歴史・戦史研究「ちはら会」Drei

この会は、主にシミュレーションという手法を用いて、歴史・戦史を楽しもうという、有志の集まりです。興味ある時代をテーマに選び、図上演習(シミュレーションゲーム)を通して、文献研究では得られない「動きのある歴史」を見つめます。 「ちはら会」では、現在、会員を募集しています。年齢や資格等を問わず、興味のある方ならば、どなたでも参加できます。関心のある方は、下記にご連絡ください。 Eアドレス. chiharakai@apost.plala.or.jp (代表.mitsu)

カテゴリ: WWⅡ 陸戦

 三々五々、人が集まり始めたところで、たかさわさんのお声かけで「戦車狂騒曲」(同人)の5人戦ができることに。ちょうど、来場された国際通信社の中黒さん(!)も加わっていただき、錚錚たるメンバーでの対戦となりました。

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 序盤から激しい開発合戦となり、たかさわ社とmitsu社が、防御に優れた軽戦車を制式採用とします。その後も、やたらと防御力重視が多く、たかさわ社に至ってはKVⅠを投入する展開に(でも、主砲は20mm機関砲!)。

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 これを狙って、なかぐろ社の重防御戦車チャーチルが45mm砲で、KVⅠを撃破し、実戦証明を獲得します。その後、展開は攻撃力+機動力重視になり、ityou社がT34を開発して2回の制式採用を獲得。

 中盤から一気に頭角を現したのがケイセイ社で、やたらと大きな主砲と高い防御力で、次々と制式採用を取っていきます。128mm砲を積んだ固定砲のクロムウェル(!)とか、88mmを搭載したTigerⅡとかが大暴れし、最後の2つの制式採用を獲得し、そのまま、勝利しました。

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 同人とはいえ、レキシモンで製品化された「建艦競争」(バトルシップ・カーニバル)の流れを汲む一品で、みなさんの評判もよかったです。

 ここで、中黒さんが最近はまっているゲーム・グッズを披露しまして。立体化の砲撃マーカーや水柱マーカーで、ドイツ製だそうです。詳しくは「Banzai Magazine」をご覧あれ。

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 この日に持ち込んだカードゲームが、「戦車狂騒曲」(同人)です。旧GJ誌の「建艦競争」「試作競争」の流れを汲む開発系マルチカードゲームで、プレイヤーは戦車メーカーとなって、要求仕様に基づいた戦車を開発し、中小国に売り込みます。車体カードと砲カードを組み合わせ、その時の要求を満たせるように「新型戦車」を編み出します。

 第1戦は、mitsu社・エンジョウ社・BIBI社で、やたらと採用が見送られる展開に。第1ターンは、どの陣営も要求仕様を満たせず。第2ターンは、エンジョウ社が三式戦車で、BIBI社が一式戦車とともに日本軍の車体でコンペに参加するも、防御力優先が効いて、お互いに撃破できず。「甲乙付けがたし!」と制式採用ならず。


T2
 第3ターン、mitsu社の4号戦車とエンジョウ社のT34/76の真っ向勝負となり、模擬戦に勝った4号が初の制式採用(軽戦車部門)を獲得します。第4ターンも4号が死守して、二度目の制式採用(中戦車部門)を勝ち取ります。

T3 6pd砲搭載の4号が競り勝ち
 第5ターン、mitsu社に強力無比な車体が搭乗します。スターリン重戦車!当初こそ、威力の低い対戦車砲でしたが、徐々に換装していき、パンテルⅡ用の75mm砲を搭載して、2回のコンペに勝ち抜きます。

 エンジョウ社・BIBI社もなんとか戦車づくりを進めますが、組み合わせが悪かったり、模擬戦でdrが冴えなったりで、採用なし。結果、mitsu社が4回の制式採用を得て、勝利しました。


T8 重戦車スターリン
 その後、マルチや対戦に流れた後、例会後半に第2戦に。mitsu社・エンジョウ社・BIBI社・kawa社の4社の戦いです。

 こちらは、序盤から戦車開発が進み、激しい模擬戦となります。第1ターンはmitsu社が3号戦車で、第2ターンはkawa社がスチュワートで、制式採用をとります。

 第3ターンはチャーチルと3号戦車が模擬戦で引き分けに。

 第4ターン、ここでエンジョウ社が満を持して、T34/76(しかも史実通りの75mm砲!)を投入します。、走攻守に優れたT34は、第5ターンにもシャーマン等を退けて、制式採用に。

 このまま、寄り切るかと思われた第6ターン、エンジョウ社がT34/85に切り替えて模擬戦に挑みますが、ここはmitsu社のパーシングが防御力で寄り切ります。


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 いよいよ終盤、重戦車部門に入ると、奇妙奇天烈な戦車が続々と登場します。とにかく高い攻撃力とばかりに、kawa社がオープントップのパンテルを投入。
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 エンジョウ社は、車体固定の75mm砲(M3リー主砲)に特殊装甲とHVAPを積んだスターリンⅡ。ならばと、BIBI社も128mm砲を積んだオープントップ(側面装甲0!)のスターリンⅢを開発。
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 mitsu社も装甲を犠牲にして88mm長身砲のパーシングなど、ゲテモノモンスター品評会に(笑い)。

 結局、重戦車同士はなかなか壊れず、「甲乙付けがたし!」と制式採用ならず。

 最終的に、二度の制式採用と実戦で勝利したエンジョウ社が10点をゲットして、勝利しました。


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 なお、この対戦で「WWⅡ陸戦アイテム」ジャンルが、全て、プレイ済みとなり、ちはら会初のコンプリート達成です!とはいえ、元から5アイテムしかなかったのですが・・・。以下のジャンル別記事もご覧ください。

<a href="http://chiharakai2019.livedoor.blog/archives/19668124.html">
国も戦場も選ばず、全てを表現するマルチプル・アイテム!~WWⅡ陸戦アイテム

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