定しました。
掛布
  ロッテは西岡と井口が.538、荻野が.500、サブローも5打点の.394と高打率をマークしましたが、4番金が1・2戦でブレーキとなり。ちなみに7番今江、8番里崎の二人も、22打数4安打でチャンスを作れず。
 阪神は、真弓が2本、バースが1本、そして掛布がグランドスラムを含む3本で計15点を奪う一発攻勢で、ロッテ投手陣を打ち砕きました。陰に隠れてしまいましたが、中西と山本の抑えの両エースがロングリリーフで零封したのも、大きかったです。

最後に、このところ、マイブームの「熱闘12球団ペナントレース」(HJ/同人)オリジナル日本シリーズを対戦しました。前回のオフ会で取り組んだ、2010年阪神タイガース(mitsu)対2009年楽天ゴールデンイーグルス(BIBI)の対戦です。ここまでの成績は、阪神1勝、楽天2勝です。
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 第4戦は、仙台クリネックススタジアムで、阪神対楽天となります。先発はスタンリッジ(グレードC)と藤原(D)です。グレードが高くないのですが、投手戦になります。楽天は2回に主砲山崎がソロホームランで先制します。
山崎
 その後も、ぽつぽつとヒットでランナーを出しますが、ほぼ連打が出ず、追加点ならず。一方の阪神は、4回まで零封されますが、5回ツーアウトから林・藤川・鳥谷・平野が長短打の4連打で一気に3点を挙げ、逆転します。  
林
平野
 これ以降、8回までお互いに点が入らず。最後に、阪神の守護神藤川が5番からの楽天打線を封じ、3対1で阪神の勝利となりました。
藤川
 第5戦も、仙台での戦い。第1戦同様、田中将大(グレードA)と能見(C)の先発です。マー君が投げると楽天が奮起する展開となり、4回に中村・小坂の連打を宮出が返し、セギノールの一発で4点を奪います。
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 3回もヒットと四球でノーアウト満塁として、能見をノックアウト。阪神は中継ぎの久保田を投入しますが、嶋のヒットとまたもセギノールの押し出しで2点を失います。
嶋
 絶対エースの田中相手に相当に厳しい展開でしたが、阪神も意地を見せます。城島のタイムリーや平野のツーベース、林とマートンのソロHRなどでワンポイントをものにして、5点をもぎ取り、田中のグレードをBに墜とします。が、ビッグイニングは起こせず、楽天の2点追加点もあり、5対8で楽天の勝利となります。これで、楽天は優勝への王手を掛けます。
楽天田中
 第6戦は、舞台を甲子園に戻して、岩隈と久保のグレードB同士の戦いに。絶対に負けられない戦いに阪神はエース久保を投入しましたが、好調の楽天打線に捕まります。鉄平・渡辺・草野が3連打で1点を取ると、この日から4番に座ったセギノールが値千金のスリーラン!さらに、5回、ツーアウトから中村のヒット、小坂の四球で得点圏にランナーを進めると、7番嶋がしぶとくタイムリーで4点目を挙げます。
渡辺直
草野
小坂
 阪神は心機一転を図り、史実の開幕の打順で望みましたが、1番マートンが2安打、鳥谷のヒットなどでチャンスを作るものの、悩める4番金本がランナーを置いて悉く凡退。それでも奇跡を信じて、久保田、渡辺、西村、藤川の継投をしましたが、結局、岩隈を打ち崩せず、完封負けに。
岩隈
 この勝利で、4勝2敗で、2009年楽天ゴールデンイーグルスの優秀が決まりました。MVPは、当初はスタメンでなかったものの、打率.500でホームラン1本、打点8点を上げたセギノールが獲得しました。阪神の敢闘賞は、全試合でヒットを放ち、打率.327、ホームラン1本、打点4のマートンとなりました。

  ここで、西武ファンのkawaさんが最新版の2019年データを持ち込みまして。阪神がもう一度、受けて立とうと、2005年阪神タイガース(mitsu)対2019年西武ライオンズ(kawa)の日本シリーズに。2019年西武は言わずと知れたパリーグ覇者で、辻監督の下、俊足好打の秋山、栗山、一発のある森、山川、中村の強力打線が売りです。ただし、投手陣はグレードB以上はニールだけで、先発陣に不安が残ります。一方の2005年阪神はセリーグ優勝チームで、リードオフマン赤星に、絶対4番の金本、打点王になった今岡などのバランスのよい打線。それ以上に強力なのが投手陣で、下柳、杉山の先発2枚看板に、井川、安藤の10勝越え投手、さらにリリーフはグレードAの久保田、藤川に、ウィリアムス、江草、橋本がBとあまりにも豪勢な陣容です。
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 第1戦は、西武所沢球場で、ニールと下柳のグレードBのエース対決です。先制は阪神で、初回に3番シーツがソロホームラン。
シーツ
 その後、投手戦が続きましたが、4回裏、西武自慢の打線が火を噴きます。森と山川のツーベースで同点に追いつくと、中村のタイムリー、メヒアのツーベース、9番金子の単打で計4点をもぎ取ります。
森
メヒヤ
 阪神も5回に2番鳥谷のタイムリーと8回金本のツーベースで2点を返し、1点差に。最終回も代打関本がヒットで出て、同点のランナーとなりましたが、ここはニールが踏ん張り、完投。3対4で西武が競り勝ちました。
ニール
 第2戦は、阪神杉山(グレードB)対西武高橋(D)の戦い。この日は阪神打線が爆発します。立ち上がり不調な高橋を攻め、一番赤星のヒットから2番鳥谷の失策出塁を経て、3番シーツが先制のタイムリー。
赤星
 その後も満塁として、9番関本が走者一掃のツーベース。打者一巡も勢いは止まらず、またも赤星と鳥谷のヒットで、計7点をもぎ取ります。
関本健太郎
 2番手の今井から、金本のホームラン、濱中のタイムリーなどで4点を加えます。一方の西武打線は、四球を絡めてチャンスは作るものの、ここ一番でヒットが出ず。先発杉山が三発安打で得点を与えず、11対0で完封勝利となりました。
金本
杉山
 これで、通算成績は、西武1勝、阪神1勝のタイになりました。この続きは次回に・・・。

 最後に、昨年末からブーム再来の「熱闘!12球団ペナントレース」(同人)の日本シリーズ対戦をします。選んだチームは、2009年楽天イーグルス(BIBIさん)と2010年の阪神タイガースです。

ベナントレース
 2009年楽天イーグルスは、グレードAの田中将大とBの岩隈、永井を擁し、今期退団の福盛、小山のBリリーフ陣もそれなり。打率:327の鉄平や盗塁5の渡辺、一発のある春男山崎やセギノール、シェアなバッティングの宮出等、2位をもぎ取った野村監督最後の1年です。
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 対する2010年の阪神タイガースは、往年の主軸金本こそ、低迷していますが、3割越えの鳥谷、平野、マートン、新井に、一発のあるブラゼル、城島、林等の強力打線で、チーム打率:290の超攻撃型。リリーフも絶対守護神のグレードAの藤川に、Bの渡辺がおり、最後まで優勝争いをしました。ただし、先発陣は久保がグレードBのみで、終盤戦で2位になった経緯があります。
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  第1戦は甲子園球場で、楽天田中と阪神能見が先発でしたが、1回表に考えられない番狂わせが。楽天は、1番鉄平から7番嶋まで1四球を挟んで、なんと6連打で5点を先制し、能見は1アウトも取れずにノックアウト。2回には5番中村のタイムリーで加点し、7回には4番山崎のソロHRで、のべ7点をゲットします。一方の阪神は、4番ブラゼル、5番新井が2安打し、合計9安打を放つも、田中将大の前に要所要所を締められ、完封負けに。3番に入った楽天草野が、3安打2打点と大活躍でした。
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 続いて、第2戦、意地でも甲子園で連敗できない阪神は、1回裏に、2番平野、3番マートンの連打に、4番ブラゼルのHR、さらに6番林のソロHRで4点を獲得します。が、楽天は2回に2アウトから6番小坂(今季で引退!)、7番嶋が連続ヒット。危険を感じたバッテリーが8番宮出を敬遠しますが、なんとピッチャー岩隈がタイムリー!3回には2番渡辺、3番草野のヒットと山崎の四球で満塁にし、5番中村の犠牲フライで1点差に。が、5回、1番鳥谷から5番新井までが5連打し、3点を取って突き放します。8回途中からは、守護神藤川が楽天打線を封じ込め、4対8で勝利しました。
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 第3戦は、楽天宮城球場に舞台を移し、楽天永井と阪神鶴が先発。序盤はグレードBの永井から阪神がヒットを重ね、3点をゲットします。対する楽天も鶴を攻めセギノール、中村のタイムリーで1点差に。と、4回、嶋がエラーで出塁すると、動揺した鶴が宮出とセギノールに四球を与え、満塁に。ここで、1番鉄平のショートゴロ、2番渡辺の犠牲フライでヒットなしで2点を取って、逆転してしまいます。阪神は、6回表に5番新井が値千金のソロHRで追いつきます。が、4回途中から投入した渡辺亮が、楽天主砲山崎の2点タイムリーを許し、さらに7回には西村が宮出、セギノール、鉄平に3連打を浴び、延べ9点に。最終回、2番平野が1点を返すも、ジ・エンド。
 楽天は、草野3番、平野5番、小坂6番(!)等、決して強力といえない選手が活躍し、全てのスタメンがヒットを放ち、強力打線の阪神に打ち勝っています。阪神は個々のヒットはあるものの打線の繋がりが悪く、9安打で零点や14安打を放ちながら逆転負けを喫する等、負け越しています。かつての主砲金本がランナーを置いて全て凡退する等、ブレーキになっています。なんとか、打線をつなげて、逆転優勝をめざします。この続きは、2月のちはら会で・・・。
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 この日の緒戦は、自宅オフ会でスタートした、85年阪神(mitsu)対88年近鉄(BIBI)の「熱闘!12球団ペナントレース」(HJ)日本シリーズです。

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 第3戦は藤井寺球場に舞台を移し、阪神中田、近鉄山崎の先発でゲーム開始となります。
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 阪神は1回に、1番弘田がツーベース、吉竹がエラーで出塁のあと、バースが併殺打の間に1点を先制します。
 近鉄は2回に先発の中田を攻め、ブライアント以下が連続ヒットと四球で満塁とします。8番真喜志の併殺崩れで1点を返したあと、9番に入った村上が満塁ホームランで逆転に成功します!
村上
 ところが、直後の3回表に、ツーアウト3塁から山崎がまさかの大乱調で、なんと5つの四球を与えます。
山崎
 そして、5番真弓が起死回生の逆転満塁ホームラン!
真弓
 その後、阪神は5回に佐野のツーランで追加点を、7回に真弓以下の三連打と木戸のスクイズなどで、ダメ押しとなる3点を加えます。
 投げては2回途中からリリーフに立った伊藤が一人で7回1/3を投げ抜き、勝利投手となりました。
伊藤
 阪神の2勝1敗となった第4戦は、阪神工藤、近鉄小野の先発です。1回裏、1番大石がヒットで出ると、2番吹石が先制のツーランホームラン。続く、金村も連続HRで3点をリードします。
吹石
 その後は、4回まで投手戦となり、無失点が続きましたが、5回に動きが起こります。阪神の5番真弓がソロHR狼煙を上げると、佐野・渡真利が連続ヒットし、平田の犠打と木戸の犠飛で1点を返します。ここで、真弓に替わった好調な1番弘田が、同点タイムリーを放ちます。
弘田
 が、その裏、近鉄は先頭打者吹石が、ソロHRで再びリード。さらに、ブライアントも1発で2点差とします。
 近鉄小野は要所を締めながら8回ツーアウトまで来て、このまま、完投かと思われましたが・・・阪神の粘りは凄かった。バース、岡田、真弓が3連続ツーベースヒットで、終盤に同点に追いつきます。
岡田
 試合は延長戦に入り、5対5のまま、10回へ。試合を決めたのは、最強の助っ人外人ランディ・バースでした。
バース
 代打長崎が1塁手のエラーで出ると、バックスクリーンへの決勝ツーラン!10回裏に、鈴木貴久の1発で1点差としますが、最後はストッパー中西が締めて、ゲームエンド。阪神は、日本一へ王手をかけます。
中西
 後がなくなった第5戦、近鉄はエースの阿波野を投入します。阪神は左の仲田が先発です。試合はいきなり序盤から激しい展開に。1回表、阪神真弓が先頭打者HRで先制すると、その裏にはスリーベースの近鉄大石を、絶好調の吹石がヒットで返して、同点に。
阿波野
 3回表には、エース阿波野から阪神が、真弓のツーベース、バースのタイムリーなどで2点をリードします。
 その後、しばらく、両投手の投げ合いが続きますが、6回表、四球の吉竹を1塁において、またも、ランディ・バースのツーラン!さらに掛布もバックスクリーンへ1発を放ち、5点差に。
掛布
 このまま、楽勝かと思われたその裏、阪神の仲田が史実通りのノーコンぶりを発揮します。オグリビーと鈴木を四球で歩かせると、梨田の内野安打で満塁に。さらに替わったゲイルから、代打新井、村上が連続押し出しで、わずか1安打で2点を奪います。
 さらに、7回裏、オグリビーのソロ本塁打も出て、近鉄は2点差にまで詰め寄りましたが・・・悲劇は8回表に待っていました。ここまで投げ抜いてきた阿波野が、2番の代打川藤を四球で歩かせると、岡田の四球を挟んでバース・掛布・永尾に連打を浴び、2点を与えます。7番弘田も歩かせたところで、ストッパー吉井に替わりますが、勢いに乗った阪神は止められず、平田のヒット、木戸のスリーベース、真弓のタイムリーでのべ6点を得点します。
 7回途中からリリーフした福間が、第1戦に続き好投し、無失点でゲームセット!
 85年阪神(mitsu)が、88年近鉄(BIBI)を4勝1敗で下し、日本一に輝きました。チーム成績は、近鉄が13本塁打と打ちまくったのですが(阪神は10本)、得点は逆に阪神が39点(近鉄は24点)とタイムリーの数で勝りました。MVPと敢闘賞は、以下になりました。
 MVP:ランディ・バース 打率.550(20打席11安打) 本塁打5本 7打点
 敢闘賞:吹石徳一 打率.360(25打席9安打) 本塁打4本 4打点
  ちなみに、MVPでは、阪神の真弓明信も、打率.416で打点はバースを上回る10点と甲乙付けがたい選考でした。
 これを見ていたライオンズ・ファンのkawaさんが、2018年度版の同人モジュールを持ち込みまして。次回は、2005年阪神あたりと、新日本シリーズでも行きましょうか?

 「トロールボール」を持ち込むくらいですから、BIBIさんは、さぞ、野球ゲームを楽しんだのかと思いきや、「Buffaloesは好きですが、実はまともな野球ゲームをしたことがないんです」と驚愕の発言!では、どんなアイテムをやったんですか、と聞いたところ、超B級で名高い「Wizball(アスキー)くらいですね」と、もっとビックリ。そんなプレイヤーもいるんだぁ!

 ぜひ、「きちんとした」野球ゲームをしましょう、とちはら会らしからぬ「まっとうな」お誘いで、「熱闘!12球団ペナントレース」(HJ/同人)をプレイすることに。
  それぞれ、20年以上の歴代チームから、BIBIさんが選んだのは、88年の近鉄。ブライアント、オグリビー、金村、鈴木貴久の強力打線に、阿波野、小野、山崎、吉井の投手陣が揃っています。あの10.19で優勝こそ逃したものの、首位西武とゲーム差なし(!)の二位となったチームです。

阿波野
 一方のmitsuは、Tiger栄光の85年優勝チームです。真弓、バース、掛布、岡田の超強力打線に、山本、中西の2枚ストッパーが売りです。
DSCN2838
 第一戦は甲子園球場で、阿波野とR・ゲイルのエース対決でしたが・・・序盤、先発の柱のゲイルがいきなり打ち込まれます。1回に大石のヒットの後、金村がセンターバックスクリーンへの2点ホームラン!2回も非力なはずの梨田に2ベースを許し、あろうことか阿波野のタイムリーで、3点目を献上します。
金村
 短期決戦でこれ以上の失点は厳しいと、吉田監督は、ゲイルを諦め、工藤を投入します。先ほど、HRを打っている金村を三振に取って、追加点を与えず。
 これで勢いを取り返したTigersは、エース阿波野に襲いかかります。1回にバースがソロホームランで1点を返すと、2回には佐野のヒットと木戸へのデッドボールで1、2塁に。焦った梨田がパスボールでピンチを広げると、ここで代打弘田が見事にレフト前ヒット!2点タイムリーで、同点に追いつきます。
弘田
 勝負を決めたのは・・・やはり、最強の助っ人バースでした。3回に2打席連続となる決勝のソロホームラン!4回には、気落ちした阿波野から、真弓がソロホームランで続き、5対3と勝ち越します。
バース
 が、ここで、悲劇が!3回にヒットで出た掛布が2塁へのスライディングの際に、足首を痛めて負傷退場!全治5日間と診断されます。130試合フル出場の掛布の代わりなどいるわけもなく、やむなく、ベテラン永尾が3塁の守備につきます。
 が、これに奮起したTigers投手陣は、中継ぎの福間が大健闘し、なんと5イニングスを無失点で切り抜けます。そのまま、8回、9回をストッパー山本がランナーを出しながら、要所を締め、緒戦は阪神の勝利となりました。 

福間
山本和行
  第二戦は、近鉄高柳と阪神池田の先発です。1回、2つのフォアボールと不安定な立ち上がりの池田が、2回に鈴木貴久にソロホームランを浴びて、1点を失います。阪神も、3回に1番弘田の2試合連続のタームリーで同点にしますが、4回に池田が今度はオグリビーに1発を浴びて、再び、リードを許す展開に。
 致命傷となったのが、5回でした。吹石、金村の連続ヒットで1、2塁とすると、眠れる主砲ブライアントが特大のスリーラン!阪神も、6回に岡田のタイムリーで2点を返すものの、5対3のまま、最終回の攻防に。
吹石
ブライアント
 9回表、替わったばかりの伊藤が、吹石にホームランを許し、3点差。さらに、またもブライアントが止めのソロを放ち、7対3に。ここで、近鉄は抑えのエース吉井を投入。勝負あったかと思われましたが・・・。
吉井
 9回裏、先頭の平田が狙い澄ました一撃で、2ベースヒット!代打北村、大野が倒れたものの、1番弘田が2ベースで1点を返します、さらに永尾のタイムリーで、再び2点差に。真弓、バースが内野安打で続き、2アウト満塁。一打出れば同点、長打でサヨナラの場面で、バッターは岡田でしたが・・・ああ、ショートゴロで3アウト。2戦目は、近鉄が接戦をモノにしました。

 初プレイのBIBIさんも、シンプルでスピーディな展開がよかったようで、このまま、日本シリーズに突入することに。次は、懐かしの藤井寺球場に舞台を移して、第三戦です。

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