この日最後の対戦が「SHOOT OUT」(ゲームリンク)です。プレイヤーはガンマンと保安官となって、西部劇よろしく撃ち合いをします。ともに17の距離からスタートし、自分の手番に一歩前進か、射撃をします。射撃は、1d20して距離以下が出れば命中(ライフルは命中判定+3)。当たると、敵が3マス後退し、1回の手番を失います。先に中央のマスに進入するか、相手が降参すれば、そのラウンドを取れます。各ラウンドは2-7のVPがあり、最大6ラウンドで獲得した合計点が14点以上の側が勝利します。
肝になるのは、弾薬弾数で、スタートは拳銃12発とライフル6発です。当然、敵を阻止するために、発砲しますが、原則は補充なし。ラウンドは最大で6回あるので、1回の平均は拳銃2発とライフル1発なんですが・・・どうしても、勝たねばならないラウンドでは、複数回、発砲せざるを得ず。敵が距離5に入る前に降伏すれば、拳銃2発を補充できますが、それだけだと1回分にも不足することがわかります。
第1ラウンドのVPは4点。じゃんけんで先手を取った保安官(mitsu:赤)は、まずは前進します。ガンマン(平:緑)も同様に距離を詰めます。相対距離が9となったところで、ガンマンが連続発砲しますが、低drが続いて、当たらず。3/4で命中する距離まで前進した保安官がライフルで撃ち返すと、ガンマンに命中。連続行動で、そのまま、中央のマスに飛び込み、先手を取ります。
第2ラウンドのVPは2点。先攻のガンマンと後攻の保安官が距離を詰め、発砲しますが、ああ、ガンマンは当てられず。思い切って、距離6まで前進した保安官が発砲すると、期待値通りに命中。そのまま、押し切って、計6VPをゲットします。
第3ラウンドのVPは6点。かなりの高得点で、落としたくない両者は、距離10を切ると激しく撃ち合います。ともに相当の弾数を注ぎ込んで一進一退となりますが、思い切ってライフルを使った保安官が優位に立ち。ギリギリで勝利し、保安官がマッチポイントを取ります。
第5ラウンドのVPは7点。やはり負けられないガンマンは、もはや、弾数に構っていられず、発砲を繰り返します。数打てば当たる通り、命中弾を出し、保安官をリードします。保安官も撃ち返しますが、運が遠のいたのか、当たらず。ここで、先を考えた保安官は敢えて降伏し、拳銃弾2発をゲットします。ガンマンは勝利しましたが、残りの弾数はわずかに拳銃1発のみ。
第6の最終ラウンド、これに勝った側が勝利します。先に負けた保安官が前進し、両者は距離7で相対。一か八かでガンマンが発砲するも外れ。これで、前進するしかできなくなったガンマンを、豊富な弾丸を持つ保安官が撃ちまくり、2回の命中弾を出します。この時点で、保安官が先に中央に到達することが確定し、最後の3VPをゲット。結果、総得点15点の保安官が、12点のガンマンに勝利しました。