



この会は、主にシミュレーションという手法を用いて、歴史・戦史を楽しもうという、有志の集まりです。興味ある時代をテーマに選び、図上演習(シミュレーションゲーム)を通して、文献研究では得られない「動きのある歴史」を見つめます。 「ちはら会」では、現在、会員を募集しています。年齢や資格等を問わず、興味のある方ならば、どなたでも参加できます。関心のある方は、下記にご連絡ください。 Eアドレス. chiharakai@apost.plala.or.jp (代表.mitsu)
めでたく我が阪神が2位となったのを記念して(?)、だいぶ前の2月のちはら会で第2戦まで進んでいたオリジナル日本シリーズを、kawaさんと再開しました。2005年阪神タイガース(mitsu)対2019年西武ライオンズ(kawa)です。
http://chiharakai2019.livedoor.blog/archives/22144698.html
前回は、第1戦を集中打で西武が4対3と逆転勝利し、第2戦は11対0と阪神が圧勝で、対戦成績は1勝1敗です。舞台を甲子園に移して、第3戦となります。
この日の先発は西武が十亀(グレードD)、阪神が福原(グレードC)です。1回表、西武は制球に苦しむ福原から3四球で満塁とすると、5番中村がきっちりタイムリーで2点を先取します。
「熱闘12球団ペナントレース」(HJ/同人)の2019年ヒストリカルシナリオで、以前、パリーグCSを行いましたが、今回はセリーグCSをkawaさんと対戦することに。mitsuは、もちろん、こよなく愛する「阪神タイガース」を受け持ちます。
[ファーストステージ]阪神タイガース(mitsu)対横浜DeNAベイスターズ(kawa)
[ファイナルステージ]阪神タイガース(mitsu)対読売ジャイアンツ(kawa)
規定により、リーグ戦1位の読売ジャイアンツが1勝で、ファイナルステージが開幕します。
第1戦は、阪神は高橋(グレードC)、巨人は山口(グレードB)の先発です。
1回表、阪神は近本、木浪、大山のヒットで3点を先取します。さらに4回に投手高橋のスクイズで加点し、4点目とします。
先発高橋は5回を1失点で切り抜け、6回からは阪神自慢の中継ぎ陣が参戦しましたが・・・変わったPJ(グレードA&C)が大誤算。丸、阿部、大城の長短打で3点を失い、まさかの同点に。
今月のソロプレイで実施した2019年CS/日本シリーズですが、今回、ちはら会でもコンバット・プローブンを得るべく、パリーグCS編を開始しました。
【1Stステージ】東北楽天ゴールデンイーグルス(にし)対福岡ソフトバンクホークス(mitsu)
第1試合は、楽天則本対ソフトバンク千賀のエース対決です。序盤、楽天は、ヒットの銀次、四球のウィラーを塁に置き、8番堀内のタイムリースリーベースで先制をします。その後は、両投手ともランナーを出しながら要所を締め、点を与えません。
【ファイナルステージ】東北楽天ゴールデンイーグルス(にし)対埼玉西武ライオンズ(kawa)
第1試合は、楽天辛島(グレードD)対西武ニール(B)の先発となります。西武は初回、ヒットの秋山を置いて、4番山川が先制のツーランでリードします。
グレード差から西武が有利と思われましたが、好調楽天打線がニールを攻めます。3回に茂木のツーベースで1点を返すと、4回に4番ブラッシュがソロホームランで同点にします。そして5回、楽天はまたも茂木のタイムリーに続き、ワイルドピッチで2・3塁にすると4番ブラッシュが2点タイムリー!5対1と逆転に成功します。
2019年の日本シリーズは、パリーグCSを勝ち上がった埼玉西武ライオンズとセリーグCSを勝ち上がった読売ジャイアンツの戦いです。規定により、奇数年はパの本拠地メットライフドームでスタートします。
第1戦は、10月19日で、先発は澤村(グレードA)対ニール(グレードB)のエース対決です。先制したのは西武で、四球の森を置いて、主砲山川が豪快なツーランホームランを叩き込みます。
が、その直後の2回表、巨人はサードのエラーで出塁した阿部を、ゲレーロの単打、田中のタイムリーで1点を返します。4回には、ツーベースと進塁打で3塁に進んだ阿部を置いて、ニールが痛恨の暴投で、同点としてしまいます。
続いて、2019年セリーグCSのファイナルステージで、勝ち上がった横浜DeNAベイスターズを、読売ジャイアンツが本拠地の東京ドームで迎え撃ちます。
続いて、2019年セリーグCSです。1Stステージは横浜スタジアで、2位横浜DeNAベイスターズ対3位阪神タイガースとなります。
横浜DeNAベイスターズは、打率3割はいないものの、筒香の29本、ロペスの31本、HR 王ソトの43本(!)、宮崎の15本と一発攻勢が売りです。レギュラーに守備力4が2人、守備力5が2人(!)という、極めて堅い守りのチームで、ほとんどの場合、総合守備力はAとなります。先発はグレードAの石田に、Bの今永、濵口、絶対的守護神の康晃、グレードAの藤岡に、セットアッパーのエスコバーと、強力と言っていい投手陣です。
対する阪神タイガースは、3割バッターは糸井だけ、主軸のマルテ、大山、孝介を合わせても36本と、ソト一人に届かない得点力の低さ。それでも、史実で3位となり、クライマックス・シリーズの1Stステージを突破できたのは、球界最強と言える投手陣にあります。先発こそ、グレードBは西と青柳ですが、リリーフにグレードBのドリス、Aの島本と守護神藤川、それを越えるA&C(!)の岩崎とPJと、中盤以降の安定性は抜群です。
第1戦は、10月5日の横浜スタジアムで、先発は西(グレードB)対石田(グレードA)です。序盤、なかなかヒットが出ない中、2回裏に四球と進塁打で2塁に進んだ柴田を置いて、8番嶺井がタイムリーで先制します。
続いて、2019年パリーグCSのファイナルステージで、勝ち上がった福岡ソフトバンクホークスを、埼玉西武ライオンズが本拠地のメットライフドームで迎え撃ちます。
福岡ソフトバンクホークスは、1、2番が打率以上の出塁をし、グラシアル、デスパイネの一発攻勢で勝ち抜いてきました。特に、4番グラシアルは打率5割3分8厘でMVPを取る、驚異的な活躍です。その裏でいぶし銀の内川がここ一番のタイムリーを打ったり、先発椎野があわやノーヒットノーランかという熱投もあり、初戦の敗北からの二連勝で1Stを突破し、勢いに乗っています。
埼玉西武ライオンズは、先発ニールのみがグレードBで抑えの増田のA、小川のBと後はD以下で、投手力はソフトバンクよりかなり見劣りがします。が、尋常でないのは打線です。長打のある一番秋山に、足のある源田のコンビ、ホームラン20本以上の外崎、森、30本の「おかわり」中村に、2年連続のHR王「どすこい」山川。森はキャッチャーながら首位打者で、金子は盗塁王、100打点以上が3人と、まるで85年の阪神か、01年の近鉄以上か?!規定通り、西武には1勝が与えられています。
第1戦は、10月9日のメットライフドームで、先発はソフトバンクの高橋礼対西武のニールです。ソフトバンクはファーストステージから中1日の連戦となるため、初戦で千賀や椎野が使えないのが痛いところです。
新型コロナ感染症の影響で、延期となっていたプロ野球がやっと開幕しました。もっともmitsuの虎党は、まだ、「練習試合」のようですが・・・(泣き)。
野球好きのちはら会としては、これまで「熱闘12球団ペナントレース」(HJ/同人)を使用して、様々な対戦を楽しんできました。好きなチームを持ち寄って勝ち抜けをする「ワンディトーナメント」や阪神だけを使用する「タイガース・トーナメント」(必ず、阪神が優勝!)はては、新庄剛志の在籍チームを集め、いかに活躍するかを決める「新庄トーナメント」まで(笑い)。最近は、ヒストリカルな日本シリーズや好きなセパのチームによる「もう一つの日本シリーズ」「もう一つのクライマックス」が主流になっています。
そこで、どうせなら、史実に基づいたCS/日本シリーズを行おうと思い立ちまして。名付けて「CS/日本シリーズ ヒストリカル・シナリオ」です。
毎年のCS/日本シリーズのチームで戦うのですが、当然、クライマックスシリーズの結果によっては、日本シリーズの対戦相手も変わってきます。システム上、レギュラーシーズンの優勝チームが進出することが多いのですが、2014年阪神やここ2年間のソフトバックなど2位のチームが出場したり、時には2010年ロッテや2017年DeNAのように3位から成り上がることも。
対象年を決め、できれば6チーム(6人)を募って、ヒストリカルなシリーズをしてみたいです。
今回は、システム検証をかねて、得意のソロ演習で「2019年CS/日本シリーズ」をプレイしています。レギュレーションは、以下の通り。
【2019年セリーグCS】
1Stステージ 阪神タイガース対横浜DeNAベイスターズ(横浜スタジアム)
ファイナルステージ 1St勝者対読売ジャイアンツ(東京ドーム)
【2019年パリーグCS】
1Stステージ 楽天ゴールデンイーグルス対福岡ソフトバンクホークス(ヤフオク!ドーム)
ファイナルステージ 1St勝者対埼玉西武ライオンズ(メットライフドーム)
【2019年日本シリーズ】
セリーグCS勝者対パリーグCS勝者(第1戦はパリーグ球場)
まず、2019年パリーグCSです。1Stステージは、楽天ゴールデンイーグルス対福岡ソフトバンクホークス(ヤフオクドーム)となります。
楽天ゴールデンイーグルスは、島内、茂木、銀次という安定した打率と、西武から移籍した浅村、ブラッシュ、ウィーラーなど一発のある打線です。先発は則本がグレードBのみですが、抑えの松井、セットアッパーのブセニッツ、森原の3人がA(!)、宋、高梨、青山がBと強力な救援陣です。
対する福岡ソフトバンクホークスは1、2番の打率は低めですが、怪我から復帰した柳田、一発のあるグラシアル、デスパイネ、松田、いぶし銀の内川が主力です。守っては、先発の千賀、椎野がグレードBで、救援陣はセットアッパーのモイネロのAに、森、嘉弥真、髙橋、川原がBと、楽天ほどではありませんが、強力です。また、スローイング-1の甲斐キャノン、外野守備4の上林、釜元、盗塁のスペシャリスト周東など、多様性に富んでいて、史実でも2位から成り上がって、日本一になっています。
第1戦は、10月5日のヤフオク!!ドームで、先発は則本対千賀のエース対決です。序盤、楽天は千賀の立ち上がりを攻め、無死満塁のチャンスに。浅村、ブラッシュを討ち取ったもののウィーラーに押し出し四球で先制点を得ます。2回も二つの四球とエラーで満塁とし、茂木のタイムリーと浅村の犠飛で2点をゲットします。さらに4回に、島内、銀次のヒットで作ったチャンスを、またも浅村の犠飛で1点を取り、4点目に。
この日の緒戦は、2回目の参加となるkawa.Jrとの「熱闘!12球団ペナントレース」(同人)のオリジナル日本シリーズです。お互いに好きなチームを選んで日本シリーズの日程を行うもので、投手のローテーションや短期決戦のオーダーなど、このゲームの特徴を生かした対戦ができます。選んだチームは、2019年ロッテ(kawa.Jr)とやはり2019年阪神(mitsu)です。
コロナ対応の第3弾として、ybsさんとBIBIさんと自宅オフ会を行いました。この日の緒戦は、「熱闘12球団ペナントレース」(HJ/同人)です。せっかく3人ならばと、好きな球団を選んで、クライマックスシリーズをすることに。第1ステージは、2010年3位からの下克上を成し遂げたロッテと、言わずと知れた1985年の最強の猛虎打線阪神です。
最後に、昨年末からブーム再来の「熱闘!12球団ペナントレース」(同人)の日本シリーズ対戦をします。選んだチームは、2009年楽天イーグルス(BIBIさん)と2010年の阪神タイガースです。
この日の緒戦は、自宅オフ会でスタートした、85年阪神(mitsu)対88年近鉄(BIBI)の「熱闘!12球団ペナントレース」(HJ)日本シリーズです。
「トロールボール」を持ち込むくらいですから、BIBIさんは、さぞ、野球ゲームを楽しんだのかと思いきや、「Buffaloesは好きですが、実はまともな野球ゲームをしたことがないんです」と驚愕の発言!では、どんなアイテムをやったんですか、と聞いたところ、超B級で名高い「Wizball(アスキー)くらいですね」と、もっとビックリ。そんなプレイヤーもいるんだぁ!
ぜひ、「きちんとした」野球ゲームをしましょう、とちはら会らしからぬ「まっとうな」お誘いで、「熱闘!12球団ペナントレース」(HJ/同人)をプレイすることに。
それぞれ、20年以上の歴代チームから、BIBIさんが選んだのは、88年の近鉄。ブライアント、オグリビー、金村、鈴木貴久の強力打線に、阿波野、小野、山崎、吉井の投手陣が揃っています。あの10.19で優勝こそ逃したものの、首位西武とゲーム差なし(!)の二位となったチームです。
初プレイのBIBIさんも、シンプルでスピーディな展開がよかったようで、このまま、日本シリーズに突入することに。次は、懐かしの藤井寺球場に舞台を移して、第三戦です。