この日のラストは、「魔法帝国の興亡」(エポック)シナリオ10「スタンダード・キャンペーン」です。初の上級ルール使用になります。ベースは基本ルールと同じですが、上級はヴァリエーションが非常に豊富です。
ポイント制のキャラ・メイク
シーフ、エルリック、エビル種の導入
アンデッド・モンスター
ドラゴン、巨人族、リッチの軍勢、オーク、ドワーフ、エルフ等の異界種族
様々なイベント(ほとんどが良くない)
下級魔法を使える魔法軍団
軍隊戦闘を有利にする城と塔
キャラ作りと上級インストで、20分ほどかかって、4人プレイに。陣営は、紫の上級魔法使い(mitsu)・下級魔法に指揮値、HPが高い緑(風見鶏)・黄の上級魔法使い(BIBI)・聖職者で盗賊(?)という青(morita)です。
第1ターン、いきなり上級ルールのイベントが3回、発動します(3キャラがdr6!)。全てのモンスターや悪の軍勢に有利な混沌の嵐、強力な独立NPCが居座る湖、強大な巨人族が発生します。混沌の嵐は次ターンに収まったからいいものの、他はとても初期キャラでは対抗できず。特に巨人族は、我がもの顔で大陸西部を闊歩することに。
そこでも、緑(風見鶏)がジャイアント・スコーピオンを倒し、レベル2にアップします。さらに、カリスマを上げた効果で、NPCのクレリックが加わり、早くも3人パーティを結成します。
上級魔法使いの紫(mitsu)と黄(BIBI)も、下級モンスターを強力な魔法で吹き飛ばして、順調にレベルアップをしていきます。
ついていなかったのが青(morita)で、ダンジョンに入るも蛻の殻やスペシャルダンジョンが多く、成長できない期間が続きます。全般的に、異様にクエストが多かったのも、響きます。
それでも、各人がそこそこのレベルアップを遂げた中盤、信じられないイベントの嵐が。黄(BIBI)が「動乱の年」を出すと、さらに「動乱の年」と「運命の年」が重なり、巨人族やらオークやら、7つのイベントが発生。紫(mitsu)は「運命の年」を当てると、なんとさらに2回の「運命の年」で、のべ9つのイベント!雪の女王やリッチの軍勢、ドラゴンと、1ターンで延べ16のイベントとは、どうなっているじゃい?!特に、北の孤島はアンデッドに、リッチの軍勢に、雪の女王(隣接しただけで軍隊は損耗!)と、誰も踏み入れられない危険地帯に。
このままでは、怪物に大陸を乗っ取られると危惧した各陣営は、一斉に旗揚げをします。廻りの中立エリアを攻めて、国力を上げようとしますが、時期がやや尚早で、それほど、軍隊数が揃えられなかったため、中立軍相手に負けが込む展開に。魔法軍団を揃えていた紫(mitsu)と辺境で慎重に攻める緑(風見鶏)が、多少、消耗しながらも勢力を拡大します。
ある程度の軍勢を維持している紫(mitsu)が、最も質の悪いオーク(毎ターン2ユニットずつ増加)を攻めます。上級魔法使いの自身を含め、3人の魔道士が攻撃魔法を連発し、多少の損害と引き換えに、これを全滅させます。
一方、大陸を徘徊していた巨人族が、やっと軍隊再建のなった黄(BIBI)に襲いかかります。通常攻撃では1を出す以外ない厳しい戦いでしたが、上級魔法が炸裂し、軍隊指揮を全て攻撃に回して、これを討ち取ります。
こうなれば、多少、危険でもと、緑(風見鶏)が強引にスペシャルダンジョンに入り込み、メデューサを倒して、アイテムをゲット。
紫(mitsu)もNPC1人を生け贄にして、邪教徒を北の孤島に送り込みます。そして、最後のクエスト「混沌の卵」を密かに火の山に捨てに行きましたが、ドラゴンに見つかって死闘の末、パーティ全滅。ここで、ゲームエンド。
緑(風見鶏):3点
黄(BIBI):0点
青(morita):-1点
で、クエスト3枚を達成した紫(mitsu)の勝利でした。
①潜伏状態でない(通常の発見状態の)キャラ(パーティ)は、敵や中立軍勢からの攻撃を受ける。潜伏状態のキャラ(パーティ)は、敵や中立軍勢に捜索を受け、発見されると、攻撃を受ける。なお、中立軍勢や反乱軍は、初期フェイズに(軍隊戦闘がなければ)同じエリアにいるキャラ(パーティ)を捜索すし、発見すれば、攻撃する。
②中立軍勢も、戦闘時には仮の指揮官(ただし、魔法能力はなし)を決める。
巨人族やオークのいるエリアに進入しても(されても)攻撃をしませんでした。これらに見つからないように、となると、大陸中を魔物が闊歩しまくる「ミニミニ魔法帝国」や「魔法帝国の興亡」シナリオは、かなり激しい展開になりそうです。
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