歴史・戦史研究「ちはら会」Drei

この会は、主にシミュレーションという手法を用いて、歴史・戦史を楽しもうという、有志の集まりです。興味ある時代をテーマに選び、図上演習(シミュレーションゲーム)を通して、文献研究では得られない「動きのある歴史」を見つめます。 「ちはら会」では、現在、会員を募集しています。年齢や資格等を問わず、興味のある方ならば、どなたでも参加できます。関心のある方は、下記にご連絡ください。 Eアドレス. chiharakai@apost.plala.or.jp (代表.mitsu)

カテゴリ: B級アイテムを救え!

 この日、15周年記念のため、グループ乾坤一擲の平さんが用意してくれたのが、「Ships  & Tacticsワンディトーナメント」でした。予選を1対1の対戦として、勝者グループと敗者グループで本選を行う、変則トーナメントです。全ての参加者にS&Tの1デッキを、本戦の両グループの勝利者にスターターセットと4組(第2組は、2組のデッキ)を賞品として用意いただきまして。来場した順に好きなデッキを選び、組み合わせを決めて、予選へ。

【予選:1対1対戦×3組】

地球防衛軍(にし)対ガミラス帝国(Tommy)
 波動砲系の高攻撃力の地球防衛軍(にし)と瞬間物質輸送機など艦載機戦に富んだミラス帝国(Tommy)の戦い。お互いに波動砲やデスラー砲、反射衛星砲をぶっ放し、艦載機戦やヤマトの尋常でない防御力など、持てる特性を発揮。結果、119対118というまれに見る僅差で、地球防衛軍(にし)がガミラス帝国(Tommy)を下しました。

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暗黒星団(平)対星界軍(BIBI)
 要塞のキャラを除去する特殊兵器の暗黒星団(平)と全く艦載機のない重武装・重防御の星界軍(BIBI)の戦い。平さんはデザイナーでもあるので、勝敗に関わらず、相手が第1組に進むオープン参加です。ひたすら愚直なまでに高火力の標準攻撃で敵を削る星界軍(BIBI)に、硬軟取り混ぜた攻撃で一歩も譲らない暗黒星団(平)。こちらも大接戦で107点対105点の僅差で、暗黒星団(平)が勝利。規定通り、星界軍(BIBI)が決勝に。

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ザン・スカール帝国(mitsu)対銀河帝国軍(kawa)
 自分は、派手なイデオンデッキか、バッフクランか迷ったものの、このところ、お気に入りのザン・スカール帝国で参戦します。お相手は、提督の高い指揮能力とビーム系に強い防御力を発揮する銀河帝国軍(kawa)です。引きによっては、地力のある銀河帝国軍(kawa)の押せ押せの展開もありましたが・・・今回もキャラ引きがよく、早々にエンジェル・ハイロゥが稼働。結果、ロイエンタールに、空戦力Aのワルキューレ2枚、さらにガイエス・ハーケンがパイルに(終了後に判明)。バイク戦艦の地球クリーン作戦と強化人間の対艦攻撃が決まって、トリプルスコアでザン・スカール帝国(mitsu)が決勝に。
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【本戦:予選の勝者及び敗者によるグループ戦×2組】

Bグループ:銀河帝国軍(kawa)・ガミラス帝国(Tommy)・暗黒星団(平)
 予選こそ武運拙く敗れたものの、それぞれ破壊力を秘めた3陣営の戦い。序盤からデスラー砲や重粒子爆弾が乱れ飛び、銀帝の提督修整つき攻撃が加わって、各陣営とも、満身創痍に。要塞こそ、無事だったものの、数隻しか残らない大消耗戦となり。結果、予選最低得点だった銀河帝国軍(kawa)が173点という空前のVPを獲得し、このグループの勝利者となりました。

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Aグループ:ザン・スカール帝国(mitsu)・地球防衛軍(にし)・星界軍(BIBI)
 予選を勝ち抜いた3陣営による頂上決戦。地球防衛軍が波動砲をぶっ放して星界軍を撃破し、星界軍は高い攻撃力を生かして、両陣営を同等に削ります。と、「危険がアブナイ」宇宙戦艦ヤマトが前衛に出てきたので、ここに攻撃が集中。星界軍が半分のヒットを与えたところで、ザン・スカール帝国(mitsu)が、モビルスーツの飽和攻撃で漁夫の利を得ます(40VP!)中盤にエンジェル・ハイロゥが稼働したので、本命の地球防衛軍(にし)のカードを削りまくり。ここで一瞬の隙を突き、アンドロメダも撃破!止めは、カイラスギリーの斉射で星界軍からもVPを得て、ザン・スカール帝国(mitsu)が勝利しました。
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 終了後、デザイナー兼スポンサーの乾坤一擲の平さんから、優勝賞品が渡され、第1回hips  & Tactics(グループ乾坤一擲)ワンディトーナメントが幕を下ろしました。今回は初のトーナメントでしたが、短時間かつ激しい攻防の応酬により、各戦とも大いに盛り上がりました。
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 こちらが優勝賞品とTommyさんの参加賞でいただいた追加デッキ集です。実は、自分は見たことがないので、これを機にOVA視聴でも行くか?!って、やはり、本末転倒ですよね~(笑い)。
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  第1戦は、ガミラス帝国(Tommy)・地球防衛軍(平)・ボラー連邦(ybs)・自由惑星同盟マルアデッタVer(mitsu)の戦い。ガミラス帝国・地球防衛軍・ボラー連邦のヤマト系列がガツンガツン、波動砲類で殴り合う傍ら、自由惑星同盟マルアデッタVerは堅いマルアデッタ宙域(要塞)のため、攻撃もされないが攻撃もできない状況が続きます。途中から太陽風や宇宙嵐イベントが来たので、これを使って地味に揺さぶりをかけ、総攻撃でVPを稼ぎ出します。かなりいいところまで行ったのですが、ガミラス帝国がドリルミサイルを瞬間物質輸送機でヤマトに叩き込んで、40VPを荒稼ぎ!これが決勝点になり、デスラー総統が頂点を取りました。
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 第2戦は、マルアデッタVerのブラッシュアップということで、自由惑星同盟軍マルアデッタVer(平)・自由惑星同盟軍(mitsu)・銀河帝国軍(BIBI)の銀英伝系で対戦。なかなか、マルアデッタ宙域(要塞)が攻撃されないということで、プレイの誘導のため、撃破されなかった要塞VPを加点することにしました。展開は、早々にヤン・ウェンリーやフィッシャー、アッテンボローが来た自由惑星同盟軍が、猛烈な攻撃と鉄壁な守りでリード。ここで、銀河帝国軍がガイエスブルク要塞をイゼルローン要塞にぶつける荒技に出ますが、却って弱体化したところに、トゥールのハンマーを喰らって、ガイエスブルク要塞が散華。こりゃ、圧勝かと思いきや、マルアデッタ宙域(要塞)の加点が効いて、自由惑星同盟軍マルアデッタVerが勝利に。ちょっと加点が多すぎたかも。

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 第3戦は、陣営をローテーションして、銀河帝国軍(mitsu)・自由惑星同盟軍マルアデッタVer(BIBI)・自由惑星同盟軍(平)の対戦に。さすがに、マルアデッタ宙域(要塞)VPを丸ごと加点だと有利すぎるということで、1/2にして加えることに。この塩梅がちょうどよく、ヤンを引いた自由惑星同盟軍を二陣営が叩き、合間を縫って損傷艦をかすめ取ると言う乱戦に。結果、トゥールのハンマーを指向性ゼッフル粒子で防いだ銀河帝国軍が、20点ほどのリードで勝利となりました。

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 最後の第4戦は、発売されたばかりのVガンダム系のデッキを使って、プレイすることに。ザンスカール帝国(mitsu)・リガミリティア(BIBI) ・ロンドベル(平)の陣営です。
ロンドベルには特別ルールで「死なないアムロ」がおり、リガミリティアにはウッソ・エヴィンが、そして、ザンスカール帝国には強化人間カテジナがおり、三竦みに。MSとパイロットが豊富なザンスカール帝国とリガミリティアが時々、飽和攻撃をかけ、艦艇を沈めれば、ロンドベルは地道に通常攻撃でと、攻撃回数が多い割には損害は抑え気味。早々にエンジェル・ハイロウを稼働させたザンスカールが、ロンドベルのデッキを削り、バイク戦艦の踏みつぶしでVPを上乗せして、勝利しました。

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 逆シャア以降はあまり人気がないそうですが、ザンスカール帝国(mitsu)の強化人間系の悪逆ぶりとリガミリティア(BIBI) の高戦力MSは、実に「ヒストリカル」で、デッキとしての特色もよし。「このシミュゲ」に第二弾でも、載せようかしら。

 もっと、売れ線ではないでしょうが、ぜひ、「ターンA」デッキも欲しいぞ! ターンAに、ターンX、スモーに、ボルジャーノ、キャラもロランに、ハリー、ギム・ギンガナムと豊富。あげくは核ミサイルに、ナノ兵器月光蝶まで、あるじゃないですか!必要なら、ちはら会でいつでもテストしますよ~。

 オフ会の最後は、やっぱりB級でと、ちはら会定番の「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)を対戦しました。陣営は、白色彗星帝国(BIBI)対ネオジオン(mitsu)です。

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 序盤、お互いにMS戦や艦艇攻撃で数隻ずつの撃沈を出した後、白色彗星帝国(BIBI)は最強の機動要塞-白色彗星を最前線に侵攻させます。これだけで、強烈な衝撃波を受け、損傷していたムサカ級巡洋艦が損壊します。

 このままだと、ほぼ全艦が彗星の餌食になる、とネオジオン(mitsu)は惜しみなくMSを投入して、打撃を与えます。ギラドーガ3体にαアジールまで投入し、艦砲射撃で止めを差し、彗星を破壊します。

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 現れた都市国家ガトランティスに対し、この勢いのまま、MSの波状攻撃で連続打撃を与えます。そして、最後は、宇宙要塞アクシズの特攻!これにより、二番目の要塞も撃破します。

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 それでも強力な戦力を持つ白色彗星帝国(BIBI)は、超巨大戦艦の主砲や大型ミサイルなどで、ネオジオン(mitsu)を叩き、最後は要塞スウィート・ウォーター要塞と軽巡1隻を除き、全滅に。

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 ここでゲームエンド。盤面の勢力は、白色彗星帝国(BIBI)がいまだ優勢ですが、高得点の2要塞を撃破したネオジオン(mitsu)が空前の162点を獲得し、勝利しました。

 続いて、平さん持ち込みの「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)の新作をテストプレイしました。ちはら会ではかつて毎回のようにプレイされた十八番で、新作が出る前に「戦闘証明」を行っています。今回の新作は、Vガンダム系から、リガ・ミリティアとザンスカール帝国です。

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 リガ・ミリティアは、大量破壊兵器を持たないガンダム系(デラフリ系統)で、ウッソの能力とMSの引きが肝です。対するザンスカール帝国は、エンジェル・ハイロゥに、波動砲系のカイラスギリー、地球に降下してVPを稼ぐバイク戦艦、完全に行っちゃってる強化人間カテジナさん等、特殊ルールに事欠きません。その分、組み合わせが悪いと、全然、ダメなことも(マクロス系統)。

 第一戦は、リガ・ミリティア(mitsu)対ザンスカール帝国(平)の戦い。序盤に、オリファーとジュンコ・ジュンコによる「潜入作戦」が成功し、追加ダメージカードとザンネックを破壊します。リガ・ミリティアは、MSは少なめでしたが、その分、艦艇の攻撃カードが集中し、敵の艦船を削っていきます。ザンスカール帝国もカイラスギリーの斉射で反攻しますが、第二斉射直前に戦艦ダルマシアンが撃破されます。その後は、MSの波状攻撃で両軍とも消耗戦に。後半、やっと、エンジェル・ハイロゥが稼働しますが、かえってゲームエンドを早めただけで、終了。トリプルスコアで、リガ・ミリティアが勝利しました。

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 第二戦は、陣営を入れ替えて、リガ・ミリティア(平)対ザンスカール帝国(mitsu)の戦い。第2ターンまでにカガチとシャクティが登場し、早くも前線でエンジェル・ハイロゥが稼働します。リガ・ミリティアは、毎ターン、2枚ずつ、カードを失い続けるハメに。そこへ、カイラスギリーの二斉射を浴び、艦隊が破損。リガ・ミリティアは、乾坤の一擲のMS反撃をかけるも、ファラ、カテジナの強化人間ディフェンスを切り崩せず。バイク戦艦1隻の損害で、敵の艦隊を半壊させ、勝利しました。

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 第三戦は、ガンダム系の悪党対決(笑い)と称して、ティターンズ(mitsu)対ザンスカール帝国(平)の対戦となります。序盤、ザンスカール帝国は、後方ながらエンジェル・ハイロゥを稼働して、優位に立ったかと思われましたが・・・。

 悪党ぶりでは引けを取らない(?)ティターンズが、ヤザンを使ってG3(神経ガス)を注入し、数万人のサイキッカーごと、マリアを毒殺してしまいます。めったに使わない(使う機会がない)Gガスなので、デザイナーも「そんなルールがあったなぁ!」とビックリ。さらに、大量破壊兵器コロニーレーザーを、我らがバスクが躊躇いもなく3連射し、コロニーの住民ごと、敵艦隊を撃滅!

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 ザンスカール帝国もせめて一矢を報いんと、バイク戦艦隊を地球に降下させ、ティターンズの拠点を、文字通り、踏みつぶそうとします(これも結構、悪辣)。

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 が、その前に手札切れ、ジ・エンド。史上最悪の悪党対決は、見事(?)、ティターンズの勝利となりました。
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 来場待ちの時間に、エンジョウさんと「ボトムズ・タクテクス」(CMJ)チュートリアル戦を行いました。本体はカードプロット式ですが、チュートリアルは漫画解説付きのわずか4ページのルールで、さっくり対戦できます。

 第一戦は、スコープドッグ・スタンディングトータス(エンジョウ)対ツヴァーク・ラビドリードッグ(mitsu)の戦い。序盤、スタンディング・トータスとラビドリードッグが遠距離で撃ち合い、互いにハンドロケットランチャーとハンディソリッドシューターを命中させます。が、命中値1の差が響いて、エンジョウ側のヒットが増えます。

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 中盤に近距離になると、さらにヒット数が増加し、スタンディング・トータスが破壊されます。2対1となって不利なエンジョウ側は、損傷しているラビドリードッグを攻撃し、こちらも撃破。が、ここまでヒットを受けていたスコープドッグが、ツヴァークの攻撃を受け、破壊され、mitsu側の勝利となりました。

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 第二戦は、ファッティー2機(エンジョウ)対スコープドッグ・ブルーティシュドッグ(mitsu)の戦い。お互いに高火力兵器を選んだファッティーとスコープドッグが遠距離で撃ち合いますが、こちらも命中値1の差でスコープドッグが優位に。

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 結果、早々にファッティー1機が撃破され、残ったファッティーがカタパルトランチャーを連射しながら、突進します。が、スコープドッグのミサイルとブルーティシュドッグのガトリングガンの弾幕を喰らって散華し、mitsu側の連勝となりました。

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 まあ、簡易版なので、当たり外れの差が大きいですが、10分程度で片が付くので、隙間プレイにはもってこいかも。しかも、かなり武器の種類が豊富なので、それを覚えるにも役立ちそうです。

 この傑作SFアニメ艦隊戦アイテムを、デザイナー自ら、新作テストデッキを引っさげて、来場。延べ6戦というヘビロテになりました。

 自分も例会後半にバッフクランデッキで参戦。マクロスF陣営(kawa)ともに、ヤマトを攻撃するも、強靱な防御力で凌ぎきられ。防御回数が多く、あっという間にデッキがなくなり、行きがけの駄賃の波動砲アタックの点数が効いて、地球防衛軍2202版(平)の勝利になりました。
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