今月のソロプレイ第6弾は、幕末維新アイテムから「会津戊辰戦争」(WGJ)です。ベーシックは「長篠システム」と呼ばれるカードドリブンです。
 プレイヤーは自分の手番に1枚カードを使って、1スタックの活性化か自軍イベントを行います。それ以外に、強制イベントがあり、カードは両軍共通です。移動については、敵ユニットがいるか、障害地形に入ると停止します。
 敵味方が同じエリアにいれば、自動的に戦闘が発生します。ユニット数だけdrして戦闘値以下が出れば。1ヒットとなります。市街地・峠攻めは戦闘力-1となります。城は戦闘力-1と同時に、受けたヒットが1/2に。生き残ったユニットは、任意で撤退か次ターンの継戦を選びます。
 兵力としては、奥羽列藩同盟軍の方が数は多いです。ただし、10ユニットは会津若松城にあり、かつ、ほとんどが1ステップのみです。対する新政府軍は数は少ないものの、11ユニットが2ステップを持ち、かつ指揮官も、自動命中2発という強力無比な伊地知や2ユニットの攻撃をふり直せる山縣など、かなり有利になっています。
T0
 作戦としては、新政府軍は、白河城攻めと新発田-村松ルートが基本です。ただし、史実では一撃で墜ちた白河城もdrによっては、終盤まで持ちこたえることも。
 奥羽列藩同盟軍としては、まずは白河城での抵抗を試み、その後は会津若松を取り囲む各峠での防御となります。新政府軍には自動勝利となる「錦の御旗」イベントもあるので、可能な限り、会津市街地には進入させないようにしたいです。
 第1ターン、新政府軍は「西郷隆盛の知略」を使い、新発田藩を降伏させ、村松を陥落させます。奥羽列藩同盟軍は編成を使って、西側の三砦に守備隊を送ります。
t1
 第2ターン、そのまま、新政府軍は勢いをかって、会津外郭陣地の柳津を攻めます。これに対し、奥羽列藩同盟軍は逆襲カードで、最優秀の山川隊を送り込みます。激しい戦いの結果は、新政府軍2:奥羽列藩同盟軍1の損害で、奥羽列藩同盟軍が峠を守り抜きます。
T2
T2終了時
 第3ターン、正面の柳津と白河城ともに堅いとみた新政府軍は、搦め手からの間接アプローチとして、浅川攻めをします。ここには、敵が1ユニットしかいなかったので、難なく占領します。奥羽列藩同盟軍は、代わりに白河城に防御陣地を築き、ここを強化します。
T3
 第4ターン、新政府軍はそのまま、白河城の背後をつき、大平口へ。奥羽列藩同盟軍は、鶴ヶ城から5ユニットを移動させ、会津市街地を固めます。
T4
 第5ターン、新政府軍は「総攻撃」を使い、2カ所で強襲をかけます。まず、柳津で第二次攻防戦が起こり、共に1ユニットずつが損害を受けます。
T5 第二次柳津攻防戦
 もう1カ所は、本命の白河城で、自動的に2ヒットを与えられる伊地知正治指揮で、薩長連合5ユニットが強襲をかけます。ところが・・・ここで、奥羽列藩同盟軍が「狙撃」。先頭に立つ伊地知を、山本八重のライフル銃が撃ち抜き、戦死!これで勢いを失った薩長軍は、わずかに敵1ユニットを除去するのが、やっとでした。
T5終了時
 第6ターン、なんとか白河城を落としたい新政府軍は、地形修正を無効にできる「機略」を使いますが、ああ、drに恵まれず、ともに1ヒットのみ。返す返すも、伊地知を失ったのが大きい。
T6 白河城攻め
 第7ターン、西軍の引いたカードは「米沢藩参戦」。奥羽列藩同盟軍は、「徹底抗戦」でこのターンも白河城を守り抜きます。
 第8ターン、西軍は「補充」を使って、板倉隊の回復を行います。また、白河城攻めも損害を受けながらも、あと一歩まで行きますが・・・。
T8
 第9ターン、ここで会津諸隊が白河城に到着。5回目となる会戦は、新政府軍の一方的な3損害となり、やむなく、撤退に。
T9
 第10ターン、このままでは勝利はないと判断した新政府軍は矛先を変え、手薄になった二本松城を強襲します。が、二本松少年隊の奮戦もあってか、共に損害なし。また、「分進合撃」で合わせて柳津を攻めますが、こちらは新政府軍が4ヒットを受けます。
T10
 第11ターン、ああ、イベントは「会津の冬」。なにもできず、時間だけが過ぎていきます。
T11
 最終第12ターン、新政府軍は切り札の「錦の御旗」を投入し、ついに白河城を陥落させますが、二本松城は墜ちず。
T12
 結果、新政府軍のVPは2点で、奥羽列藩同盟軍の士気は3のため、奥羽列藩同盟軍の勝利となりました。
 よりによって最強の指揮官伊地知が狙撃で瞬殺されたり、戦闘drが優れずかつ細かな戦術的ミス(柳津攻めの部隊を南部に後退させ、南から峠を攻める手を忘れる)があったりしたことが、敗因でした。
 ただし、数戦のソロ演習では、史実同様に、隙を突いて会津盆地に突入した新政府軍が「錦の御旗」でこれを制圧し、そのまま、圧勝したこともあり。手札の廻りと投入のタイミングによるので、バランスはそこそこかと感じました。