今月のソロプレイ第2弾は、かつてバンダイが発売していたイメージDOシリーズの「Dr.MICRO」(バンダイ)です。内容は、 ゲームブックタイプのRPGでして、プレイヤーは、ミクロ化技術でDr.MICROという医療チームになります。ミクロ・サブマリンに乗って、患者の体内に入り込み、直接、脅威の除去を試みます。全てのシナリオはバイオテロを受けた有名政治家を救助するという設定です。そう、古典的体内探険映画の「ミクロの決死圏」のパクリです。
66897
 特徴は、リアルタイムRPGということ。つまり、実際の時間で設定期間を超えると、脅威の除去に失敗し、敗北となります。また、プレイヤーの中には1名、敵のスパイが潜んでいて、任意に正体を明かして、妨害を行います。一応、5名がお勧めですが、先のゲームブックということもあって、ソロ(!)もできるそうですが・・・。
 今回は、記録を取りながらなので、時間制限なしでプレイしています。
 また、プレイしやすいように、ちはら会謹製のミクロ・サブマリン状態表とHP表、マーカーを自作しました(こんな手間をかける価値があるかどうか、とこまいふさんに笑われそう)。
DR.MICRO
 まずは、初心者向けのシステム習熟のストーリーダイジェスト・シナリオで、出動訓練です。
 第1戦、Dr.MICROチームが出動しますが、ランダム決定で1名が遅刻します。今回はドクターが遅刻し(体力-50)、慌ててミクロ化。追加投入で活動服を着て、注射器内に進入します。キャプテンの指示で、無事にミクロ・サブマリンに乗り込みます。
 この直後、注射器内でブラウン運動が発生しますが、ドクターの的確な指示でなんなく乗り切ります。
 ここで、司令官から無線が入ります。「何をもたもたやっていた。患者死亡!(想定)」。う~ん、ここで1d6して1を出さないと、全て失敗に。はっきり言って、制限時間は関係ないゾ!
全景
 悔しいので、第二戦に。今回は、ナースが遅刻し、同じく遅れてミクロ・サブマリンで合流します。ブラウン運動をドクターの指示で乗り切りますが、最後のdrを失敗し、「患者死亡!」。子供向けのミニアイテムと思っていただけに、妙に悔しいです。
 ちはら会名物「勝つまでやるぞ」と第三戦に。ここでは、なんとキャプテンが遅刻!って、出発できないじゃんと思いきや、トランシーバーによる指示でお咎めなし。他のキャラだとVP-100点なのに、「全て冗談でした」とは、キャプテンだけ甘すぎないか?!
 ともあれ、ブラウン運動を1回は失敗するものの、2回目で乗り切り、最終drへ。見事に1を出し、「以上、訓練終了。ご苦労様でした。」とクリアできました。