また、中央部にシフトした猿飛佐助は藤堂隊の攻撃を受けて、壊滅。やむなく、残った真田隊を城内に戻し、進入した前田勢の排除に向かわせます。一方、西側では松平忠直本隊も城内に突入し、撃破を狙う長宗我部隊と一進一退の攻防となります。
結果は、
この会は、主にシミュレーションという手法を用いて、歴史・戦史を楽しもうという、有志の集まりです。興味ある時代をテーマに選び、図上演習(シミュレーションゲーム)を通して、文献研究では得られない「動きのある歴史」を見つめます。 「ちはら会」では、現在、会員を募集しています。年齢や資格等を問わず、興味のある方ならば、どなたでも参加できます。関心のある方は、下記にご連絡ください。 Eアドレス. chiharakai@apost.plala.or.jp (代表.mitsu)
オークションが主とはいえ、開始まで時間があったので、お手頃な「関ケ原大作戦」(GJ)を広げていたところ、3人が代わる代わるお声かけをいただき、インスト対戦をすることに。
初戦は、ASL待ちのほんきちさんがお相手が来るまでと。序盤は、東軍が岐阜城と犬山城を落とし、若干、リードします。
この日の初戦は、一番駆けのエンジョウさんと「関ケ原大作戦」(GJ)です。 東軍(mitsu)対西軍(エンジョウ)の担当です。
続いて、日本史繋がりで「関ケ原大作戦」(GJ)を戦うことに。陣営は東軍をmitsuが、西軍を水戸爺さんが担当します。
序盤、やたらと西軍カードが回り、伊勢路が平定されるとともに、第3ターンには早くも秀頼が出陣します。東軍は、カードが来ない上に、戦闘drも悲惨で岐阜城が4ターンまで落ちず。
立て込みすぎた業務の憂さを晴らしに、10月末、久しぶりに茨城会に行ってきました。筑波山を正面に見ながら、圏央道を北上し、10時過ぎに会場に到着しました。
月が変わって、今月のソロプレイ第1弾は「燃えよ!姉川の戦い」(GJ)です。このゲームはその名の通り、1570年に行われた姉川合戦(または三田村の戦い)を描く合戦級です。強ZOCに、強制的戦闘後前進、士気チェックと合戦級らしい仕組みですが、決定的に異なるのが強力無比なイニシアチブです。
ターンはじめに、両軍が2d6して大きい側が主導権を取るのですが、イニシアチブ移動で先制できる上に、一方的に攻撃ができます。防御側も「崩れ口の勇」(士気チェックで2を出す)か、敵の攻撃が失敗すると、反撃ができますが、数が多いと殴られっぱなしに。
攻撃はファイヤーパワーで第2攻撃力以下だと敗走チェックですが、第1攻撃力以下になると除去チェックとなってしまいます。この除去チェックで12を出すと、討ち取りでVPが2倍になる上に、敵に裏崩れチェックを強要できます。
裏崩れは、その名の通り、後方の混乱状態の部隊が士気崩壊して除去されます。恐ろしいのは、先の裏崩れで混乱ユニットが除去されて、そのターンの損害が10ユニットを越えると、今度は通常部隊が混乱になる裏崩れ2が発生します。次にまた、裏崩れが起こり、さらに裏崩れ2が・・・と、あっという間に軍が崩壊します。
事前の演習では、ターン修整でイニシアチブを取った浅井軍が、織田軍を押しまくり、どこかで裏崩れが発生。そのまま、裏崩れ2になると、ほぼ勝敗は決まったも同然ですが、たいていはギリギリで踏みとどまることに。織田軍がイニシアチブを取り返すと、豊富な鉄砲(高い第2攻撃力)により士気チェックが増加し、両軍とも混乱状態が増えて、混戦気味に。最後は、数で勝る織田軍が浅井軍を撃退し、勝利となる展開が多く。ちなみに、徳川軍はゲーム最強のモラル値があり、早々には崩れず。織田軍との反撃と同時に反攻に移り、朝倉軍を圧倒します。直前のプレイでは、最終ターンに1点差で、織田軍が勝利しました。
固定セットアップに従い、ゲームを開始します。
後半になったところで、対戦待ちのエンジョウさんと「関ヶ原大作戦」(GJ)に再戦といきます。東軍(エンジョウ)対西軍(mitsu)です。
序盤、いきなり岐阜城と犬山城を落とした東軍は、河川を渡り、赤坂西へ向かいます。
この日の初戦は、変形カードドリブンの「関ヶ原大作戦」(GJ)です。戦国好きのエンジョウさんをお誘いし、東軍(mitsu)対西軍(エンジョウ)でインストプレイでしたが・・・。
序盤、やたらと西軍カードが回り、第1ターンに安濃津城が落ち、かつ、毛利勢があっという間に活性化します。大津城も落ち、数ターンたたずに秀頼が出陣することに。
続いて、戦国アイテムから「関ヶ原大作戦」(GJ)です。今年は桶狭間の戦い460周年と同時に、関ヶ原の戦い420周年でもあり。
「関ヶ原大作戦」(GJ) は、クォーターマップにカード・プル・システム(あるいは強制型CDS?)という非常にプレイしやすいアイテムです。両軍は引いてきたカードの指示で「東軍の外様大名の活動」とか「三成の指示(いずれか戦意1以上の指揮官が活性化)」をプレイします。内容が限定されているので、チット・プル・システムと同様に、ノービスにも優しい作りです。
活性化には、移動・攻撃・回復があり、いずれかを選んで実施します。東軍には「家康動く」という終了カードがあり、これが出ると家康の活動後、カードを全てシャッフルして、次ターンに進みます。
敵の城を落とすか、敵の指揮官を除去すると、一般部隊の戦意及び調略ポイントが自軍有利に動きます。秀頼が出陣するか、家康がマップに登場すると、調略または恫喝ができるカードがデッキに加わります。この調略ポイントが重要で、drして数値以下で一般部隊が寝返ることに。また、敵が調略ポイントを持っていても、drして2以下(他の部隊が隣接していれば3以下、家康か秀頼が隣接していれば4以下!)で恫喝して寝返らせることができます(小僧に鉄砲を撃ち込め!)。ただし、失敗すると、戦意及び調略ポイントが敵に2有利になります。
第1戦は、東軍(Tommy)対西軍(mitsu)の戦い。序盤、西軍カードがよく周り、宇喜多勢があっという間に伊勢路を平定し、毛利元康が大津城を落とします。これにより、真打ち毛利輝元が秀頼を奉じて、大坂城から出撃します。
8月最後の休日に、盟友Tommyさんをお誘いして、このところ、マイブームの戦国オフ会を行いました。初戦は、ソロ演習だけでまだ対戦のなかった「信長軍記」(WGJ)です。
第一戦は、信長側(mitsu)対反信長側(Tommy)の戦いです。第1ターン、大高城を狙う今川軍に対し、小河城の水野忠政が妨害を行っているうちに、定石通り、勝幡城と犬山城を占拠し、威信を5に上昇させます。反織田側は沓掛城と重原城を落とし、尾張南部に圧力をかけます。
お昼前に、手の空いた今川(水戸爺)、武田(mitsu)、北条(ゆいしか)の3人で、もう一つの双六「戦国☆ろわいやる」(同人)を対戦しました。
序盤、先手の今川が順当にVPを目指し、武田、北条が続きます。と、一揆が起こった武田が、戸石崩れで大敗北を喫し、最下位に転落します。
そのまま、今川独走かと思われた中盤、今度は義元が桶狭間で大敗北。これで、堅実な経営を続けてきた北条がトップに乗り出します。
最後にお願いしてプレイしたのが、「萱津合戦」(CMJ) です。システムは「浮野の戦い」とほぼ同じですが、こちらはジャンケンではなくdrに戻っています。他の変更点としては、信長率いる那古野勢は額面戦力が3とやや劣りますが、この部隊だけが複数ユニットによる集中攻撃が可能になっています。
第一戦は、那古野・犬山陣営(str)対清洲陣営(mitsu)の戦い。秘密裏のセットアップは、那古野・犬山陣営(str)は中央に犬山勢を、両翼に那古野勢を置く鶴翼の陣とします。一方の清洲陣営はこれを読んで左翼に集中した斜形陣を引きます。
「KOMET!」のソロプレイで鋭気を養った(?)後、str会長をお誘いして、信長祭り第4弾の「浮野の戦い」(CMJ)をプレイすることに。
同名の尾張統一最終戦を描いた合戦級なのですが、戦闘システムが変わっていまして。そう、「戦術選択」という名のジャンケンなんです。はじめはただの運のしゲームだと思って、イケイケの攻撃をかけたのですが・・・。
続いて、手の空いていた水戸爺さんとゆいしかさん、mitsuとで、もう一つのネタ「茶筅髷双六」(WGJ)をプレイしました。
今月のソロプレイで、記述したとおり、どこかで6を出すと終了と、かなり信長に厳しい内容になっていて、まず、ゴールまで辿り着きません。ルール説明もそこそこに(双六ですから)、早速、プレイしましたが・・・。
第一戦は、早々にゆいしか信長が「土田御前に愛され、素直に育って」終了。続いて、水戸爺信長が道三との会見で謀殺され、脱落。mitsu信長は、稲生の戦いまで粘ったものの、武運拙く討ち死に。
この日は、個人的には「信長祭り」と称して、「信長軍記」をはじめ、「桶狭間合戦」「萱津合戦」「浮野の戦い」など、信長関連のアイテムばかり持ち込んでいまして。str会長と「桶狭間合戦」を対戦しました。
これを追って、信長本隊が猛追を掛けたのですが・・・。
すわ、大将を守れ!と「大攻勢」で大量の援軍が戦地へ。信長も援軍を投入して激闘しますが、多勢に無勢で逆に打ち取られ寸前に。
この結果、大高城と鳴海城の士気が墜ちて、危ういところで織田軍の勝利となりました。
第二戦も、同じ陣営で対戦。やはり、義元を早期に大高城入りさせるしかないと、今川軍は遮二無二、突進し、第3ターンに士気ラインを越えます。そのまま、南側を突破し、無事に大高城へ。
今月のソロプレイで紹介した「戦略級:桶狭間の戦い」(CMJ)を持ち込んだところ、ちはら会名誉会員のこまいふさんが乗ってくれまして。
第一戦は、今川軍(こまいふ)対織田軍(mitsu)の戦い。♪人間五十年~、と敦盛を舞って出陣した信長(3戦力)。が、今川軍が25戦力で押しつぶし、DEで勝利。この間、わずかに10秒!
今月のソロプレイ第8弾は、マイブームの戦国時代アイテムから「信長軍記」(WGJ)です。若き信長の尾張統一キャンペーンで、信秀から家督を継いだ1552年から桶狭間合戦の翌年の1561年までの期間を扱います。
今月のソロプレイ第7弾は、マイブームの信長激闘アイテムから、「戦略級:桶狭間の戦い」(CMJ)です。かつてCMJ誌で、織田信長をこよなく愛するラブノブ会が「茶せんマゲ戦記」を連載していまして。若き信長の知られざる戦いを紹介やゲーム化したりしていました。
そのうちの一つが「戦略級:桶狭間の戦い」(CMJ) です。難易度10を誇る最難関欧州キャンペーンの「第三帝国」(AH)のバリアント(!)で、今川勢による尾張侵攻を描くという体裁です。
世界最小ゲームの謳い文句通り、マップはわずかに2へクス!しかもユニットも2つだけで、戦闘のみを行います。単なるネタなんですが、ちはら会なら戦闘証明(Combat Proven)をするしかない?!(別にしなくてもいいんですが・・・)
今月のソロプレイ第6弾は、前回のオフ会でお試しをしたのですが、どうにも勝てない「茶筅髷双六」(WGJ)です。ソロが得意とは言え、STAY HOMEばかりでかなりのAARが貯まったので、掲載することにします。当然、目標は「勝つまで」プレイすること。合い言葉は「欲しがります、勝てません!」にて(笑い)。
この日に予定していたのが、ちょうど460周年記念に当たる「桶狭間合戦」(WGJ)です。先に発表された「長篠合戦」システムを使った作戦級の戦国アイテムで、ゲーム化が難しいと言われる桶狭間会戦を扱っています。
基本はカードドリブンで、プレイヤーは自分の手番に1枚カードを使って、移動かイベントを行います。カードは両軍共通ですが、どちらかというと織田側有利になっています。もっとも引けなければ、効果はないのですが・・・(例外.いずれかの捨てカードを際使用できる「熱田神宮必勝祈願」)。
敵味方が同じエリアにいれば、自動的に戦闘が発生します。ユニット数だけdrして戦闘値以下が出れば。1ユニットを除去できます。生き残ったユニットは、追撃を受けての撤退か継戦を選びます。城攻めは特殊で、戦闘力-1となり、かつ、落城しなければ攻撃側は強制退却することになります。
なお、城には士気値があって、周囲の砦エリアを織田勢が保持すると、毎ターンに1つずつ低下していきます。ランダムで引いた士気値カード以下になると、落城です。
勝利条件は、お互いの総大将を除去するか、今川義元が大高城に連絡線を保って入城する、または、織田側が鳴海城と大高城を落とすと、サドンデスに。それ以外は最終ターンのVPによって決まります。
第1戦は、今川勢(mitsu)対織田勢(Tommy)の対戦。織田勢が大高城を攻めている間に、今川義元が早くも桶狭間に進出します。
例会の最後30分でみなでできるライトアイテムということで、ゲムマで無料配布していた「戦国☆ろわいやる」(同人)を5人プレイしました。
がっつり、宇宙艦隊戦を対戦したあとで、ちょっと息抜きにと「茶筅髷双六」(WGJ)をプレイしてみました。もともと「信長戦記」(WGJ)に付いていた信長出世(没落?)物語です。キャッチフレーズは「ヤング信長の過激な人生を年表風双六で遊べ!」(笑い)。宗春さんのリアルな絵柄とシニカルなコメントが、雰囲気を出していて。
1回目は、順調に(?)「うつけ」として育ち、吉良大浜で初陣を果たしたものの、政略結婚した濃姫に寝首をかかれ、死亡。きっと、帰蝶役はエ○カ様に違いない。
暖冬のため、かなり花粉が舞い始めた終末に、千葉会へ行ってきました。12月のオークション参加以来になります。会場では、yagiさんら5人がオーストラリアの世界史マルチ「7Ages」を対戦していました。
自分の、この日の緒戦は、会戦420周年の関ヶ原アイテムから「慶長出羽合戦」(CMJ)です。前回、小学生(!)と対戦した下総さんが、お相手をしてくれまして。mitsuが最上軍を、下総さんが上杉軍を担当します。
ぎっちぎちの会場でもコンパクトにプレイできるアイテムということで、 とりあえず、BIBIさん持ち込みの「天下鳴動」(HJ)を、kawaさんを入れた3人でプレイすることに。戦国時代の城攻めをモチーフにした陣取りゲームです。
まずは、2-12のVPの城をランダムに配置します。この数値はVPであるとともに、戦闘解決順になります。
プレイヤーは、手番が来たら3d6して、うち2つの和を任意で選び、その番号の城のあるエリアに兵力を配置します。兵力は残ったdrの1/2(端数切り上げ)。当然、数値の高い城ほど、高VPなので、理想は6を3つ出すことです(12の城エリアに3戦力を配置できる)。
途中、一度だけ、選択したイベントカードを使用できます。退却とか、囮とか、人質とか、強制的に兵力を移動したり、再配置したりできます。
全ての兵力を配置し終わったら、番号の若い順に城攻めを解決していきます。そのエリアで最も兵力の多い側が勝利し、記載のVPを得ます。二番手になったプレイヤーは、その半分(端数切り捨て)のVPを獲得します。さらに、勝利者は、自軍のいる隣接するエリアに2戦力を増援できます。よって、解決順によっては、膨大な援軍をえて、逆転できることも。
お昼前にみなさんが揃ったところで、人数分けをして、軽く一戦をと、ybsさんと「川中島」(WGHB)を対戦しました。陣営は、ybsさんが武田軍を、mitsuが上杉軍を担当します。
第一戦は、武田軍の積極的攻勢で幕を開けます。部隊の損耗など何のそので、多数の武田勢が旭山城に進出。これを上回るフル戦力の上杉軍がこれを迎え撃ちましたが・・・ああ、drに恵まれず、まさかの敗退。しかも相当数の部隊が損耗してしまいます。 これはまずいと、早めに部隊を回復に廻したのですが、第2ターン、武田軍は全力を動員して、善光寺を強襲します。上杉軍も謙信を先頭に迎撃しますが、武田軍に数で劣り、戦闘でぼろ負けに。結果、わずか2ターンで武田軍のサドンデス勝ちに。う~ん、きちんと理詰めで兵力配分したのに、drに勝てず。とほほほ。
気を取り直して、第2戦に。今度は両軍とも守りを優先し、第1ターンのVPはイーブンに。第2ターン、上杉軍が仕掛けます。大胆にも謙信が荒砥城へ進出。と、信玄が圧倒的戦力でこれを迎え撃ちます。ここでカード「一騎打ち」。これにより、両軍は撤退し、上杉が2VPとなります。 武田軍はこれを跳ね返そうと、第3ターンに旭山城に侵攻しますが、今度は休養十分の上杉軍に蹴散らされ、4ユニットを失い、敗退します。 第4ターン、敵兵力の減少を見て取った上杉軍は、河川越え罰則なしのカードを利用し、先手を打って、川中島へ。武田軍も回復カードを駆使して部隊を復活し迎撃しますが、損耗部隊が多く、ユニット数は同じでも上杉軍が有利か。戦闘開始とともに激戦となりますが、上杉軍の精鋭が損害を受け止め、徐々に武田軍不利に。そのまま、上杉軍が押し切り、勝利の勝ちどきを上げ、VPは4ポイント差に。 損耗した武田軍にこれを押し返す力はなく、最終ターンはイーブンのまま、上杉軍のVP勝利が確定しました。drによる展開の振れはありますが、カードの使用や部隊の展開など、選択肢が多く。かつ、30分もあれば、1プレイが終わるので、ローテにはもってこいですね。
火炎瓶と投石、催涙ガスに高圧放水でへろへろになった後、残った時間でできるアイテムとして「川中島」(WGHB)を対戦しました。ゲムマで仕入れたばかりの新作です。
ルール的には、1ユニットずつ移動を行い、全移動終了後に両軍がいれば、戦闘になります。各ユニットにつき1d6して、1でヒット、2で防御、6で退却にできます。デザイナーが陣取り合戦を意識したと行っているとおり、シンプルな駆け引きと運試しを楽しめます。
陣営は、mitsuが上杉軍、にしさんが武田軍を担当します。
第1ターン、上杉軍は先制攻撃とばかりに、川中島に繰り出します。当然、武田も迎え撃ち、距離が近い分、兵力は武田に分があります。さらに、戦闘が始まると、武田軍は「魚鱗」カードを使用します(防御がヒットに変化)。消耗戦となり、上杉が厳しくなったところで、今度は上杉軍が「一騎打ち」カードをプレイ。これにより、川中島は中立となり、上杉軍に+2VPとなります。 勝っている上杉軍は、当然、行動を自重し、消耗した部隊を回復させながら、前線を固めます。武田軍もこれに合わせ、戦闘は仕掛けて来ず。と、あっという間に、最終第5ターンに。武田勢は、VPを挽回せんと上杉領に進攻してきます。敵を十分引きつけたところで、上杉軍は「鞭声粛々」を使って、8部隊が急遽、川中島に転進します。山地で守っているとは言え、武田軍は4ユニットで、圧倒的に有利なはずでしたが・・・ああ、武田騎馬軍団が大活躍し、強制退却の6を連発!上杉軍も粘って、最後は信玄と上杉隊の1対1になりましたが、敗北。上杉領に進攻した部隊も勝利し、武田軍が見事に逆転勝ちとなりました。
ルールは極めてシンプルで、駆け引きがあり。かつ、カード使用を含めた運の要素もあり、30分もあれば、決着が付きます。次は、ぜひ、勝ってみたいものです。 この日の緒戦は、駆け付け一番のエンジョウさんと「謙信VS信玄」(アークライト)です。
つい最近に北信の仕事が有り、取れなかった夏休を一日合わせて、川中島合戦ツアーをしてきました。自動車輸送に、徒歩行軍、銀輪部隊(レンタサイクル)を駆使して、八幡原の激戦地から、信繁が祀られている典厩寺、松代の海津城跡、謙信本陣の妻女山、ついでに大本営地下壕まで回ってきました。
第1ターン、上杉勢は前衛が信玄本隊に襲いかかります。が、6ユニットなので、最前線を後退させたに止まります。武田勢は、特別ルールで妻女山攻撃部隊しか活性化しないので、本隊との合流をめざします。