続いて、str会長が到着したので、mitsu・にし・morita・strの4名で、風変わりRPG「Dr.MICRO」(バンダイ)をプレイしました。ゲームについては、以前の記事をご覧ください。いわゆるマスター付きのゲームブックで、せっかく茨城化に行ったネタにしようと、準備をしていきました。
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 第1回戦は、演習のストーリー・ダイジェストです。担当は、キャプテン(str)・パイロット(morita)・ドクター(mitsu)・ナース(にし)です。
 いきなり、パイロット(morita)が遅刻します(よく発進できたものだ)。パイロット(morita)はミクロ化すると、注射器内のサブマリンに接近します。ここで、キャプテンが受け入れ、実質上のゲームスタートに。
 相変わらずのブラウン運動に悩まされ、ドクター(mitsu)が治療にもたついたため、クルーは若干、負傷します。が、2回目の治療drに成功し、ラスト判定へ。
 ここで、キャプテン(str)が見事、1を出し、任務に成功しました。「以上、訓練終了。ご苦労様でした。」珍しく(?)スムーズな滑り出しです。
 続いて、2回戦はS1「頸動脈から大脳へ」です。担当は変わらず、キャプテン(str)・パイロット(morita)・ドクター(mitsu)・ナース(にし)です。
 序盤、体内に入った途端、サブマリンは頸動脈流に呑み込まれ、さらに白血球の体当たりを受けて、クルーは結構な負傷をします。そのまま、白血球に呑み込まれますが、ナース(にし)がdr戦に勝利し、脱出します。
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 一時的に毛細血管内に待避したミクロ・サブマリン内で、治療により、クルーが体力を回復します。
 頸動脈内に戻って大脳へ進むサブマリンに、故障が発生。艇体が破損し、浸水が起こります。やむなく、ドクター(morita)とナース(str)が艇外に出て修理をします。成功した途端、今度は抗体が襲いかかってきます。が、抗体が少数だったため、なんとか艇内に逃げ込めました。
 再び、頸動脈に乗って、目的地の大脳へ。ついに細菌カプセルを発見しますが、ここでカプセル防衛のため、ミクロ・ロボット(未確認有害物体)が向かってきます。キャプテン(str)はレーザーメスを使った攻撃を指示しましたが、あまりにハードルは高かった(1d10+1d6:1d6)!
 結果、ミクロ・ロボットが体当たりして、自爆。ミクロ・サブマリンは木っ端みじんに吹き飛び、ゲームエンド。う~む、あと一歩まで行きましたが、やっぱり高難易度です。
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 このままでは終われないので、3回戦はS2「心臓から肺へ」です。担当をシャッフルし、キャプテン(にし)・パイロット(mitsu)・ドクター(morita)・ナース(str)です。
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 体内に入った直後、いきなり、生命維持装置が故障します。キャプテン(にし)は艇を安定させるため、司令官に報告して、一時的に患者の心臓を止めます(オイオイ、そんなことしていいのか?!)。艇内の温度が上がりはじめ、キャプテン(にし)は、ナース(str)に修理を命じます。
 が、これが酷かった!1d10:1d6とはいえ、悉く、ナースがdrに失敗。その回数、なんと、13回!全員が26ダメージ以上を喰らいます。ん?!それだけ、生命維持装置が直らなかったら、普通、患者もクルーも死んでるだろう!(笑い)。
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 ともあれ、なんとか、成功した一行は、目の前に細菌カプセルを発見!Dr.MICROチームは、追跡を開始します。
 細菌カプセルは血液の流れに乗って、三尖弁を通過し右心室へ。と、ここで患者の心臓が活動を再開します。猛烈な奔流に巻き込まれ、クルーが負傷します。パイロット(mitsu)こそ-4HPでしたが、キャプテン(にし)は-16HP、ドクター(morita)は-32HP、ナース(str)に至っては-64HPと、もはや失神寸前に。
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 それでも追跡を優先するキャプテン(にし)は、治療を行わず、カプセルを追いかけます。なんて、冷たいリーダーだ。
 が、その甲斐あって、肺で細菌カプセルに追いつきます。カプセルは毛細血管に引っかかっています。と、ここで再び、肺動脈の急流!全員が-5HP を受け、ゲームブックから「うめき声を上げてください」の指示!全キャラが苦しそうに「う、う、う・・」と演技します(50過ぎた大の大人が・・・笑い)。
 細菌カプセルは、これで再び動き出し、極毛細血管内に入り込みます。膜壁があって、ここにはサブマリンは入り込めません。キャプテン(にし)は、自分以外の3人に艇外活動を命じます。「えっ、キャプテンは?」「私は、司令部からの連絡があるから」「・・・・」他の3人はキャプテンに非難の目を向けながらも、やむを得ず、艇外へ。
 と、急にサブマリンが発進し、3人を置き去りにしてしまいます!!そう、キャプテン(にし)こそが、テロリストの一味だったのです!クルーの治療をしないあたりから「前兆」があったんですね~(全くの偶然でしたが)。ああ、最悪のバッド・エンド!!が、みな、大笑いでした。
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 こりゃ、パンデミックのアルマゲドン・モード並みの難易度です。今まで、本シナリオを4回対戦しましたが、全て、失敗。ソロでも3戦して1回しか勝っておらず、その成功率は1/7程度です。
 これだけ厳しいと「もう、やらない!」となるかと思いきや・・・人生の風雪に耐えてきた茨城会のみなさんには、違った意味で受けていました。
 「はたらく細胞が受けている今なら、再販、行けますね」とか、「サブマリンと敵対キャラ(白血球や未確認有害物体)は、リアルなフィギュアにしよう」とか、挙げ句の果てには「会員の医療関係者にお墨付きを貰えば、売れますよ!ドクターも絶賛!!」とか、盛り上がること!
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 と、これに刺激を受けたstr会長が、一言。「自分もDOシリーズの『源氏物語』を持ってます、次回に持ち込みます。」いやー、遠征の一見ネタのはずが、思わぬ波及効果に(笑い)。また、ちはら会名物B級アイテムに、どうぞ、おつきあいください(笑い)。