続いて、前回のちはら会でプレイした傑作カードゲーム「世界の七不思議」(HJ)を対戦しました。第一戦は、エフィソス(mitsu)・オリンピア(Tommy)・ロードス(BIBI)です。 
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 序盤、軍事力で勝るロードス(BIBI)が戦争を仕掛け、軍事VPを得ます。エフィソス(mitsu)は、後に備えて、資源開発に精を出します。オリンピア(Tommy)は、市民建造物を建築し、最後の世代に備えます。
第2世代
 後半、ロードス(BIBI)は、リソース不足から組み合わせが上手くいかず、文化の3種を集めるも伸び悩みます。オリンピア(Tommy)は、さらに建造物ラッシュを掛け、VPを積み重ねます。が、最後に物をいったのは、他のプレイヤーのカードでVPを得るギルド。タイミングよいカード廻りに助けられ、3枚のギルドを抑えたエフィソス(mitsu)が、他を振り切って70点台で勝利しました。
終了時
 コツを掴んだところで、第2戦に。陣営は、ハリカルナッソス(Tommy)・バビロン(mitsu)・ロードス(BIBI)です。
 第1世代、ロードス(BIBI)はやっぱり軍事を固めると、開発の可能性を広げる市場に向かいます。バビロン(mitsu)は自前の材料の確保に走り、ハリカルナッソス(Tommy)は早くも文化系を集め始めます。
第1世代
 第2世代、バビロン(mitsu)は軍事力最下位を嫌って、矢場を作り、ハリカルナッソス(Tommy)を軍事力で逆転します。が、これで開拓を圧迫され、あまりつながりのない市民建造物がやっと。この隙に、ハリカルナッソス(Tommy)は文化を開きまくります。
第2世代
 第3世代、バビロン(mitsu)はガツガツ、建造物を積み重ねますが、カード巡りに恵まれたハリカルナッソス(Tommy)は、のべで8枚(!)という文化系を集め、圧倒。軍事と資金のロードス(BIBI)と満遍なくVPを重ねたバビロン(mitsu)を抜き去り、ハリカルナッソス(Tommy)が36VPの文化得点で勝利しました。
第3世代
 ここまで来たら、もう一戦と、第3戦に。陣営は、アレクサンドリア(mitsu)・ハリカルナッソス(Tommy)・ロードス(BIBI)です。
 三度連続でロードスになったBIBIさん(確率0.29%!)は、これが私の生きる道と、軍拡に入ります。もとより、都市の発展で強力な軍事力が約束された隣人に張り合っても仕方がないので、ハリカルナッソス(Tommy)は交易で可能性を広げ、アレクサンドリア(mitsu)は市民建造物に走ります。
やっぱり、ロードスは軍拡
第1世代
 第2世代、これでもか!とハイスタックな軍事力のロードス(BIBI)に対し、アレクサンドリア(mitsu)は6枚の建造物で対抗。ハリカルナッソス(Tommy)は、市場を拡大するとともに、前回に味を占めた文化系を揃え始めます。
第2世代
 そして、最後の第3世代、3都市はギルドを分け合いながら、最後まで、軍事・建築・文化を突き詰めます。結果、軍事力はロードス(BIBI)が最大の18VPをゲットしたものの、7枚の建造物で36VPと15金を手に入れたアレクサンドリア(mitsu)が勝利となりました。
終了時
 う~む、軍事力は一見、目を引くけれど、民衆への市民サービスと積み重なった文化の方が上というあたりが、デザイナーの見識なんでしょうね~。ファミリー系としても高い評価を得た一端が、垣間見えました。