続いて、今月のソロプレイ第4弾は、WWⅡ戦闘級アイテムの「TANKS+」(CMJ)から東部戦線シナリオ2「エレファント」です。クルスクの戦いの北部戦線を描いたもので、この時期では最強の対戦車自走砲フェルデナントが登場します(だったら、表題もこちらかしら?!)。
 TIGERⅠが十分に怪物扱いだった時期に、フェルデナントはクーニッヒ・ティーガーと同等の対戦車能力と装甲値を誇ります。弱点は回転砲塔を持たないことで、前進射撃ができず、側面に回り込まれると一方的に殴られるだけに。また、重い車体を動かすのに電気駆動(80年早い!)のせいで、移動力は2と最低レベルです。
 よって、フェルデナントの長所を生かして勝負するためには、可能な限り遠距離で砲撃戦を行うしかないでしょう。
 セットアップですが、ソ連軍はどこから敵が現れてもいいように、中央付近に全車輌を配置します。ソ連版パンツァー・カイルか?!
 第1ターン、これを見たドイツ軍は北東端からフェルデナントを進入させ、射撃体勢に入ります。
T1
 第2ターン、ソ連軍は一斉に右に回頭すると、全速力でフェルデナントに突進します。ドイツ軍は満を持した準備射撃で全弾を命中させますが、ああ、一発はT34の被弾経始で跳弾に(まさかの10!)。
T2D
 第3ターン、なおも速度を上げて迫り来るソ連軍の大軍に、フェルデナントが連続射撃を実施。またも全弾命中ながら、一発が跳弾(この距離で貫通できないとは!ポルシェ博士は呪われている?!)。
T3D
 第4ターン、多勢に無勢で零距離に入り込まれたフェルデナントは、3輛を昇天させるも、T34の同一へクス内射撃で2輛が撃破されます。
T4S
 第5ターン、懐に入り込んでいたSU76の零距離射撃で、最後のフェルデナントが炎上。ソ連軍の損害は7輛で、勝利条件を満たしました。 
T5S
  う~ん、シチュエーションはそれらしいんですが、いかんせん、ソ連軍の数が多すぎる!よって、作戦もへったくれもなく、ただ、密集して突撃するだけになってしまい。ちょっとツクダチックかしら?!