今月のソロプレイ第1弾は、「わが青春のアルカディア」(バンダイ)から宇宙船選択ルールです。これは、通常の戦闘ルールに変わるもので、いわゆる艦艇ユニットを用いた砲撃戦です。
 各艦艇は、自軍砲撃フェイズに使用可能な武装で砲撃ができます。命中結果表で砲撃距離に応じて1d6して、0-4までの命中関数を出します。これに、砲門数をかけて、命中弾数を決定します。例えば、前方射界に8砲門を持つアルカディア号が、距離2-3で砲撃すると1/2-2の関数により、4発から16発(!)までの命中となります。ちなみに、ハーロックはdr-2、エメラルダスはdr-1できるため、相当有利です。
 命中弾を受けると、命中位置判定表でどこに当たったかを決め、該当の武装・艦橋・船体・機関ボックスが損害を受けます。艦橋に命中すると、クルーが損害を受け、1/6の確率で艦長が戦死し強制離脱となります。生き残っても、以後の命中drが+2となります。機関はその分だけ、移動力が減少し、船体は耐久力0になると撃沈されます。
 数回、練習をしましたが、砲撃は命中drによって影響差が大きく、ヒット位置によってペナルティにも差が出ます。ハーロックとエメラルダスは、ダイスが走ると、相当、凶悪です。
 第一戦は、史実のハーロックとゼーダの一騎打ちです。セットアップは、アルカディア号が中央で、襲撃側のスターザット号はその背後の1から登場します。
T0
 第1ターン、先攻のスターザット号が発砲し、遠距離ながら2発の命中弾を出します。が、装甲に弾かれ、損害なし。
T1 イ軍砲撃 
 アルカディア号は敵が死角になっているため、旋回をして、最も火力を発揮できる艦首を向けます。
T1レ軍 砲撃位置を取るため、旋回
 第2ターン、スターザット号は接近して、5へクスで砲撃を行います。が、なんと、命中判定で6を出し、命中弾はなし(関数0)。このままでは危険と、盤端に移動し、敵から距離を取りますが・・・。
T2イ軍 8門斉射も、まさかの外れ
 「砲撃開始!」アルカディア号は中距離にもかかわらず、トチローの照準で正確無比な砲撃を実行します。命中弾は、なんと16発!スターザット号は撃沈さえ免れますが、艦橋に2発の砲弾を喰らい、また、動力炉も貫通され、全ての機関を失います(移動不能)。
T2レ軍 アルカディア号の斉射!
 これを見たハーロックは、大きく舵を切ると、死角となる敵後方に突進します。すでに移動手段を失ったスターザット号は、一方的に砲撃を受けるだけとなり、ハーロックは敵に通信を入れます。「すでに勝敗は付いた。これ以上の戦いは、無意味だ。」
ア号が背後に回り込み、勝負あり
 スターザット号では総員退艦を発令し、次々と乗組員が艦を離れます。最後に残ったゼーダが感謝のモールス信号を送った直後、スターザット号は爆発し、火球と消えました。  今回は、drが触れすぎて、極端な展開になりましたが、スターザット号も船体数はアルカディア号と同じで、側面火力なら同等であり、drによってはよい勝負になりえます。