Science Fiction 級
いかに、有効な特殊能力を手に入れるか?!異星人の遺跡発掘のダイスゲーム~エイリアン・フロンティア(ケンビル)
不毛の地には、緑が大切!緒戦ながら、カードの組み合わせと特性を伸ばしたエコラインが大勝~テラフォーミング・マーズ(アークライト)
キーワードは、海が好き?!最後の最後に一気呵成の海洋開発!~テラフォーミング・マーズ アレス・エクスペディション(アークライト)
箱庭テラフォが、手軽で面白い!~テラフォーミング・マーズ アレス・エクスペディション(アークライト)
午後の対戦は、完全なSFモード!傑作開発アイテムの後発版と月面探査の協力ゲーム
傑作SF開拓ゲームのリファイン!後発だけあって、ゲームしやすさは格別!~テラ・フォーミング・マーズ・カードゲーム:アレス・エクスペディション(アークライト)
ライトなプレイ感のリソース管理ゲーム!最後の最後まで、手に汗握るマッチレース!~クラウド・エイジ(ケンビル)
紳士協定に従って、協力プレイでアメーバを撃退!最後は、アルマダが主星を攻略!~アメーバ・ウォー(AH)6人プレイ
HEA優位のスキマーと榴弾砲の砲爆撃!対するEECは、決死のアンモニア海渡河で、運命を切り開く!~タイタン・ストライク(T誌)S3「大会戦」
両陣営の特徴は、絶妙に調整されています。HEAは2門の榴弾砲があり、(洞窟外の)全ての敵を一方的に攻撃できます。これで敵の対空砲を撃破できれば、一方的な空爆が可能になります。また、敵に比べ、地上部隊の長距離射撃能力が高いのも、有利です。よって、HEAはアンモニア洪水を起こして地域を分断し、渡河点を押さえながら、榴弾砲を撃ち続ける作戦が有効です。
メタンの大気を切り裂くスキマー!全てを押し流すアンモニア洪水!~タイタン・ストライク(T誌)S2「タイタン・プライム強襲作戦」
敵の周波数を乗っ取れ!電子戦で対空射撃を麻痺させ、逆落としの急降下爆撃!~タイタン・ストライク(T誌)S4「シュトルモビク」
オレンジ色のタイタンの台地で、地上兵力同士の激突!勝負を決めたのは、Hopper!~タイタン・ストライク(T誌付録)S1「前哨戦」
タイタンストライク (rim.or.jp)
第5ターン、このターンの長距離射撃は、今までが嘘のように命中弾が相次ぎます。EECが敵のホバー自走砲を撃破すれば、HEAも負けじと撃ち返し、ホバー自走砲と最後の敵Hopperを破壊します。
迫り来る機動要塞・・・のはずが、ゲーマー故の効率的な運用で圧勝!~不思議の国のアリス AMOEBA WARS版(フリーゲーム)
組み合わせと根性drが、宇宙の覇権を決める?!~ロール・フォー・ザ・ギャラクシー(HJ)2戦
これを僅差で躱したのが、知性化水棲世界(BIBI)で、最後に一気に2カードを開発し、わずか1点差の30VPで勝利しました。
知性化水棲世界(ybs)は豊富な資源惑星を押さえて、生産と売り捌きのローテでVPを伸ばします。宇宙モール(mitsu)も追随しようとしますが、資源惑星で負けているので、差を開かせないようにするのがやっと。
このままだと、知性化水棲世界(ybs)の圧勝が見えたので、その前に高VP のカードを滑り込みで開発し、ゲームエンドに。結果、drの種類だけ、VPをもらえる「銀河交易所」が物を言い、宇宙モール(mitsu)の逆転勝利でした。
傑作カードゲームをダイスゲームにすると・・・開拓競争が楽しいSFアイテム~Roll for the Galaxy(HJ)2戦
アメーバの異常増殖や身内に刃を向けるランダム攻撃!最後は、最終兵器との決戦!~AMOEBA WARS(AH)
小さいが故に、知恵を絞る星間抗争!~ポケット・インペリウム(Games Factory Publishing)
カードゲームの割には、マトリックスが異様に多い玄人向けアイテム~Race for the Galaxy(HJ) 2戦
複数戦だと、連打がしやすく、より激しい戦いに・・・~Armed Warfare(Idea Creative Entertainment)
みんな、金星が大好き?!一人、地道に火星を開拓し続けたMINING GUILDの勝利~テラフォーミング・マーズ 金星編(アークライト)
聞いたことのないメーカーのSFオリジナルですが、想像以上に面白いぞ!~Armed Warfare(Idea Creative Entertainment)
さすが名作!選択できる行動マトリックスが、極めて豊富!~Race for the Galaxy(HJ)4戦
TRでいくのか、緑化でいくのか、あるいはイベント勝負か?それぞれの開発が楽しいSFマルチ!~テラフォーミング・マーズ(アークライト)
わずか1点以内に、3社が競合!まれに見る激戦の火星開発~テラ・フォーミング・マーズ(アークライト)
例会の終盤、ハヤブサ人気に肖り(うそ)、3人で「テラ・フォーミング・マーズ」を対戦しました。担当した企業は、以下の通りです。
インセントリックス社(エンジョウ)
バレートラスト社(平)
エコライン社(mitsu)
ポイントルナ社(BIBI)
序盤、インセントリックス社(エンジョウ)が宇宙系の大型プロジャクトを次々に成功させ、リードします。その後も、ガシガシ、VPを積み重ねていきます。
結果、ポイントルナ社(BIBI)とバレートラスト社(平)が77点で同点トップ、インセントリックス社(エンジョウ)が1点差とまれに見る激戦でした。エコライン社(mitsu)は、カードの開発が遅れたのが響きました。
宇宙開発に、政治的要素も入り込む拡張キット~テラフォーミング・マーズ(アークライト)
3人揃ったところで、ちはら会の十八番のSFアイテム「テラフォーミング・マーズ」(アークライト)をプレイしました。今回は、最新の拡張キット「動乱」を入れることに。
各社は自分の息の掛かった政治家を議会に送り込み、与党となって影響力の行使を目指します。が、一度、与党になると、表向きは公的機関として代議士が「中立」となります(現在の地球の民主主義より、よほど公正ですね~)各社には1名の代議士がおり、次の政権交代を見越して、多数派工作をします。この時、資金が潤沢にあれば、新たな代議士を送り込みこともできます。
序盤、みなは火星開発そっちのけで、能力の向上に走ります。BIBI社は、豊富な資金を元に、バランスよく開発を進めます。ybs社は鉱物とチタン、緑化を上げ、海の配置や都市の設置を行います。mitsu社はスタートの豊富な鉱物を生かして、工場等を立てまくり、電力・地熱・資金を上げます。
中盤になると、この能力を元に、地表の開発へ。BIBI社が工場系の称号を手に入れたため、mitsu社も慌てて緑化とTRの称号を獲得します。
後半は一気に開発のペースが上がり、地表の半分を開拓したところで、BIBIさんが帰宅のため、勝利判定をすることに。
結果、プロジェクトVPと褒章は低かったものの、2つの称号とTR値で60点を獲得したmitsu社の勝利となりました。
拡張キット「動乱」について言えば、カードの条件のため、議会工作を行うことが多かったですね~。バランス的には中程度の影響ですが、マトリックスとプレイ時間が当然、増加するので、他の拡張キットとどれを入れるか、プレイヤー間で相談することになります。
ランダム性が高く、届きそうで届かない展開が癖になるカタン~宇宙カタン(GP Games)
続いて、人数が集まったところで、組み合わせをして「宇宙カタン」(GP Games)へ。コンポーネントがとっても豪華なカタンの派生ゲームです。
こりゃ、遠方に幸ありかと、ゲーム慣れした白(BIBI)は長距離宙行で深遠部へ。赤(平)・青(エンジョウ)など、他の勢力もこれに追随し、遠方へ。やはり奥地には資源も多く、中盤から飛躍的に開発が加速します。特に先鞭を付けた白(BIBI)は、すぐに宇宙港を設置し、植民とともに交易をリードします。
このまま、2種族を抑えた白(BIBI)がハーフメダル効果を蓄積し、勝利しました。
第2戦は、星系があるのか、交易できるのか、はたまた、不毛な宙域か、行ってみるまでわからないランダム配置で。開始早々、イベントで白(BIBI)にワープが許され、深遠部へ。が、まわりは交易種族ばかりで、なかなか植民できず。赤(エンジョウ)は手前に星系が見つかり、植民に成功。青(平)は間近に交易種族が見つかり、早々に効率よい取引を開始します。黄色(mitsu)はイベントこそなくなったものの、めざした中央域が府もな惑星ばかりで出遅れます。
中盤、なんとか深部に植民した黄色(mitsu)は探査船を作って、交易を始めます。その他の勢力も、植民と交易でVPを上げていきますが、ここ一番で海賊と氷の惑星が出て、開発は頭打ちに。
後は誰が抜け出すかと言う展開でしたが、せっせと装備品を高めた青(平)が海賊退治に成功し、開発のダメ押しでVPを獲得。逆転で勝利となりました。
元のカタンより少し時間がかかりますが、イベントによるランダム性やリプレイアビリティは極めて高く、一度たりとも同じ展開はなし。しばらくすると、もう一回とやりたくなりますね~。
今年最初のSF級は、火星開発のミニオマージュ~Tiny Forming Mars(同人)
この日、SF級好きのBIBIさんが持ち込んだのが「Tiny Forming Mars」(同人)です。いわゆる「テラフォーミング・マーズ」のオマージュで、同作品のエッセンスを凝縮した1-2人専用のミニゲームです。原版が相当量の要素を詰め込んでいるので、形はミニ版ですが、中身は濃いです。
序盤、mitsu社は早期に海と都市を開発し、資金額をアップします。それを元に、周辺に森を配置していき、VPを上げていきます。BIBI社は、カードの組み合わせが悪く、なかなか資金を増やせず。
後半になると、地上開発がほぼ終わり、うまくイベントを利用して気温マーカーを獲得していきます。遅れ気味のBIBI社は、都市をよりVPの高い地域に移転するなど、VPの上乗せを図ります。と、海タイルと気温マーカーがなくなったところで、ゲーム終了。
思惑通り、地上開発ではBIBI社が+2点のリードでしたが、中盤からmitsu社が集めまくった気温マーカーが物を言い、14点:11点でmitsu社の勝利になりました。
人気の高い「テラフォーミング・マーズ」を元にしているだけあって、エッセンスは良質で、かつ、2人用のため、2時間程度と原版の半分くらいでプレイできます。うまく、縮尺した佳作と言えるでしょうか。
豪華絢爛なコンポーネント、やたらと発生するイベント、最後は資源をふんだんに持ったものが勝者に!~宇宙カタン(GP Games)
S&Tトーナメントまで人が集まる前に、早く来た4人で「宇宙カタン」(GP Games)を対戦しました。その名の通り、「カタン」のヴァリエーションで、それぞれが宇宙公団を率いて、深宇宙の開拓を推進します。
ゲームは、一日の長があるにし公団とBIBI公団は、推進力や武装、船倉などロケットの強化を図り、宇宙空間の開発を効率的に進めます。平公団は近くの星系を抑え、資源の確保に成功します。
mitsu公団も近くの星系を探査しますが、資源の開発値が2と12と低く、かつ、一つは氷の惑星でとても開発にあたわず。やむなく、深宇宙に辿り着いた頃には、他の公団は資源を持って、交易に励んでいて、一歩、出遅れた感が。それでも、地道に移民を増やし、資源カードを交渉でロンダリングして、一時的にトップに立ちましたが・・・。
最後は、資源をふんだんに手に入れたにし公団が、交易で複数のVPチットをゲットして、勝利。以下、BIBI公団・平公団・mitsu公団が一列に並ぶ接戦でした。
あまりに酸素濃度と温度が上がっているのですが・・・TFM史上最速の決着!~テラフォーミングマーズ(アークライト)
最後はやっぱりマルチでしょうと、傑作SF開発アイテムの「テラフォーミングマーズ」(アークライト)を4人でプレイしました。担当は、Phobilog(エンジョウ)・Ecoline(BIBI)・Thog Gare(mitsu)・Thalis Rupo(kawa)です。
序盤からPhobilog(エンジョウ)とThog Gare(mitsu)がカードを活用して、次々と酸素濃度を上げます。さらに、Phobilog(エンジョウ)が「隕石落とし」など巨大宇宙プロジェクトを行って、気温もグングン上昇。かつてないハイペースで環境作りが進んでいきます。
いつものペースならちょうどよかったカードが時期遅れになり、気がつけば地表の半分も埋めないうちに、開発終了! 結果、大型プロジェクトを成功させたPhobilog(エンジョウ)が頭一つ抜けだし、勝利しました。不毛な植民星での緑化は強し!(そりゃ、そうだ)~テラ・フォーミング・マーズ(アークライト)
雰囲気は、昔の古き良きSFワールド。でも、規模が拡大すると、えらく煩雑に・・・~BELTER(GDW)
ハヤブサに肖ったアステロイドブーム(?)に便乗し、GDWの古典的SFマルチの「BELTER」を4人で対戦しました。ソロをした段階で、あまりのめんどくささ(全てを用紙にプロット!)にこれじゃ人に勧められないと、600個以上の追加マーカーと管理用シート、オリジナルチャートを作成し、プレイに臨みました。
4時間を越えたところで、ターンを限って終了に。直前にはせっさくの戦闘ルールを使いたいと、唯一、パトロール艇を購入していたエンジョウ社が、精錬鉱物を満載したBIBI社の輸送船団を襲撃し、貨物船を破壊し、鉱物を横取り(船員は生け捕り)。が、その直後、mitsu社が秘かに建造していた武装艦隊(ミサイル満載の探査船4隻)が「海賊狩り」の名目でパトロール艇を襲撃し、さらに鉱物を横取りしました。
それでも、マーカット近郊に優良鉱山を持っていたBIBI社が、mitsu社を数万クレジットの差で抑え、勝利となりました。
BIBI社 …841,690クレジット
mitsu社 …817,527レジット
エンジョウ社…747,448クレジット
にし社 …168,601クレジット
ルールを読む限りでは、古き良きSFらしさが満載で、基本システムは納得がいくのですが、いかんせん、アイディア倒れ(またはデベロップ不足)の感が強いです。せっかく、労働争議や整備不良、戦闘ルールもあるのに、ほとんどが使わずじまい。珍来の反省会では、上記のイベント導入とか、鉱脈発見のdr修整、勝利条件を50万クレジットに、等の案も出まして・・・ええ、老後になったら、考えます(笑い)。
ともあれ、ツクダゲームに続く、GDW成仏作戦第一弾(?)は、無事に終了できました。ちはら会の同志に感謝です!