今月のソロプレイ第二弾は、「MINSK1941」(GJ)です。何度か、触れていますが、今年はバルバロッサ作戦80周年ということで、こちらを多めにプレイしたいと思っています。
 「MINSK1941」(GJ)は、天津老師デザインのシンプルなアイテムです。クォーターマップで、基本システムは移動-戦闘のみ。特徴は、ドイツ装甲軍団のみ、最大3へクスの戦闘後前進ができる点とソ連軍の狙撃兵軍団がアントライドであることくらい。
T0
 若干、変わっているのが戦闘システムで、解決は1ユニット同士で行い、戦力分のdrをして、1が出ればヒット。同数で引き分け、1差で退却、2差以上で壊滅です。ドイツ軍の装甲軍団と自動車化軍団が6戦力で、ソ連軍は0から4戦力までの狙撃兵軍団と1戦力の戦車軍です。よって、平均的なdrでは、正面攻撃での壊滅は難しく、うまく戦闘後前進を利用して、包囲することが基本になります。
 第1ターン、ドイツ軍は北から南まで8カ所で攻撃をかけます。が、drが整わず、逆にソ連軍の奮闘もあって、このターンに除去できた敵はわずかに1ユニットのみ。しかも、4カ所で膠着と、かなり厳しいスタートになります。
T1 バルバロッサ開始
 ソ連軍は逃げ切れない狙撃兵を犠牲部隊として、全体を後退させます。
T1終了時
 第2ターン、ドイツ軍は逃げる敵を捕捉し、5カ所で攻撃をかけます。1カ所でDEが出たので、3へクスの戦闘後前進を生かして敵を包囲し、もとから包囲可能だった場所と合わせて、3つの戦闘で敵を殲滅します。が、南の1戦力の狙撃兵軍団への3個装甲軍団・自動車化軍団の攻撃は、ソ連軍の奮闘で膠着に。
T2D 1戦力の狙撃兵軍団が奇跡の防衛
 ソ連軍は前線から撤退と後方から駆けつけた戦車軍団をスタックさせ、可能な限り厚い防衛線を引きます。
T2
 第3ターン、敵の前線が強化されたため、突破しにくくなりましたが、ここが勝負とドイツ軍は装甲軍団で強襲をかけます。幸いにして、北部中央部で3戦力+戦車1戦力の強敵をDEに!ここから浸透した装甲軍団が、敵の1個スタックを包囲します。
T3D
 北部での前進防御か、後のことを考えた撤退か。ソ連軍は悩んだあげく、北部戦線を後退させます。
T3D終了時 突破成功!
 第4ターン、ドイツ軍は包囲下の敵スタックを撃破する一方で、機動力を生かして、北部を疾走します。戦線が拡大し部隊が足らなくなったソ連軍は、やむなく、ミンスク近郊に撤収します。
T4
 第5ターン、最終目標の突破へクス及びミンスクに向けて、ドイツ軍は全域で攻撃をかけます。うち、最北の狙撃兵軍団が0戦力!すかさず、戦闘後前進で、突破へクスに隣接します。また、これにより前線の1個スタックが包囲され、執拗な攻撃により、全滅します。
T5D
 もはや後がないソ連軍は、南部から部隊を回そうとしますが、移動力が足らず、ミンスクと突破へクスに1部隊ずつを置くのがやっと。
T5
 第6ターン、ソ連軍の最終防衛線に対し、9つの装甲・自動車化軍団が襲いかかります。最も脂の乗ったドイツ軍の電撃戦の前に、突破へクス、ついでミンスクが陥落します。また、南部では正面攻撃で1個スタックが崩壊します。
T6D
 それでも、諦めないソ連軍は、圧倒的不利を承知で最後の反撃を試みます。奪われた突破へクスとミンスクに、半分以下の戦力で突撃を実施しましたが・・・結果は、ドイツ軍の装甲戦術の前に、逆襲を受け、全滅。史実より1ターン早い、終了でした。
T6S 反撃も実らず
終了時
 後知恵ですが、ソ連軍は第3ターンで前進防御をする手もあったかも。ただ、次ターンに突破が決まると、多くの部隊が消滅しかねず、難しいところです。
 流れだけ見ると、ドイツ軍の圧勝でしたが、以前のプレイではdrが平均となり、ソ連軍の戦線を破れなかったこともあります。慣れれば、1時間程度なので再戦もできるので、ノービスではじめて独ソ戦をする人やベテランが時間調整にプレイするにはいいかも。