歴史・戦史研究「ちはら会」Drei

この会は、主にシミュレーションという手法を用いて、歴史・戦史を楽しもうという、有志の集まりです。興味ある時代をテーマに選び、図上演習(シミュレーションゲーム)を通して、文献研究では得られない「動きのある歴史」を見つめます。 「ちはら会」では、現在、会員を募集しています。年齢や資格等を問わず、興味のある方ならば、どなたでも参加できます。関心のある方は、下記にご連絡ください。 Eアドレス. chiharakai@apost.plala.or.jp (代表.mitsu)

現代 政治・経済戦争・安全保障

 例会の後半、異色の経済ゲームの「BUSSINES WAR」(アドテクノス)を対戦しました。このゲームは、日本とアメリカ企業がそれぞれ支社または本社を持って、資金のやりくりをしながら、優位を目指すという、架空の経済戦争アイテムです。エンジョウさんが発売当初、やり倒したそうで、日系企業(エンジョウ・ybs)対アメリカ系企業(mitsu・kawa)でプレイします。
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 序盤は、それぞれ本社から支社に送金があり、劣勢な地域で体制の転換を図ります。日本系企業日本本社(エンジョウ)が主要経済圏で均衡を取りながら、次々と支社を増やして地方を席巻していきます。アメリカ系企業日本支社(kawa)は第1ターンに商戦を仕掛け、一時的に首都圏で優位に立ったものの、資金が入らず、ジリ貧に。
 一方、アメリカでは日本系企業アメリカ支社(ybs)は豊富な送金を元に、次々と支店を建て、太平洋地区でアメリカ系企業アメリカ本社(mitsu)を圧倒し、東部と南部でも有利に。結果、ほぼ勢力は拮抗し、膠着状態に。
アメリカ本土
 第7ターンが終わった時点で、日本系企業の支社ユニットがなくなる(!)という圧倒的展開となり、協議の末、終了としました。
終了時
 これほど、差が付くとはと思って、終了後に記録シートを確認したところ、アメリカ本社で計算ミスがあり。第2ターンの時点で6ポイント、少なかったため、一気に劣勢になったことがわかりまして(収益の獲得計算が煩雑でミスったようなので、次回は分配チャートが必要かしら)。
 いずれにしろ、経済戦争は出し惜しみなく、資本を投入し続けることが大切ということがわかりました。

 続いて、コロナ終熄の願いをこめて、協力型防疫テーマの「PANDEMIC」(HJ)です。これまで何度か失敗している、最難関の英雄モード(エピデミック・カード6枚!)に挑戦します。今回の担当は、通信士(kawa)・衛生兵(BIBI)・検疫官(mitsu)・危機管理官(Tommy)です。
 序盤、黄色(コロナ)の情報が多く集まったため、ロスで衛生兵(BIBI)と検疫官(mitsu)が情報交換をして、早くも治療薬を開発します。
序盤
 が、中東で 黒(MERS)が、アジアで赤(インフルエンザ)、欧米で青(コレラ)が爆発的に増えます。通信士(kawa)が指令を出し、検疫官(mitsu)が抑え込んでいるうちに、衛生兵(BIBI)が治療するというローテで、これを凌ぎきります。危機管理官(Tommy)はイベントが少ないため、地道に爆発しそうな都市での火消しを続けます。
 これが奏功し、パンデミックを抑制しながら、赤(インフルエンザ)と青(コレラ)の治療薬の開発に成功します。
中盤
 最終盤、黒(MERS)の治療薬さえできればというところまで、辿り着きましたが・・・ああ、治療薬の普及が間に合わず、青(コレラ)ヨーロッパに蔓延し、8度目のアウトブレイクが発生。あと一歩、及ばず、人類側の敗北となりました。
終了時
 惜しい、実に惜しかった!皆で知恵を出し合って、後1ターンあれば行けました。今回も検疫官または衛生兵が押さえ込みには有効だったので、イベントに左右される危機管理官ではなく、研究員か科学者だったら可能性はありました。
 というわけで、また、英雄モードで病原体に打ち勝つまで、機会を見て持ち込みます。

 未だ、オミクロン株の終熄見込みは立たず、例会にも参加できない日々です。同様にちはら会参加を見合わせているTommyさんと、2月末にミニマムオフ会をしました。
  この日の緒戦は、Tommyさんの希望で「トワイライト・ストラグル日本語版」(GMT)です。陣営は、ソ連邦をTommyさんが、アメリカをmitsuが担当します。
 第1ターン、ソ連邦は広く影響力を蒔く作戦に出ます。この後のイベントカードによっては、一気に支配国が増える可能性があります。一方のアメリカは、いつ得点カードが来てもよいように、ヨーロッパとアジアで優勢を保ちます。思惑通り、アジアでの得点が来て、2点を先取します。
T1
 第2ターン、ソ連邦は今後の展開から、ヨーロッパに傾注し(ソ連イベントが多かった)、ここをイーブンにします。アメリカは、主戦場国の数で勝り、VPを微増させます。先に展開を読んで、エジプトを支配し、中東に足掛かりを作ります。
T2
 第3ターン、ここでもソ連が欧州攻勢をかけます。「フランスのドゴール主義」に「ワルシャワ・パクト」で西側を揺さぶります。アメリカも「東欧の独自路線」で対抗。
 欧州に目が行っている隙に、アメリカがタイで初クーデターを実行し、影響力を逆転させます。中東と軍事行動のVPも加算し、一気に13点まで。
T3
 第4ターン、ソ連もクーデターで応酬し、タイは再び赤化。が、「日米安全保障条約」で日本が支配国になり、アジアの優位は変わらず。これに対し、ソ連邦は中米を支配を一気に加速させ、キューバ・メキシコ・ニカラグア・パナマを抑えて一気に10点以上を盛り返します。これにより、アメリカのVPは5点まで減少します。
T4
 第5ターン、ここで、アメリカに2枚の得点カードが。まずは、有利なアジアで先制をし、5点を奪還します。続いて、不利だったアフリカで、イベントによって敵の影響力を除去。そこに高作戦ポイントのカードをつぎ込んで優勢を確保。そこで、得点。さらに、「キャンプ・デービットの合意」で中東の安定化を図ります。これで、VPは一気に18点に。
T5
 第6ターン、ソ連邦は南米に傾注し、優位を作ったところで得点し、4点ほど巻き返します。が、アメリカもクーデターによる軍事行動で押し返し、VPは変わらず。
T6
 そして、第7ターンのヘッドラインで「ニクソン訪中」となり、アメリカがサドンデス勝利となりました。
T7 HL!
 Tommyさんは初プレイでしたが、事前にルールやAARを読んでいただけあって、基本はバッチリ。多分、数戦でゲームの感覚を得て、使いこなすところまでいくでしょうね。また、希望があれば例会にも持ち込みますので、どなたかいかがでしょう?

 続いて、このところ、連戦している「トワイライト・ストラグル日本語版」(GMT)をエンジョウさんとプレイすることに。
 第1戦は、ソ連邦(mitsu)対アメリカ(エンジョウ)の陣営です。第1ターン、アメリカは、韓国、フィリピン、インドネシアを支配して、アジア重視の戦略に。当然、ソ連邦も遅れじと「ベトナム人民放棄」で追従し、タイ、インドを支配。得点はなかったものの、軍事行動が効いて+3VPを獲得します。
T1
 第2ターン、ヘッドラインの「CIA」でソ連のカードが丸裸になりますが、隙を見てソ連邦がイタリアでクーデターを実行し、成功!さらに「ルーマニア国退去」で欧州で優勢を取ります。その後、中東でもイラクの赤化を皮切りにレバノンを支配。アジアの優勢も維持し、3エリアでソ連がリードします。
T2
 第3ターン、アメリカがイタリアで再クーデターを起こし、これを奪還します。が、「ドゴール主義のフランス」でソ連邦がそこを赤化。やはり、欧州での優勢は変わらず。
 ならばと、アメリカは宇宙開発に活路を求めますが、ここで得点ラッシュ。3地域の優勢を維持していたソ連邦ががっつり稼いで、そのまま、サドンデス勝利とします。
T3
 次は、陣営を入れ替え、ソ連邦(エンジョウ)対アメリカ(mitsu)で第二戦に。
 第1ターン、ヘッドラインで「CIA」を使い、ソ連邦のカードを見たところ、多くはアメリカに有利なイベント。逆に、アメリカにはソ連邦有利なカードが多かったのですが、それを気取られないように処理をしていきます。第2ターンが終わった時点で、一時的に欧州の支配を崩され、中東はやや東側有利、アジアはほぼイーブンの展開に。得点カードを酷くなる前に使ったので、VPはアメリカ+1と健闘します。 
T2
 第3ターン、チャイナカードで韓国を赤化したソ連邦は、インドの支配も得てアジアで優勢に立ちます。中東もイラクとリビアを抑え、アフリカも親ソ連国家が台頭。欧州はフランスを奪還して、アメリカが優勢に持ち直したものの、VPはソ連邦+1に。
T3
 第4ターン、ここで欧州・中東の得点カードが来たため、中東で優勢を取り返したところで、速攻で処理。さらに「私はいかにしてそれが杞憂だと知ったか」の軍事行動により、VPはアメリカ+12まで来ます。
T4
 第5ターン、ソ連は優勢を堅持しているアジアと、新たに支配を広げた中米で巻き返し、VPを+10に微減させます。
T5
 第6ターン、中米・アフリカで激しいクーデター合戦が起こり、デフコンは危険水域の2まで低下。両地域では米ソががっぷり四つに組んで優劣は付かず。ただ、タイミングよく、得点カードが来たことで、アメリカはVPを+14まで押し上げます。
T6
 終盤に突入した第7ターン、イベントにもインフレがかかり、両陣営ともその対応に翻弄されます。ソ連が宇宙開発で稼げば、アメリカは地味な軍事行動で追いつき、得点変化はなし。
T7
 第8ターン、アメリカにかなり不利なイベントが多発。しかも「オルドリッチ・エイムズの暗躍」で手札を公開される不運も重なり、ソ連に得点を許し、ここにきてVPは±0に!が、最後の寄せを信じて、アメリカはチャイナカードや作戦ポイントをつぎ込んで、アジア・アフリカのソ連支配を突き崩します。
T8
 いよいよ、最終の第9ターン、今度はソ連に不利なカードが行ったようで、敵はかなり苦労しながらプレイ。アメリカはいただいたアシスト(強制イベント)を有効活用し、アフリカの支配を確立。カードプレイが終わった時点で、VPは僅差でしたが、最後の計算で20点を超え、アメリカが最後の最後で勝利できました。
【終了時の各区域の状況】
 欧州  …アメリカ優勢
 中東  …アメリカ優勢
 アジア …イーブン
 アフリカ…アメリカ優勢
 中米  …ソ連邦優勢
 南米  …イーブン
T9
 それにしても、さすが、ベテランのエンジョウさん。この日にインストしたのに、勘所がよく、ゲームのツボを押さえて、わずか2戦で最終ターンにもつれ込む激戦に。こちらは経験を生かしてクーデタで稼ぎましたが、エンジョウさんは宇宙開発でVPを縮め、「印パ戦争」「限定戦争」を有効活用するなど、激闘でした。
 気がつけば、トワイライトも8戦ができたわけで、これで10番勝負も夢じゃなくなりました。

 三国志の後、BIBIさんとfhoさんが到着したので、4人で「PANDEMIC」(HJ)をプレイしました。BIBIさんとタナックさんは前日の千葉会でもプレイしており、感染カードの引きが悪く、通常モードでも相当、苦労したとか。が、ちはら会では通常モード(エピデミックカードが5枚)はクリアしているので、ラスポスの英雄モード(エピデミックカードが6枚)に挑戦することに。
 ところが、セットアップを始めたところ、職業は、作戦エキスパート(BIBI)・通信司令員(fho)・危機管理官(mitsu)・研究者(タナック)と、直接、治療薬開発に役に立つのは研究者(タナック)のみ。こりゃ、相当、苦労するぞ。
 序盤、地道に感染対策(1つずつ感染者を減らす)をしながら、とりあえず、5枚のカードが集まったMARSの治療薬の開発に。一人がプレイヤーカードで中東に飛び、通信司令員(fho)が他のプレイヤーをそこへ飛ばして、集結。必要なカードを研究者(タナック)に集め、作戦エキスパート(BIBI)が研究所を建てて、治療薬を作りあげます。見事な連係プレイで、MARSを押さえ込みます。
序盤
 次は、アフリカと南米で増えつつあるコロナを抑えつつ、ヨーロッパで猖獗を極めているコレラを制圧に向かいます。必死に集めたプレイヤーカードで、ついに治療薬が完成。そのまま、沈静化を図れるはずだったのですが・・・患者数が限界を迎えていた北米でエピデミック!ニューヨークで起こったアウトブレイクが、周辺に拡散。そこでも、アウトブレイクが起こり、ついに8回の感染爆発によって、ジ・エンド。人類の敗北となりました。
中盤で終了
 う~む、さすが英雄モードというだけあって、難易度は伊達じゃない。が、あっという間に終わるのではないかと思われたのですが、開発に強い研究者(タナック)を軸に、通信司令員(fho)がメンバーを適所に送り込み、2つまでの治療薬の開発に成功しました。知恵を絞って、運が味方すれば、それなりに健闘できることがわかり、いつか、こいつを成功させるぞ!
 ちなみに、時に頼りになることのある危機管理官(mitsu)は、1枚しかイベントが来なかった(しかも使用前にゲームエンド)のため、まったく、役に立ちませんでした(泣き)。

 今月のソロプレイ第3弾は、現代政治闘争・経済戦争・安全保障アイテムから「OPERATIONS RESEARCH for COVID-19」(ジブセイル)です。昨年のゲムマで購入した、新型コロナ感染症対策の図上演習です。敵は意図や人格を持たないウィルスであり、人間の立てたプランに沿って展開が決まるという、極めてリアルなソロ・シミュレーションです。詳細は、ジブセイルで公開のルルブをご覧ください。https://drive.google.com/file/d/1xD_5FOFWQgL7cCDx9q3DpyKRwi6353EB/view
 早速、お試しをしてみましたが・・・当初は史実通り、臨時予算も医療体制の整備もなく、新規感染者が急激に増加します。平均すると各週につき1.5倍ですが、状況によっては一気に4倍になることも。3月3Wになるまでは、打てる手は抑制施策の発出しかなく、支持率低下を気にしてタイミングを逸すると、感染者数の爆発-医療体制の崩壊-死者の大発生と、坂を転げ落ちるように、事態は悪化します。
  また、当初は予算配分のポイントがわからずに、医療体制にばかり傾注しすぎて、GDPが下落し、失業率の上昇と経済起因の自殺者数が増えるという、こちらも悪夢のような展開に。
 数回の「苦い」政権運営を経て、肝を掴んだところで、ソロ演習に入ります。
 ゲーム開始の2月3Wからしばらくは、幸いなことに感染者数が一定に止まります。が、3月W3になって、新規感染者数が毎週300人超えと、急激に上昇します。
2月3W
 このままでは、一気に感染爆発が起きかねないと、3月W4に可決されたばかりの臨時の予算を使って、医療の受け入れ体制を拡充します。同時に、伝家の宝刀の抑制施策の発出を行います(入国制限一部と営業自粛要請のダブル発出)。
3月3W 新規感染者数が増加
3月4W 臨時予算可決
 4月W1ターン、ついに新規感染者数が800人となり、重症者数も100人に迫る勢いに(90人)。経済では、入国制限一部と営業自粛要請により、GDP成長予測がマイナスとなりますが、すかさず、景気対策を実施し、成長率を0%に戻します。これにより、連鎖するはずだった失業率や経済起因の自殺者が抑えられます。そして、頼みの防疫レベルの上昇では最高の6+追加予算の1レベルとなり、防疫対策の普及(いわゆる「新しい生活様式」)に到達します。代わりに、支持率は-3ポイントとなります。
 4月W2ターンは新規感染者数は高止まりでしたが、クラスター対策が功を奏し、上昇は抑制されます。
 4月W3ターン、2週間前に発出した入国制限一部と営業自粛要請が効果を発揮しはじめます。防疫対策の普及を加えた抑制「三種の神器」でdr-9という強力なパワーで、新規感染者は一気に300人へ下降します。が、新規重症者数決定でまさかの6を出し、240人!という脅威的な事態となり、延べ重症者数は、420人に達します。
  4月W4ターン、二度目の臨時予算が可決されます。先に景気対策に傾注したため、こちらの補充に10兆円をつぎ込み、その他は3兆円程度に抑えます。また、世論の批判を覚悟で、予備費に5兆円を回します。おかげで、支持率は一気に84ポイントまで下落します。ただし、早めの抑制策が効いて、未だに死者は0人です。
4月4W 追加の臨時予算
 5月W1ターン、新型コロナ感染症対策も3月目に突入します。この時点で新規感染者数は100人以下となり、実質的な封鎖に成功します。かわりに、経済が悪化し、景気対策で5兆円をつぎ込んだものの全てはフォローできず、経済成長率は-0.2%に。この要因で失業率も上がり、経済起因の自殺者が出かねない状況でしたが、拙速に1.2兆円の困窮対策を実施し、事実上の0人とします。残念だったのが、防疫レベルの上昇でこちらは+3レベルのみに。
 この時点で支持率は81%であり、新規感染が抑えられていることから、次ターンに営業自粛要請の解除に踏み切ります。
5月W1
 5月W3ターン、ついに国内初の死者が!10週前に重症化していた患者90人の内、30人が死亡します。翌W4ターンも、20人増えて、COVID-19死亡者数の累計は50人に達します。
 現時点での新規感染者と新規重症者は0人ですが、以前の重症化の影響が尾を引き、6月に入っても、70人の増加で、ついに累計死者数は120人を超えます。これにより、支持率は5ポイントの減少を見ます。
6月1W 累計死者120名に、支持率-5p
 経済では再び、GDPのマイナス成長が予測されましたが、4兆円の景気対策で強引にプラスに修正します。
 また、医療維持費では5000億円が消費されたものの、耐えに耐えてきたコロナ対策の国民生活が報われ、防疫レベルは「重篤化抑制医療の確立」に移行します。
 これらにより、新規感染と重症化は抑制できたものの、いまだ死者数は減らず。W3には60人が増加し、累積死者数は200人の大台一歩手前に。
6月3W 累計死者数190人!
 が、その後は、ギリギリの状態をなんとか維持します。7月には4ヶ月目に突入した入国一部制限と新しい生活様式が機能し、1週間の新規感染者数は最多で150人にとどまります。また、重篤化抑制医療の確立のおかげで、こちらも最大20人の重症者と低水準に抑え込みます。
7月1W
 8月には、ついに防疫レベルで重篤救命医療が確立し、死亡阻止の見込みが立ちます。経済的な悪影響は、惜しみない景気対策予算の投入で回避し、経済起因の自殺者数も0人を維持し続けます。
8月1W GDPプラスに、重篤救命医療を確立
 9月以降も、時折、海外輸入数の増加と自然増で新規感染者数が100人程度になることはありましたが、それ以上は増えず。抑制の複合効果により、重症者数を押さえ込みます。死者は、6月W3を最後に確認できず。
10月1W
 それでも、入国一部制限の継続により、支持率は11月末に50%を割り込みますが、史実のお粗末な対応を知っている身としては、Go to等の安易な景気支援策は取らず、ひたすら、施策を継続し、耐え抜きます。
11月1W  GDO+0.7%に回復
 そして、迎えた最終の12月W4、新規感染者数は100人以下で、重症者数も10人、死者は0人でゲーム終了に。支持率は46%で、予算もまだ半分以上の26兆円を確保、GDP成長率はこの状態にもかかわらず、+0.7%(!)を達成しました。
 【最終結果】
  支持率:46%
  累積死者数:190人
  経済起因自殺数:0人
  失業率:0.02%
    GDP成長率:0.7%
終了時
終了時 経済
 結果的には、3月W3の800人のピークに、各種の抑制効果により新規感染者数が下降し、4月W3以降は最大で150人に抑えられた図上演習となりました。
  この演習結果を受けて、「作戦研究」をしてみますと・・・
(1)初期の対応
・臨時予算が付く3月4Wまでにできるのは、感染抑制施策の発令のみ。この時期に怖いのは海外からの持ち込みなので、入国一部制限(毎月の支持率-1%)を早期に発動する。
・それでもdrによっては、1週間で新規感染者数は最大で4倍になり得る。よって、増加の傾向が見え始めたら、間髪を入れず、営業自粛制限(毎月の支持率-2%)を実施する。後は、クラスター対策班の奮闘に期待する。
(2)医療体制の整備
・毎月のW1には、医療体制の整備が進む。が、進歩は2-6ポイントと差が大きい。必ず、医療支援予算1000億円を投入し、+1すること。まずは、防疫対策の普及を、そして、重篤化抑制医療の確立まで行けば、新規感染者数と重症者数を押さえ込める見込みが立つこれに到達したら、営業自粛要請を解除できる。
(3)臨時予算の配分
・つい、医療支援と重篤治療に回したくなるが、整備できる病床総数は限られているので、投入しすぎると無駄が生じる可能性が高い。医療支援に7兆円、重篤治療に5兆円程度で十分であろう。
・残りは、可能な限り景気対策に投入する。毎月W1の経済成長で、GDPがマイナスとなったら、全力を持ってプラスまたは0%に回復させる。これを怠ると、失業率が上昇し、それによって経済起因の自殺者が増加、それを防ぐために困窮支援予算を投入と、悪循環に陥る。経済の下支えが、最終的には死亡者を減らすことになる。
 最後に、「私が責任を取ればよいというものではありません」という当時の首相の発言が、警句のように裏表紙に載っています。断固として「私が責任を取る」気概で、COVID-19を押さえ込みましょう。
 なお、このソロプレイで、現代政治闘争・経済戦争・安全保障ジャンルの達成率が6割を越えました。こちらも、ご覧ください。

 この日の最後は、このところ、マイブームの「トワイライト・ストラグル日本語版」(GMT)です。前回と陣営を入れ替え、BIBIさんがソ連邦を、mitsuがアメリカ合州国を担当します。
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 第1ターン、先のプレイではまれに見る得点カード(実質上、行動ができないカード)のラッシュで、貧乏くじを引いたBIBIさんですが、今回もいきなり3枚の得点カード!しかも、アメリカはヘッドラインで「CIA創設」をプレイし、このターンのソ連軍の動きは丸裸に。
T1 ヘッドライン!
 アメリカは早々に「朝鮮戦争」を実施し、事実上の失敗に終わらせると、「マーシャル・プラン」に「NATO」結成と、ヨーロッパで地盤を固めます。が、ソ連邦も軍事行動と宇宙開発で、VP+1と健闘します。
T1
 第2ターン、「ドゴール主義のフランス」や「ワルシャワ・パクト」が続き、そこへ「ベルリン封鎖」とソ連邦が巻き返し、一時、アメリカの支配国はイタリアのみに。かわりに、アメリカは中東での優勢にリソースを注ぎます。
T2
 第3ターン、今度は「東欧諸国の独自路線」と「東欧動乱」が来て、ヨーロッパでアメリカが盛り返します。同時に高OPカードを投入し、中東の主要3カ国を支配します。ソ連も「チャイナ・カード」を切って、韓国を赤化しますが、前ターンに「ナチ科学者の登用」で追いついた宇宙開発で、アメリカが一歩先にリード。VPはアメリカ+3になります。
T3
 第4ターン、中盤戦に入り、ソ連邦は「イスラム革命」で中東などで盛り返しますが、アメリカが「チャイナ・カード」を持った上で「中ソ国境紛争」が起こり、得点をゲット。さらに、優勢を取った東南アジアでの得点で、一気にVPを積み重ね、14点に到達します。
T4 HL
 第5ターン、ここからソ連邦が猛烈な巻き返しを行います。ヨーロッパ以外の全てで優位だったアメリカを切り崩し、アフリカで優勢に。また、「U2偵察機撃墜事件」や「OPEC」で得点を重ね、第6ターンが終わった時点で、VPは8点にまで低下します。
T6
 が、第7ターン、アメリカは「キャンプ・デービット合意」で地歩を固め、盤石のアジア地域で得点。「ミサイル羨望症」でソ連邦を足止めしながら、「戦略兵器制限交渉」によって回収した「小さな一歩」で宇宙開発で再びリードし、先に勝る16点を獲得します。
T7
 第8ターン、初の終盤戦に入り、ソ連邦はヘッドラインで「オルドリッチ・エイムズの暗躍」を切って、敵の行動を丸裸にしましたが・・・アメリカが南米の得点カード!これにより、VPは20点を超え、アメリカのサドンデス勝利となりました。
T8 HL
 いやー、面白かった!各地域の優勢を心がけたため、第3ターン以降はアメリカが押し気味でしたが、第6ターンにソ連邦が見事な手札回しで、一気に敵のVPを半減させる大反攻!最後はアメリカが地域得点で押し切りましたが、初めて終盤に突入するなど、気の抜けない勝負になってきました。「印パ戦争」を二度、成功させ、OPを一時的に増加させる「ブレジネフ・ドクトリン」を仕掛け、アメリカのクーデターを掣肘する「キューバ危機」など、BIBIさんのスキルアップにより、接戦になりつつあります。これからも、大いに楽しめそうです。

 この日の最後は、このところ、連続プレイしている「トワイライト・ストラグル日本語版」(GMT)です。陣営は、アメリカ(mitsu)対ソ連邦(kawa)です。
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 第一戦は、「トルーマン・ドクトリン」と「ルーマニア国王退位」と、お互いに敵イベントのヘッドラインでスタート。アメリカは「ナセル」でエジプトを失うものの、欧州では主要国を押さえて、イーブンに。イタリア(!)でのクーデターによる軍事行動ボーナス等で、6点の優勢とします。 
T1
 第2ターン、欧州は混沌のままでしたが、中東でエジプトを奪い返すと、ここで「地域得点中東」。イランとリビアも支配していたため、一気にVPは13点に。ソ連邦はアジアと欧州で「地域得点」しますが、支配はほぼイーブンの状態でVPは動かず。
T2
 第3ターン、かなりイベントを消費していたため、捨てカードがリシャッフルに。ここで再び、アメリカに「地域得点中東」!さらに敵の手番に「核攻撃から身を守ろう」が出て(宇宙に飛ばせず)、そのまま、20点ぴったりでサドンデス勝利となりました。
T3 イベントで寄り切る
 第二戦、序盤は、アメリカにとってかなり苦しい展開に。第1ターン、手元のカードは真っ赤か!宇宙開発で1枚は飛ばしたものの、やりたくもない「コメコン」や「ルーマニア国王退位」「社会主義政権」のラッシュ。そこへ、ソ連邦が「ド・ゴール主義のフランス」を仕掛け、「日米安保条約」と引き換えに、イタリアでクーデターを起こすなど、西ドイツを除いて、共産主義勢力が欧州を席巻します。得点カードがあったら、かなり危なかったかも・・・。
T1
 第2ターン、ならば、中東・アジアで勝負と、アメリカはこちらに傾注します。イランに始まり、パキンスタン・インド・ビルマ・ラオス/カンボジアまで、逆ドミノ倒しを実行。ソ連邦は「チャイナ・カード」を発動し、台湾まで影響を広げたところで「地域得点アジア」。それでも、西側の勢いが増さり、アメリカに+4VPとなります。
T2
 第3ターン、アメリカはヘッドラインで「CIA」!ソ連の手札が丸裸になり、今度はアメリカに有利なイベントばかり。全ての手が読めるので、欧州の支配を切り崩したところで得点にし、得失点差はほぼイーブンに。中東支配も離さなかったので、ソ連邦は泣く泣く「地域得点中東」をプレイ。これで、アメリカのVPは11点まで上昇します。
T3
 第4ターン、時代は中盤戦に。ここまでの反動か、アメリカに有利なカードが連続し、中東とアジアはほぼ安泰に。ここで、「地域得点東南アジア」をプレイし、一気に8点を奪います。このまま、サドンデスかと思われましたが。ソ連邦が「私はいかにしてそれが杞憂と知ったか」「U2偵察機撃墜事件」の上に、「国連介入」(!)で3VPを奪い返し、踏みとどまります。それでも、ターン終了時のVPは、アメリカの18点まで行きます。
T4
 第5ターン、一発目のカードで「ニクソン訪中」をプレイ。これにより、VPが20点を越え、連続勝利となりました。
T5 ニクソン訪中!
T5
 やっぱり、「黄昏」は面白い!決して楽なことはありませんが、カード巡りを信じて、いかに敵の影響を抑え、自分の有利な状況を作り続けるか、知恵を絞ります。第2戦の序盤のようにかなり苦しいこともありますが、敵に察知されないよう、「先に嫌なことからやろうかな」とブラフをかけたり(実際にはほとんど嫌なことしかなかったんですが、笑い)、さりげなく敵支配を切り崩して得点に持ち込むなどの駆け引きが、実に楽しい!これで対戦が5戦となったので、できれば10番勝負までやってみたいです。

 週末は再開した茨城会に行きたかったのですが、業務上、準禁則となってしまい。かわりに、BIBI さんと自宅オフ会を行いました。
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 こちらは、BIBIさん持ち込みの「ORGEカードゲーム」。千葉会一門掲示板のファンファン・レス(?!)に刺激を受け、ホバーが出てくるならオーガ、と掘り出してきたとのこと。単なる弱小ユニットのお尋ねレスが、ここまで広がるとは(笑い)。
DSC01283
  この日の緒戦は、強化アイテムの「トワイライト・ストラグル日本語版」(GMT)です。一通りの確認インストをした後に、ソ連邦(mitsu)対アメリカ(BIBI)で対戦します。
T0
  第1ターン、まずはVPの高い欧州で、激しい駆け引きとなります。アメリカが「マーシャル・プラン」でリードすれば、ソ連邦はイタリアでのクーデターで対抗。西側はなんとかイタリアを死守したものも、積極的な軍事行動によりソ連邦が4VPとなります。
T1 欧州の攻防
 第2ターン、西側はヘッドラインで「NATO」を実行し、とりあえず、共産主義の浸透を止めます。ならば、戦場はアジアと、ソ連邦は「チャイナ・カード」でアフガンと韓国に影響力を置くと、「朝鮮戦争」を仕掛けます。、惜しくも成功ならずも、こちらに敵のリソースを引きつけます。
 第3ターン、ソ連邦は「印パ戦争」と「中東戦争」を連続して仕掛け、共に成功します。これにより、アジアでは両陣営が拮抗し、中東ではソ連邦がリードします。この積極的な軍事行動により、VPは一気に15点に。
T3
 第4ターン、これに焦燥したアメリカは、東南アジアで積極外交に出て、タイから南を西側の支配とします。と、ここで東南アジア得点カードを切って、VPを若干、押し戻します。が、ソ連邦は矛先を中東に変え、イラクとエジプトを支配下にして、この地域の優勢を保ちます。
T4
 第5ターン、アジア重視の西側は、敵のクーデターを防ぐため、「キューバ危機」でデフコンを下げ、自分は「原子力潜水艦」で無反応クーデターを行い、パキスタンのソ連支配を切り崩します。これにより、アジアでの優勢体制を維持します。
 一方、東側はVPエリアの拡大に伴い、アフリカ、中南米に先手を打って、支配を広げます。また、ホットゾーンの欧州では、「SALT」で回収した「ドゴール主義」を実行し、フランスを赤化してしまいます。
T5 欧州でフランスが赤化
 第6ターン、お互い、このターンのカードは敵陣営のものばかり。共に被害を最小限に抑える手を打ったため、情勢は変わらず。が、第三世界の得点カードが続いたことで、VPは再び、ソ連邦が15点に。
T6 冷戦はアフリカと中南米へ拡大
 いよいよ、中盤最後の第7ターン、ここを凌げば、西側にも強力なカードが来るはずでしたが・・・あまりにもあんまりなカード巡りに。得点カードが3枚に加え、中立の2枚を除き、全てソ連邦イベン!直前の中米の得点等でソ連のVPは19点にまで達し、もはや、挽回は不可能ということで、アメリカの投了になりました。
T7 あまりのカード巡りの悪さに、アメリカ投了
 各地域で優勢を維持しながら、積極攻勢で軍事行動を拡大したことで、ソ連軍の寄り切りとなりました。が、アメリカも初プレイとは思えない決死の凌ぎで、簡単には土俵を割らず、終盤直前まで持っていったのは、さすがです(自分が初プレイの時は、第5ターンで投了でした)。
 マトリックスは多いですが、(ウォーゲームではない)政治闘争を描いた傑作CDSの評判通り、実にプレイし甲斐があります。みなさん、いつでもインストしますので、しばらく、お付き合いを。

 緊急事態宣言が明け、ようやく感染状況も落ち着いてきた土曜日に、久しぶりに千葉会へ参加してきました。オークション参加以来ですので、10ヶ月ぶりの参戦です。やっと、一部だけ、日常が戻ってきたような・・・。
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 会場では、yagiさんとDas Reichさんがリアル百番勝負を目指して、「官渡の戦い」(CMJ)を連戦。はす向かいでは、石川さんと提督さんが再販された「Korean War」(Compass Game)を戦い、遅れて到着したかみさんと水戸爺さんが1814年のナポレオンの国内戦役に。
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 さらに、軍神さんと出戻り組の龍安寺さんが、古典の「ドイツ戦車軍団」(CMJ)をプレイしていました。この多彩な対戦こそ、千葉会ですね~。
 およそ1年ぶりにお会いする軍神さんとは、コロナ終熄への流れや世相のゆとりのなさ(寛容さのなさ)に始まり、連結「独ソ電撃戦」のソ連軍の戦いぶり、「江戸幕府の黄昏」イベント「敬天愛人」の解釈(?)まで、実に楽しく、有意義なお話をすることができました。また、いつか、皆さんで楽しく呑み明かせる日が来ますことを。
 この日の緒戦は、対戦希望だった「トワイライト・ストラグル日本語版」(GMT)です。以前、お試し対戦をしたことがあるという、タナックさんと対戦します。陣営は、mitsuがソ連邦で、タナックさんがアメリカです。
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 第1ターン、史実通り、ソ連邦の攻勢で幕が開きます。「ワルシャワ条約機構」で先手を取ると、アメリカの出遅れに乗じて、イタリアはおろか、フランスまで赤化します。と、ここで「欧州得点」で一気に7点をもぎ取ります。
T1 欧州が赤く染まり・・・
 第2ターン、「マーシャル・プラン」を発動し、アメリカが持ち直します。焦点は、アジアに移り、韓国・ベトナムを押さえたソ連軍に対し、パキンスタン・インド・タイをアメリカが固めます。と、ここで、ソ連軍は「脱植民地政策」を掲げ、上記3国を中立状態に戻し、ここでアジアの得点に。さらに無風のはずだった中東で「ナセル」が登場し、11点までソ連邦のVPを押し上げます。
T2 エジプト支配が大きな影響!
 第3ターン、有利なうちにとヘッドラインで再び欧州得点を実施し、18点まで行きます。ここで、一気に勝負をと、宇宙開発を行いますが、これは失敗。が、直後に「核実験禁止条約」をソ連主導(!)で締結し、20点越えのサドンデス勝利となりました。
T3 再び、欧州得点で18VPに。
T3 ソ連が核実験禁止で勝利
 ソ連が勝つなら、これしかないという序盤の電撃政治戦でした。やや、マトリックスが多く、後半までいくとかなり時間がかかりますが、カードドリブンの新境地を開いた傑作だけあって、あの複雑な冷戦をきれいにまとめ上げています。また、プレイしたいものです。
終了時

 続いて、やるなら今、と世界規模の感染症阻止をテーマにした「PANDEMIC」(HJ)をプレイします。感染レベルは、標準です。
 第一戦は、危機管理官(yagi)・研究員(Das Reich)・検疫官(エンジョウ)・衛生兵(mitsu)の担当です。序盤、衛生兵(mitsu)と検疫官(エンジョウ)が危険な地域の感染阻止に廻り、危機管理官(yagi)がイベントを駆使して、それをアシスト。研究員(Das Reich)がカードをかき集め、コロナの治療薬の開発に成功します。が、中盤に立て続けにパンディミックが起こり、東ヨーロッパから中央アジアでアウトブレイクが続発!皆で火消しに廻るも、同地域の通常感染も集中して、アウトブレイクが10回を越え、人類の敗北となりました。
R1 アウトブレイクで崩壊
 第二戦は、検疫官(yagi)・科学者(Das Reich)・衛生兵(エンジョウ)・研究員(mitsu)の担当です。先の轍を踏まぬよう、検疫官(yagi)が危険な地域で睨みをきかせ、同時に衛生兵(エンジョウ)が世界を巡って、感染拡大を防ぎます。この読みが抜群で、なんども感冒を阻止。
 その間に研究員(mitsu)がカードを集め、科学者(Das Reich)にパスすることで、効率よく治療薬の開発に成功します。すると、衛生兵(エンジョウ)の効果も上がり(そこにいるだけで感染を根絶)、アウトブレイクを最低限に抑えます。
 エピデミックカードの遅れにも助けられ、得られた時間を使って、最後の治療薬を開発し、人類の勝利となりました。
R2 全ての治療薬を開発
 現実でも、一刻も早く、全世界にワクチンと治療薬が届きますように・・・。

 4人が集まったところで、最近購入した「PANDEMIC」(HJ)を対戦します。時節柄、感染症の早期終熄を願って人類が打ち勝つ場面が見たいと、mitsu・BIBI・kawa・エンジョウの4名でプレイしました。いわゆる協力型のマルチでして、プレイヤーは人類の一員として、共同して感染症の封じ込めを目標にします。
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 全員が初プレイということがあり、第1戦はキャラクターを使わず、エピデミックレベルを3にしたインストモードです。お互いの手札を見ながら、できるところから治療薬を作る作戦を立てます。感染が蔓延している都市で治療をして、レベルを下げながら、計画的に移動して、必要なカードを集めます。
R1
 序盤に、2つの病原体の治療薬が完成し、感染爆発している中央アジアとアフリカで抑え込みに成功します。専門能力が使えないため、効率は上がりませんが、地道な知識の共有で情報を集め、山札が尽きるギリギリで最後の疾病の治療に成功します。インストゲームは、人類の勝利となります。
R1 人類の勝利
 第2戦は通常のルールで、エピデミックレベル4の初級でしたが・・・いきなり、天然痘が中央アジアで猖獗を極めます。すぐに治療チームが向かいますが、一巡目にエピデミックが発生し、まともに対応できないうちにパンデミックとなり、人類の敗北で幕を下ろしました。カードの引き次第とはいえ、伝染病の恐ろしさを目の当たりにします。
R2 ああ、1ターンも持たずに、天然痘で敗北
 気を取り直して、第3戦に。mitsuがカードの廻りをよくする研究員、kawaさんが疾病の効果的な治療を行う衛生兵、エンジョウさんが自他のプレイヤーの移動を効果的に行える通信司令員、BIBIさんがイベントの再利用ができる危機管理官です。
R3 気をとり直して
 序盤、アメリカ/ヨーロッパでインフルエンザの大流行が発生したので、衛生兵(kawa)が通信司令員(エンジョウ)のアシストを受けながら、各都市で一斉治療を進めます。その間に、研究員(mitsu)と効率的に情報交換を行った危機管理官(BIBIさん)が、コレラの治療薬の開発に成功します。
衛生兵が大活躍
 続いて、ヨーロッパに渡った研究員(mitsu)が、途中でカードの交換を進め、天然痘とコロナの治療薬の発見に成功します。まだ、治療薬のないインフルエンザの流行を危機管理官(BIBIさん)と通信司令員(エンジョウ)が地道に押さえ込んでいる間に、アジアを駆け巡った衛生兵(kawa)がこの地の疾病を平定していきます。 
インフルエンザを撃退
 最後に、マドリッドに集結した研究員(mitsu)と衛生兵(kawa)が新型インフルエンザの治療薬を開発し、人類側の勝利でゲームセット。自身には目立った専門能力がない危機管理官も、イベントを次々に回すことで勝利に貢献しました。
 

 会場に来ていた茨城会の水戸爺さんにお声をかけたところ、「東大安田講堂をやってみたいんですよ」とオファーが有り。早速、インストプレイに。初めてだと機動隊がかなり厳しいので、こちらをmitsuが、学生側を水戸爺さんが担当します。

 まず、セットアップですが、学生側はどうやら安田講堂集中ではなく、広範囲に分散しているよう。

 第1ターン、機動隊はまず、催涙弾を放ち、警備車輌・放水車を偵察に送り、その後、機動隊員が突入するルーチンで、各エリアに浸透していきます。学生側は、随時、屋上に姿を表すと、火炎瓶や敷石を投げつけ抵抗します。それでも、各エリアに一定数の機動隊員が進入できたので、効率よく検挙と思いきや・・・医学部、工学部、理学部、法文等、なんと5カ所にバリケード!全共闘はもっとも多いバリケードを築いていました。警察はエンジンカッターを投入し、突入を試みますが、2カ所を損傷させたのみで、内部に進入できず。対戦は3度目ですが、第1ターンに検挙ができなかったのは、初めてです。しかも、かなりの武装チットを消耗したはずでしたが、全共闘は補充で6ゾロを出し、消耗はロハに。

T1
 第2ターン、警察は各エリアの鎮圧を試みるも、学生側の抵抗は激しく、十分な浸透ができず。ならば、真打ち以外は警備車輌等で封鎖し、本丸の安田講堂攻略に集中することに。後庭から第5機動隊が下層部に進入し、無血でこれを制圧します。表では第2機動隊が警備車輌と放水車とともに大講堂正面に進入し、ここにあった日大工兵隊バリケードの半分を撤去します。が、その分、医学部、理学部、工学部では立てこもりが続きます。

T2
 第3ターン、カルチェ・ラタン騒動で2個中隊を引き抜かれた機動隊は、3カ所の外縁部の拠点は無視して、安田講堂にのみ、集中します。度々、火炎瓶や敷石で妨害を受けながら(建物内で火炎を出して、どうする!)、正面のバリケードを全て撤去し、ここにいた全共闘を検挙します。一方、青医連の籠もる医学部では、にじり寄る機動隊員にインターンが激しく敷石を投げつけます。ヒポクラテスの誓いを立てた医者が、投石で怪我をさせるとは!!

T3
 と、ここで夜の帳がおりて、両陣営は再編成に入ります。全共闘は武装チットの補充を狙うも、第1ターンのような僥倖は起こらず、わずかな火炎瓶の補充を受けるのみ。一方の警察は、他は無視して、残り2つの内部エリアとなった安田講堂に、全力を注ぎます。

T4
 夜が明けた第5ターン、催涙ガスを惜しみなく、屋上や大講堂背面にいる学生に浴びせると、機動隊員が上層部と背面に突入します。ここで、学生側は最後まで隠蔽していた解放派を出現させ、攻撃をかけます。が、さすがに武装チットが枯渇したのか、2枚投入はなく、それぞれ、1個小隊の機動隊員が生き残ります。続く、白兵戦フェイズに、学生が最後の抵抗を試みて、機動隊1ユニットを除去しますが、ここまで。暴れる学生を制圧し、ついに安田記念講堂が陥落します。

T5
 VPを計算したところ、素早い鎮圧により、学生のVPが伸びず、警察の圧勝となりました。学生側はまれに見るバリケードの充実度でしたが、拠点を分散したため、安田講堂本隊の守りが薄くなったのが響きました。また、前半に武装チットを消費しすぎたため、後半の抵抗が弱くなったのも大きかったです。

執念の検挙
 水戸爺さんは初プレイだったのですが、途中から単独でいる遊撃隊を狙って除去するなど、かなり有効な手を覚えまして。次回の対戦は、かなり苦労しそうです。もっとも、自分も一度は学生側をやってみたいんですが・・・。

 前回に続き、この日も「東大紛争1968-69」(ジブセイル)を持ち込みまして。新たに1名が加わって、全共闘(平)・機動隊(ybs)・文部省(BIBI)・民青(mitsu)で対戦しました。

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 序盤は、各陣営とも、せっせと部隊のリクルートと資金集めに走ります。時折、ビッグイベントが来るものの、それぞれがコマンドのみの実行にして、危険なイベントを避けたため、比較的平穏な展開に。

 中盤にさしかかり、ここで全共闘が資金集めのために、シンパを各エリアに散らせます。公安は警戒ポイントは抑えたものの、動員が少なく、ほとんどのエリアが反体制派支配となります。と、ここで第2期末に。

 期末手順で、民青は豊富な資金を使って、各エリアの支持を高めていきます。大量に動員した東大職員により、直前に支配権自体は奪われたものの、東大に3つの細胞(政治)を構築していたため、ここで勝利条件を達成!サドンデス勝ちとなりました。

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 「そうか、こうやって勝てばいいんだ」と自分もビックリ。COINシリーズは、各陣営につき、できることと勝利条件が違うので、慣れるまではこんな感じなんでしょうね。それでもイベントに一喜一憂でき、思わぬ影響や思惑が見られるので、面白くプレイできます。

 次は、機動隊(ybs)と文部省(BIBI) でどうやって勝てるか、やってみたいですね~。

 この日、もう一つ、プレイしたかったのが「東大安田講堂強襲」(ジブセイル)です。先日、自宅オフ会でTommyさんと初対戦でしましたが、今回、「バリケードを使いたい」(!どんな希望、笑い)とにしさんから要望が有り、対戦することに。陣営は、機動隊(mitsu)対全共闘(にし)です。

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 セットアップを見ると、今回の全共闘は、工学部や法学部など、比較的前衛に配置をする前進守備のよう。

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 第1ターン、機動隊は基本戦術となる催涙ガスを撃ち込みながら、防御力の高い警備車輌や放水車を偵察に送ります。全共闘は火炎瓶を使って妨害しますが、すぐに放水を行い、延焼を可能な限り防ぎます。数台の警備車領が被害を受けましたが、その後から、機動隊員を前進させることで、大きな損害を受けずに、理学部、工学部を制圧していきます。全共闘は、医学部にもそれなりに学生を配置していたので、こちらの完全制圧は次ターンに持ち越されます。
T1

 第2ターン、遊撃隊の再配置のため、催涙ガスを使用できませんが、警備車輌と放水車が先導して、機動隊員が前進。火炎瓶や火炎放射器(都市ガスくらい止めておけ!)で、損害を出しながらも、安田講堂周辺を除く、各学部の制圧に成功します。ビックリしたのは、安田講堂前庭にスタック制限限界の12ユニットが隠蔽されていたこと!おかげで、車輌外の機動隊は、ここからの火炎瓶投擲で一時的に足止めを受けました。

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 第3ターン、スタックオーバーで安田講堂に収容できない全共闘を、催涙ガスで麻痺させると、機動隊員がつっこみ、4ユニットを確保します。その勢いで大講堂前面に警備車を突入させますが、ここに日大工兵隊(強化バリケード)!屋上や室内(!)からも火炎瓶が次々と投げ込まれ、数台が擱座します。隣接する放水車が消火に当たると、またも火炎瓶が降ってきて、膠着状態に。それでも、全共闘側にかなりの火炎瓶を消費させることに成功します。一方、後庭からは3個小隊が講堂下層部への突入を試みましたが、社学同の頑強な抵抗を受けて、後退を余儀なくされます。

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 第4ターン、夜のとばりが降りる中、機動隊は交代で休憩を取らせ、翌日の制圧に向けて、部隊を再配置します。全共闘は武装チットの補充を試みましたが、drが低く、若干の補充のみ。

T4
 夜明けとなった第5ターン、機動隊は催涙ガスと放水車で、屋上と前面にいる全共闘を沈黙させると、大講堂前面と下層階に突入します。敷石投擲で被害を出しながらも、下層階は制圧。が、大講堂前面は頑強なバリケード(防御力8!)が邪魔をして、完全なにらみ合いになります。

 

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 後がなくなってきた第6ターン、機動隊は突入トンネルで安全を確保すると、強引に大講堂背面に突入。ここにも、標準バリケードがありましたが、消防庁から貸与された高圧放水を投入し、ここを確保します。同時に別働隊が階段を駆け上がり、一方早く、講堂上層部を制圧します。

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 残ったのは、大講堂前面の半壊した日大工兵隊バリケードのみ。最終第7ターン、機動隊は催涙ガスと放水を注ぎ込み、内部に突入します。多くの学生がうなだれて確保される中、最後まで抵抗したのはML派でした。機動隊の制圧に頑強にて抵抗した後、確保されました。史実通り、機動隊の辛勝といった結果になりました。
T7

 この日、最もプレイしたかったのが、「東大紛争1968-69」(ジブセイル)です。COINシリーズという、非対称的な勢力の抗争を描くマルチゲームです。各陣営ごとに能力と勝利条件が異なる変則マルチで、毎回、イベントとプレイ順が替わるので、リプレイアビリティも高く。今回は、mitsuのインストで、全共闘(にし)・機動隊(mitsu)・文部省(平)・民青(ybs)で対戦しました。

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 序盤、各勢力は後半に向けて、リクルートに励みます。その分、各エリアへの展開は控えめで、バランスよく公安を配置した体制側が支持を広げます。これはまずいと、全共闘が街頭に繰り出し、公安と対峙します。ここで、イベントが起こり、公安と機動隊が警視庁に戻ったことで、反体制派が支配を取り返します。

期末1
 中盤になると、各陣営の動きが活発に。まず、民青が組合員を各エリアに動員して、多数派を取ります(反体制派支配)。ここでビラを撒きまくり(資金を撒いて)、世論を反体制派支持に誘導します。一方で、東大構内にも支配を広げるべく、民青行動隊(あかつき部隊)をここに集結させます。構内には先に大学職員がいましたが、民青行動隊はゲバ棒を振るって東大職員を蹴散らします(まさに過激派!)。

期末3
 これに危機を覚えた文部省と東大当局は、機動隊の構内導入を実行。ジュラルミンの盾と警棒で武装した機動隊員は、東大構内で暴れ回る民青を次々と制圧し、支持を中立に戻します(東大への機動隊介入)。

一方、他の機動隊と公安は、「羽田闘争1周年」などで部隊を減らしながらも、各エリアに展開し、優勢な攻撃力で全共闘を排除し、支配を取り返します。

中盤、全共闘が機動隊を襲撃!
 終盤、もはや、両陣営は仁義なき戦いに。全共闘の拠点だった新宿・早稲田エリアに機動隊が進入すると、血気盛んなデモ隊は公権力に襲いかかります。機動隊も反撃に出たため、血みどろの消耗戦に。文部省・東大側は職員の動員を続けるも、先の消耗が響いて、いまだ、回復せず。民青行動隊も、機動隊による弾圧の余波で同様。

 と、あっという間に、最終手番に(第4期末)。ここで、全共闘が手番をたぐり寄せます。ここで部隊を活性化させると、東大医学部と神保町にアジトを設置します。これにより、全共闘のVPが5となり、最も勝利条件に近いということで、戦術的勝利を獲得しました。

 初プレイだったため、今ひとつ、慣れていませんでしたが、イベントや学生と機動隊・公安との激突が起こると「公権力の横暴だぁ!」「一斉検挙!」などが飛び交い、盛り上がっていました。そういった意味では、がちがちの勝敗よりも「らしさ」を堪能するアイテムでしょうね。

 日程の都合で1月半以上、ちはら会例会がないため、11月上旬に自宅オフ会を開きました。常連のTommyさんと対戦したのが「東大安田講堂強襲」(ジブセイル)です。

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 その名の通り、全共闘がバリストをした、約2日間に及ぶ安田記念講堂の攻防戦を、アルンヘムシステムで描いた戦術級です。市街戦を想定した同システムは、デザイナーが驚くほどぴったりとマッチしていています。

 オリジナルの設定としては、両陣営がそれぞれに使用できる戦術チットがあります。警視庁側なら、暴動鎮圧の代名詞である催涙弾や延長放水、突入をサポートする大盾トンネル、バリケードを破壊するエンジンカッターなどです。全共闘側なら、貧者の武器である火炎瓶や投石、警察が都市ガスを止めなかったばかりに痛い目に遭った「火炎放射器」などです。

 2つまで同時投入できる催涙ガスや火炎瓶、投石は非常に強烈で、drによっては、屋上にいる全共闘を一撃で行動不能にしたり、不用意に接近した機動隊員を根こそぎ病院送りにしたりできます。特に火炎瓶は使用後も燃えさかっていて(全共闘攻撃にプラス修整)、放水で鎮火するまで効果が続きます。これは室内でも使用でき(危険だぁ!)、バリケードの排除妨害に一役買います。

 基本的には、行動すると裏面になるので、計画的な役割分担が必要になります。スタック制限が随時、適用されるので、特に警視庁側は突入のタイミングと予備の存在が重要になります。

 インストした後、警視庁側をmitsuが、全共闘・新左翼をTommyが担当し、ゲームスタートです。

 第1ターン、警視庁側は催涙弾を撃ち込んで表にいる敵を行動済みにした後、機動隊員を突入させます。警備車輌と放水車を投入できる北側と東側は大きな損害なく、建物内に突入し、学生を次々に検挙します。

T1 検挙直前
 が、車輌のない西側から中央部にかけては、容赦のない火炎瓶や火炎放射器の攻撃が降り注ぎ、突入した機動隊が大きな打撃を受け、後退します。特に、わずか2ユニットの第7機動隊が早々に除去されたため、お茶の水の暴動への対処に苦労することになります。

T1 工学部の火炎放射器で、7機全滅。
 第2ターン、それでもいまだ膨大な物量を誇る警視庁側は、放水車による鎮火と催涙弾、飽くなき突撃を繰り返し、安田講堂を完全包囲します。全共闘側も火炎瓶で抵抗しますが、放水による消火で効果は上がらず。ただ、戦術チットの補充で6ゾロを出し、10以上のチットを回復したのは、ツイていました。また、正規の2個機動隊が暴動鎮圧に引き抜かれたので、次ターン以降に影響が出ます。

T2 安田講堂、包囲さる
 第3ターン、一日目の冬の太陽が陰り始め、わずか3個に減少した警視庁側は、至近からの催涙弾と放水による制圧で、大講堂正面と下層階に突入します。が、全共闘側はここにバリケード!警視庁側はエンジンカッターを投入するも、完全に障碍物を排除できず、そのまま、夜を迎えます。

T3 安田講堂内部に突入も、バリケードの壁
 第4ターン、両陣営は翌日の決戦に向けて、準備を進めます。全共闘側は火炎瓶等の補給を狙いましたが、drが酷く、補充はなし。一方の警視庁側は、人的優位を生かして前線の部隊を後方に下げ、交代要員を前線に。また、放水車を時計塔の周囲に配置し、万全の態勢を整えます。

T4 警視庁が再配備
 夜が明けて、第5ターン。補充のあったガス弾を容赦なく撃ち込み、敵の反撃を阻止すると、警視庁側は奥の手の高圧放水を投入します。一昼夜の攻防でガタのきていたバリケードはあっけなく崩壊。突入した機動隊員により、学生守備隊の要である中核派が次々に検挙されます。

T5 延長放水でバリケード突破
 第6ターン、時刻は昼をまわり、残っているのは大講堂背面と時計塔のみ。機動隊はこれでもかと室内で催涙弾を使用し、立ちこめる毒性のある煙に、学生たちは抵抗の意志を失います。もはやバリケードもなく、公権力の突入により、安田講堂の全エリアが制圧されます。その直前に流された時計台放送を最後に、1年近く続いた東大紛争は終焉を迎えました。

T6 時計塔を制圧
 VP的には、
 警視庁側…全エリアの制圧で、19点
 全共闘側…第6ターンまでの抵抗で、11点
で、警視庁側の勝利となりました。

 が、警視庁側も、第1ターンに鎮圧投入用の第7機動隊を失い、その後も全共闘側の猛烈な抵抗により隊員を消耗したため、最後はわずかに4ユニットまで減少していました。史実通り、圧倒的な物量を誇っていたわりには、ギリギリの勝利だったかも。全共闘側は、なんといっても、工学部の火炎放射器と火炎瓶が強烈でした。

 アルンヘム・システムの他の作品と比べると、学生側にほぼ機動の余地はなく、戦術チットとdr次第ですが、あの(再放送の)TVで見た東大紛争の雰囲気は、バッチリ。戦い終えて、火災の跡とガスの匂いが漂う、安田講堂が浮かんできました。

 5人が集まったところで、とりあえず、ライト級マルチということで「企業買収」(アークライト)をインストプレイしました。いわゆる株の敵対買収をシミュレートしたもので、各プレイヤーは1200億円相当の資金(5億から400億のチット)を持って、優良資産を持つ企業の買収を行います。 

 株式購入は基本的に秘密ですが、一定の時期は公開買い付けが必要になります。また、5億円を投入し、他社の購入チットをオープンにしたり、チットの交換をしたりできます。

 強力なのは、各社に1枚配られる投資戦略カードで、一度のみの使用ですが、資金を上昇させたり、チットを交換したり、資産価値を半減させたり、できます。

 第一戦は、それぞれ、高額資産企業に買収に走ります。相手がいくら投入したか、激しい情報収集合戦となり、どんどん買収額が積み上がっていきます。最も高いIBNを紫(mitsu)が買収しましたが、最後に資産価値を1/2にされ、脱落。結果的には2社の買収に成功した緑(にし)さんが勝利しました。

R1


 第二戦は、これに学んだ各社が、まずは自社の手付け企業の防衛に回ります。えらく、手堅い展開でしたが、中盤からは打って変わって、激しい買収合戦に。様子見の少額かと思っていたら100億円単位の秘密買収だったり、何度も買い付けるも実はブラフだったりと、一手ごとに戦略を練り直すマッチレースになります。最後は・・・やはり2社を手に入れた赤(エンジョウ)が、わずか50億円の差で勝利となりました。
R2
 軽い冗談ゲームのつもりが、驚きと読みと丁々発止のやりとりの激戦に。しかも1ゲームは30-40分程度。「見た目はえらくチープなのに、面白い!」と非SLGも愛するBIBIさんが、高評価でした。

 ちなみに、戻って確認したら、エラッタが出ていて、獲得資産計算は「総資産額の50%」でなく、「総投資額の50%」となるそうです。さらに流動的な展開になるでしょうね。とっても評判がよかったので、次回も、行ってみますか。

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