今月のソロプレイ第3弾は、同じく「ミッドウェイ海戦」(Bonsai Games)の練習シナリオ「飛龍奮闘す」です。アメリカ軍の奇襲を受け3空母が撃沈され、唯一、生き残った飛龍が航空隊の消耗と引き換えに、ヨークタウンに1ヒットを与えた状況です。
登場戦力は、飛龍と零戦×2、99艦爆×1、97艦攻×1のみ(全てステップロスした航空機で)。対するアメリカ軍は、空母3隻にF4F×6ユニット、SBD×6ユニットと3倍の戦力であり、圧倒的です。
日本軍が勝利するためには、全ての敵空母を撃沈しなければならず、事実上、不可能に近いです。
第3ターン、日本軍が接近戦を挑んだことに対し、アメリカ軍もカードの指示で接近に。AOPは両軍とも最大の4となります。まず、アメリカ軍の航空移動ですが、攻撃部隊は格納庫にいるため、1戦闘機をCAPに上げて、残りは出撃準備を行います。
ここで、アメリカ軍の航空隊が3派による攻撃を行います。日本軍も零戦のCAPでF4Fを撃墜しますが、対空砲火は当たらず。SBDが急降下爆撃を行い、飛龍の甲板に1ヒットを与えます。が、第二派のSBD単独攻撃は対空砲火で撃墜され、第三波のSBD攻撃は当たらず
続いて、アメリカ軍の第二次攻撃が来ます。これも零戦の奮闘で第一波のF4Fを撃墜し、SBDは対空砲で火を噴きます。が、これ以上の迎撃は不可能で、2派、3派の攻撃は一方的に。が、奇跡的に爆撃drが外れ、飛龍は生き残ります。
ターン終了間際、日本軍は唯一、残っている99艦爆で攻撃を行いましたが、ああ、強力な対空砲火を浴びて、撃墜。これにより、攻撃の手段を失った日本軍に勝ち目はなく、敗北が確定しました。
そして迎えた第5戦。日本軍は思い切って、防御に徹してその後に反撃を試みる作戦に変更します。これでも相当不利ですが、敵の航空機を漸減できれば、まだ、勝負になるかも。
前半、この作戦が奏功し、零戦によるCAPでF4Fの3ユニットを撃墜します。護衛戦闘機の庇護を失った攻撃機が脆弱になり、対空砲火がよく当たって、なんと4ユニット(全攻撃機の2/3)を撃墜することに成功します。
ターン終了間際に対空砲火の弱いヨークタウンを飛龍艦爆隊が攻撃しますが、残念ながら当たらず。このままではサドンデスになるので、潜水艦を使って、ヨークタウンを撃沈することに成功します。これで戦闘は二日目に。
ターン終了間際に対空砲火の弱いヨークタウンを飛龍艦爆隊が攻撃しますが、残念ながら当たらず。このままではサドンデスになるので、潜水艦を使って、ヨークタウンを撃沈することに成功します。これで戦闘は二日目に。
第6ターン、再び、アメリカ軍の攻撃になりますが、すでにF4F戦闘機を消耗し尽くしており、TDF単独の雷撃に。護衛もなく突っ込んでくるアヴェンジャーを対空砲火で撃墜し、アメリカの攻撃機を全滅(!)させます。
第7ターン、あとは、日本軍の攻撃が成功するかどうか。残存AOPを考えると、2回の攻撃がギリギリ。飛龍座乗の山口多聞は決死の攻撃隊を送り出しましたが・・・ああ、命中なし。
これにより、通常の勝利条件判定となり、4VP差でアメリカ軍の勝利となりました。
最後のチャンスは、第8戦でした。すっかり定番となった日本軍の防御優先作戦がうまくいき、第3ターンでSBD3ユニットを撃墜します。さらに薄暮攻撃で夜間着陸となり、アメリカ軍はF4FとSBD各1ユニットを失います。イベントによる潜水艦攻撃でヨークタウンが沈み、ゲームは続行。
最終第7ターン、日本軍は黎明攻撃で損傷しているホーネットを狙い、見事に撃沈!が、攻撃できるのはあと1回。無理を承知で、護衛なしで雷爆連合隊を送り出します。これが2ヒットを与えられれば、初勝利だったのですが・・・F4FのCAPに99艦爆が食われ、猛烈な対空砲火で97艦攻も撃墜。不沈艦エンタープライズは沈ます、日本軍の敗北となりました。これが一番、惜しかった。
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