週末は再開した茨城会に行きたかったのですが、業務上、準禁則となってしまい。かわりに、BIBI さんと自宅オフ会を行いました。
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 こちらは、BIBIさん持ち込みの「ORGEカードゲーム」。千葉会一門掲示板のファンファン・レス(?!)に刺激を受け、ホバーが出てくるならオーガ、と掘り出してきたとのこと。単なる弱小ユニットのお尋ねレスが、ここまで広がるとは(笑い)。
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  この日の緒戦は、強化アイテムの「トワイライト・ストラグル日本語版」(GMT)です。一通りの確認インストをした後に、ソ連邦(mitsu)対アメリカ(BIBI)で対戦します。
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  第1ターン、まずはVPの高い欧州で、激しい駆け引きとなります。アメリカが「マーシャル・プラン」でリードすれば、ソ連邦はイタリアでのクーデターで対抗。西側はなんとかイタリアを死守したものも、積極的な軍事行動によりソ連邦が4VPとなります。
T1 欧州の攻防
 第2ターン、西側はヘッドラインで「NATO」を実行し、とりあえず、共産主義の浸透を止めます。ならば、戦場はアジアと、ソ連邦は「チャイナ・カード」でアフガンと韓国に影響力を置くと、「朝鮮戦争」を仕掛けます。、惜しくも成功ならずも、こちらに敵のリソースを引きつけます。
 第3ターン、ソ連邦は「印パ戦争」と「中東戦争」を連続して仕掛け、共に成功します。これにより、アジアでは両陣営が拮抗し、中東ではソ連邦がリードします。この積極的な軍事行動により、VPは一気に15点に。
T3
 第4ターン、これに焦燥したアメリカは、東南アジアで積極外交に出て、タイから南を西側の支配とします。と、ここで東南アジア得点カードを切って、VPを若干、押し戻します。が、ソ連邦は矛先を中東に変え、イラクとエジプトを支配下にして、この地域の優勢を保ちます。
T4
 第5ターン、アジア重視の西側は、敵のクーデターを防ぐため、「キューバ危機」でデフコンを下げ、自分は「原子力潜水艦」で無反応クーデターを行い、パキスタンのソ連支配を切り崩します。これにより、アジアでの優勢体制を維持します。
 一方、東側はVPエリアの拡大に伴い、アフリカ、中南米に先手を打って、支配を広げます。また、ホットゾーンの欧州では、「SALT」で回収した「ドゴール主義」を実行し、フランスを赤化してしまいます。
T5 欧州でフランスが赤化
 第6ターン、お互い、このターンのカードは敵陣営のものばかり。共に被害を最小限に抑える手を打ったため、情勢は変わらず。が、第三世界の得点カードが続いたことで、VPは再び、ソ連邦が15点に。
T6 冷戦はアフリカと中南米へ拡大
 いよいよ、中盤最後の第7ターン、ここを凌げば、西側にも強力なカードが来るはずでしたが・・・あまりにもあんまりなカード巡りに。得点カードが3枚に加え、中立の2枚を除き、全てソ連邦イベン!直前の中米の得点等でソ連のVPは19点にまで達し、もはや、挽回は不可能ということで、アメリカの投了になりました。
T7 あまりのカード巡りの悪さに、アメリカ投了
 各地域で優勢を維持しながら、積極攻勢で軍事行動を拡大したことで、ソ連軍の寄り切りとなりました。が、アメリカも初プレイとは思えない決死の凌ぎで、簡単には土俵を割らず、終盤直前まで持っていったのは、さすがです(自分が初プレイの時は、第5ターンで投了でした)。
 マトリックスは多いですが、(ウォーゲームではない)政治闘争を描いた傑作CDSの評判通り、実にプレイし甲斐があります。みなさん、いつでもインストしますので、しばらく、お付き合いを。